祝福家庭の声 「 お母様、以前のお母様に戻ってください。」

お母様、以前のお母様に戻ってください。
島津良太郎

私は、京大CARP出身で、1997年にUTSを卒業しました島津良太郎(36万双)と言います。

私は、昨年10月から大阪のFPA事務局に通わせていただいています。昨年からというわけではないのですが、毎月家庭連合から送られてくる世界家庭などのみ言葉を読んでも全然復活できない日々が続き、毎月、巻末の「サンクチュアリ教会およびUCIを支持する人々の言説の誤り」だけ読んで、「(仮に正しいにしても)批判をしている側の方の論理の方が破綻しているけどな・・・。もっと家庭連合は、分派への批判の仕方を変えないと」と思ったりしていました。

そんな時、サンクチュアリ教会でお母様に対する批判が凄まじく、昨年9月にはお母様を変えるような儀式までされていることを知り、これは子女の道理に反すると思いました。同時に、そのようなサンクチュアリ教会の亨進様をもともと支持していたのはお母様であり家庭連合であったことを思った時、「ああ、もしかして、最初に出て行った顕進様が実は正しかったのではないか」と思い出し、顕進様を支持する会のホームページを見たり、他のブログを読んで、顕進様を支持する側の人たちの主張は首尾一貫していて、理路整然としていると感じ、大阪の事務所を昨年10月に初めて訪問し、12月には相対者とともに韓国でのFPAの創設大会にも参加させていただきました。

サンクチュアリ教会のお母様の批判の仕方は、決して受け入れられません。お母様の偉業は偉業として認めないといけませんし、私たちが批判することなど絶対にできません。しかしながら、お母様の偉業は偉業として認めつつも、お母様が立たれている現在の位置が非常に危ういものであり、子女としてそのまま見過ごすこともできないものであると感じるのです。

そこで21日間の条件祈祷を終えるにあたり、私はお母様の偉業と現在の問題点について、大変僭越ながら感じるところを書き綴りたいと思いました。

1.真の御父母様の最大の偉業は、真の家庭を地上に誕生させたこと

イエス様は33歳の若さで十字架にかかり、家庭を築くことができませんでした。そのため、キリスト教徒は、霊界におられるイエス様を霊的に2,000年間慕ってきました。しかし、2,000年後、真のお父様とお母様が地上に肉親をもって誕生され、再び真の父母として立ってくださったので、私たちは堕落人間なのに祝福を受け救いを受ける考えられない恵みに授かることができました。お母様の偉大なる勝利があったればこそです。

お母様の最大の勝利は14人もの子女を地上に残されたことです。お母様が地上に来られたこと自体ももちろん尊いことですが、それ以上に尊いのは真の子女様を地上に誕生させられたことです。お父様・お母様がいくら偉大でも、地上に永遠におられるわけではなく、いつかは霊界に行かれます。

子女は父母の姿を見て成長するものです。霊界に行かれた10代前の先祖のお祖父ちゃん・お祖母ちゃん、1000年前に霊界に行かれたお祖父ちゃん・お祖母ちゃんを見て育つわけではないです。

アダムとエバが堕落しなかった場合を、考えてみてください。アダムとエバが霊界に行った後でも、アダムとエバのことを1000代も後の子孫である私たちがずっと崇拝していなければならなかったでしょうか? アダムとエバが完成していれば、そのあとのカインとアベルも理想家庭を築いていたでしょうし、カインとアベルの子女も一つ前の世代である親のカインとアベルと同じような親になれば、おのずと理想家庭を築いていたことでしょう。

お父様のみ言葉にありますように、過去・現在・未来を代表する三世代が同居し、四位基台を形成すれば、それで創造理想の完成です。お父さん・お母さんとの間に父母の愛・子女の愛を結び、兄弟姉妹の愛を築き、祖父母が孫を愛し、孫が祖父母を愛するような家庭が出来上がれば、四位基台は完成していたはずです。何代も前のアダムとエバのことを考える必要はなかったはずです。

この意味でお父様・お母様の伝統を相続した真のご子女様がもし地上におられなかったとしたら本当に大変でした。キリスト教の信徒たちと同じく、霊界におられる真の父母様を慕いながら信仰生活をしていなければなりませんでした。これではキリスト教徒たちの信仰と何が変わりますか? お母様が勝利されて真の父母様になられたからこそ、私たちはキリスト教徒とは全く違う次元の祝福を通して救いを受けることができるようになったのに、真の父母様の偉業を真の子女様に相続されたことをお認めにならずに、「真の父母は一代である」とおっしゃってしまったら、真の御父母様の偉業が未来永劫に引き継がれる術がなくなってしまうのではありませんか?

堕落人間ならなおさら、霊界におられる父母を慕って理想家庭を築いていくなど、不可能です。目に見える地上の父母を通してしか、私たちは成長できない、弱い私たちです。実際、お父様が霊界に行かれた後、お父様のことを遠くに感じる食口が増えていることは否定できないでしょう。お母様が霊界に行かれたら、私たちの信仰はどうなるのでしょうか?

お父様は、「愛・生命・血統の中でもっとも重要なものは血統」と何度も語られましたが、それはこのことだと思うのです。真の御父母様が残された血統があるがゆえに真の家庭の伝統が歴史に引き継がれ、私たちは神様の願いに生きることが許される道が開かれるのだと。血統とは神様の愛・神様の祝福の通り道です。まさしく、「神経」です。血統が残っていなければ、神様の愛の通り道がなくなってしまいます。神様が地上に降りてくることができなくなります。だから、お母様の残された真の家庭は歴史上最も偉大です。

2.女性の特質は母性である

女性は男性とは違って母性があります。すべてを包み込む母性があります。お母様は女性の中の女性ですから、母性のチャンピオンのはずです。しかし、最近のお母様のみ言葉を拝聴しますと、排他的なみ言葉が多くなっているように感じます。

先のご聖誕日のみ言葉でも、「宗教が統一されるには、政治、すべての面で統一されるには、宇宙の母、真の父母、独生女を迎えることが道です。」と語られました。しかし、これでは、家庭連合でないものは救われないと言っているのと同じであり、他の宗教の人たちを救い出すことは到底できないのでないかと僭越ながら、感じるのです。お父様の目指された万人救済(Universal Salvation)は到底できないのでは? と思います。

お父様は宗教の教えている内容の大部分は共通しているとおっしゃられ、世界経典の編纂などにたずさわられました。宗教の和合を説く時に、「家庭連合で真の父母を受け入れなければ救われない」と言ってしまったら、終わりではないのでしょうか?

全てを包み込むお母様に戻ってください。

キリスト教は過去2000年間、イエス様を神様にまつりあげて、神様の絶対性・超越性ばかりを強調してきました。神様の父性ばかりを強調してきました。そのために神様があまりにも人間から離れた存在としてなり、心情の神・親なる神の姿が見失われて、神様はいないとする共産主義までキリスト教社会から現れて、社会が地上地獄のまま歴史は続いてきました。

今、真の御父母様が地上に誕生されて、私たち一人ひとりを愛する心情の神様・父母なる神様が6千年ぶりに復権されたのに、お母様が最近、独生女の話ばかりされるので、真の父母様の絶対性ばかりが強調されて、私たち堕落人間とは違うことが強調されて、また神様が遠くに行ってしまったように感じるのは私たちに信仰が足りないからでしょうか?

神様は父母なる神様としておられるのですから、お母様はお父さんの役割までも果たそうとするのではなく、あくまでもお母様であってください。私たちがお母様に求めているのは慈愛のお母様であり、権威あるお母様ではありません。お母様はお母様であるだけで偉大であり権威があります。これ以上の権威は必要ないと思うのです。どうか重荷を肩から降ろして、以前のような慈愛にあふれたお母様に戻ってください。

お母様、以前のお母様に戻ってきてください。

島津良太郎  拝

真の父母様に対する原理的理解(Q&A形式) 櫻井正実

1. メシヤはモデル平和理想家庭を立てる存在

真の父は真の息子・兄弟・夫・父、真の母は真の娘・姉妹・妻・母の真の愛の先例を立て、人類が従うことのできるモデルとなられる存在です。神の創造目的は四位基台の完成であり、メシヤには人類の真の愛のモデルとなる四大心情圏と三大王権を完成したモデル平和理想家庭を立てる使命があります。

Q: 今、お父様の家庭は人類の前にそのようなモデル平和理想家庭になっていますか。

A: 悲しいことですが、そのような家庭になっていないと認めざるを得ません。

2. 三大王権と長子の重要性

メシヤの使命はご自分の家庭をモデル平和理想家庭にするばかりではなく、全人類を救済し、平和理想世界を実現するところまで行って初めて果たせたと言えます。それは一代では果たすことができません。

Q: お父様が霊界に行かれたら、誰がその後を継いで、神の摂理を推進していくのですか。

A: 三大王権直系の長子です。ただ年長だからといって長子になるのではなく、神の摂理にオーナーシップを持ち相応しい資格を備えていなければいけません。長子とはお父様の権威を受け継いだ神の摂理の中心人物であり、自分を高めるのではなく、誰よりも自己を犠牲にして平和理想世界のために投入する者です。

3. 真の父母様にも責任分担がある

メシヤは第三アダムです。それはメシヤが神のように創造原理の外にいる存在ではなく人間であり、責任分担があることを意味しています。神と心情一体化したからといって神のように全てを知っている存在になるわけではありません。

Q: メシヤは騙されることがありますか。 A: Yes

Q: メシヤは誤解することがありますか。 A: Yes

Q: メシヤが間違った判断をすることがありますか。 A: Yes

4. 真の孝子とは真の父母様の願いを叶える者

真の父母様が原理や摂理について語られる御言葉は一貫性がありますが、組織運営における指示や命令は変わることが多くありました。真の父母様の指示にただ盲目的に従うのではなく、真の父母様の願いを叶えようとするのが真の孝子です。

Q: 顯進様は真の父母様の指示に従わない親不孝者ではないですか。

A: 偽りの報告に基づいて下された指示に従った場合、失敗すれば真の父母様が責任をとらされてしまうのに、ただ指示に従う者が孝子でしょうか。真の父母様の指示と命令に従うことが「信仰」だと信じ、真の父母様の願いを果たそうとする顯進様を迫害したことは、律法にただ従うことを「信仰」と信じ、一部の律法を破りながらも、より高い次元の愛に生きたイエス様を迫害したことと同じです。顯進様は真の父母様の願いである神のみ旨を成す為に死力を尽くされる真の孝子です。

【上記3番と4番の内容を読み、もしメシヤを人間的に見て軽んじていると感じられる方がいらっしゃいましたら、下記リンクから詳細を説明した動画をご覧ください。】
https://align-with-god.org/seeking-truth/true-father-and-hjn

5. お母様はお父様の有原罪誕生を信じていらっしゃる

メシヤとは無原罪で誕生した神の長子です。神の血統を持って誕生したお父様(無原罪誕生)がお母様を堕落圏から探し出されて(お母様は有原罪誕生)教育し、真の母の位置に立て、真の父母となられました。

Q: お父様もお母様も無原罪で誕生したと聞いていますが、お母様は、お父様が原罪を持って誕生したとまで考えていらっしゃるのですか。

A: お母様が無原罪で誕生したというだけで既に非原理的です。そしてお母様はお父様が原罪を持って誕生されたと本当にそう考えていらっしゃいます。

【数々の証拠がありますので、下のリンクをご一読ください。】
https://align-with-god.org/seeking-truth/tokusennyo

6. お母様と顯進様が会って話しても解決されない

この問題の原因が、お母様と顯進様の間の感情の軋轢にあるのだとしたら、お二人が会って感情を解かなければなりません。しかし原因はお母様が独生女信仰を固く信じて行動されていることであり、顯進様はお父様の教えと違う独生女神学を認め、間違った道を進むことはできません。この場合、会って話しても平行線でしかありません。

Q: お母様と顯進様が会って話して解決されるべきではないですか。

A: 既にお会いしていると認識していますが、会って話しても解決されていないのは誰の目にも明らかです。

7. 真の家庭を一つにする方法

お母様と顯進様の両方が神を中心にしているなら分裂することはあり得ません。

一.お母様が神を中心としているのに、顯進様が神を離れたのならば、お母様の下に顯進様が戻れるようにするべきです。

二.顯進様が神を中心としているのに、お母様が神を離れたのならば、顯進様と共にお母様をお迎えしなければなりません。

三.もし両方が神を離れているなら、原理と摂理の道を守る第三の道を提示して、お二人が本然の位置に戻れるようにするべきです。

Q: お母様と顯進様のお二人のうち片方を選んで片方を裏切るという選択をしなければいけないのですか。

A: そうではなく、神を中心に真の家庭を一つにする努力をするということです。お母様が神の原理と摂理を離れている深刻な状況にありますが、顯進様は昔と変わらずに原理と摂理の道を神中心に歩んでおられるため、顯進様と共にお母様をお迎えするのです。

8. 真の家庭と統一運動の分裂の原因

下のように二つのナレーションがありますが、真実は一つです。

1.「顯進様がカインの子女と一つになれなかったため、真の父母様は亨進様を後継者に立てた。しかし顯進様は愛の減少感を感じ、神と一つになっている真の父母様の指示に従わず、『自分の考え』に従って財産を奪って離れ、真の家庭と統一運動に分裂をもたらした。」

2.「お母様は不正リーダーと共に、お父様に『顯進様が堕落した』などの偽りの報告を継続して行い、父子の関係を引き裂いた。そしてご自分の言うことに従う亨進様を後継者に立て顯進様を追い出した後、亨進様・國進様も追い出して、ご自分が独生女としてお父様の全基盤を掌握し、摂理の方向性を超宗教超国家の平和運動から、真の父母様を宗教の創始者として認識し、原理を家庭連合の教理に留め、教勢拡大を目指す宗教中心のものに大きく歪曲した。」

Q: 真の家庭と統一運動の分裂の原因は何ですか。

A: 真の家庭と統一運動の分裂の根本原因はお母様が独生女信仰を持たれたことです。お父様に異端者爆破者宣布文を書かせ亨進様を立てたのも、國進様・亨進様がやりたい放題できたのも独生女信仰が背景にありました。顯進様は2009年以前も以降も同じ原理と摂理の道を歩み続けていらっしゃいます。

【詳細は下記サイトの「天宙史的葛藤の背景」をご一読ください】
https://align-with-god.org/seeking-truth/

9. お母様を人間的に支えることはお母様を助けることにならない

「お母様がたとえ間違っていたとしてもお母様に異を唱えてはならない。お母様には従わなくてはならない」という信仰は、神の摂理に責任を持つ主人ではなく、深刻な問題が起こったら、自分はただお母様に従っただけだといってお母様に責任を転嫁する、無責任に従うだけの僕の信仰です。

「必死に頑張っておられる」とか「愛を感じる」のでお母様はおかしくなっていないと主張する人がいます。お母様を人間的にだけ見て間違いを正当化をし、原理と摂理からずれている問題点には目をつむって盲目的に従うことで、本当にお母様を助けられると思いますか。独生女信仰という神から来たものではないものを信じ行動した場合、神のみ旨を成せなくなることが問題なのです。

Q: お母様に問題があるようには思えません。お母様のなさることに異を唱えることは不信仰であり、祝福家庭の責任分担はお母様に従うことではありませんか。

A: お母様は独生女神学の観点から神のみ旨を行っていると信じて動いておられるかもしれませんが、その信仰自体が間違っており、顯進様が行われている神の摂理を誰よりも妨害する側に立ってしまわれています。今のお母様に従っていくということは、道の先に崖があるというのに、崖に向かってその背を後押ししているようなものです。

10. 祝福家庭にできること

お母様は真の家庭を一つにして、メシヤの使命を勝利しなければなりません。しかし独生女信仰がそうできなくしています。祝福家庭が訴えたところでお母様が独生女信仰を捨てるということはされないことでしょう。

Q: 真の父母様と真の家庭に関する問題に祝福家庭が関わってはならないし、祝福家庭にできることは何もないのではないですか。

A: 第一に、お母様の独生女信仰は、カインの子女である祝福家庭がアベルの子女である長子・顯進様と一つになれず、真の家庭をサタンから守る霊的基台が崩れた故に起こった霊的問題であるため、祝福家庭はお母様・亨進様のことを自分の問題と思って悔い改め、まず長子と一つにならなければなりません。

第二に、お母様の問題に気づいたら、お母様を批判したり辱めるのではなく、顯進様のお母様に対する真の愛を信じて、多くの祝福家庭が長子のもとに集まる必要があります。多くの食口が独生女信仰に従わず、長子と共にお母様を迎えようとすれば、お母様が本然の位置に戻る道が開かれます。

【UCI訴訟】コロンビア特別区上級裁判所の命令文(2018年1月12日)

米国で行われているUCI訴訟に関して、原告側(家庭連合、他)と被告側(文顯進、他)では大きく主張が異なり、様々な情報が錯綜しています。そこで今回はどちらかの情報に偏ることなく、2018年1月12日にコロンビア特別区上級裁判所から出た命令文を見ながら、この裁判の状況を冷静に把握してみたいと思います。(コロンビア特別区上級裁判所は、ワシントンDCの裁判所です。)

今回は最初に、その命令文の要約(箇条書き)を掲載します。その上で、元になっている命令文、全文の和訳を掲載します。さらに最後には、命令文の原文(英語)を掲載します。もしも和訳や要点のまとめ方におかしな点(意味合いが違っているなど)があれば、ご指摘をお願いします。また、要約がどちらかの視点に偏っていれば、それについてもご指摘をお願いします。

今回の投稿は、今後の記事においてUCI訴訟の状況を客観的に、分かりやすく理解していただくための資料的な意味合いの投稿となります。そして次回からは、今回の命令文が意味するところを解説してみたいと思います。

読むのが面倒だという方は、以下の(一)コロンビア特別区上級裁判所の命令文の要約のみをご覧ください。

(一)コロンビア上級裁判所の命令文の要約(箇条書き)

 

① 被告(文顯進、他)は2017年11月6日に、(コロンビア特別区上級裁判所が出した)裁判日程に関する命令文に対して変更を申請した。

② その理由は、主に証拠開示手続き(ディスカバリー)のためには、時間がもっと必要であるということだった。

③原告側も、”本案の証拠開示手続きは、訴訟提起から約6年が経っても、まともに始まっていないのは事実である”と認めているが、その遅れの責任は被告にあり、スケジュールを延期する正当な理由は存在せず、”(仮に保留になっている命令申請のために必要性が出てきて)その裁定のためにスケジュールの修正が必要になってきたとしても、裁判所がその時に判断すればいい話である”と主張している。

④ コロンビア特別区上級裁判所は、被告(文顯進、他)が申請した通り、裁判日程を延期することは適切だと考えている。理由は以下の二点。

⑤ 理由その一、未だにこの訴訟の争点さえ決定されていない。

⑥ 理由その二、原告、被告双方が、先月(2017年12月)から行っている和解協議を考慮してのことである。双方が和解調停に先月参加し、前進があったが、そもそも、この和解協議は原告、または被告の片側あるいは双方からの要請によって始まったものではなく、むしろ本裁判所の「指示」によって始まったものである。

⑦ 具体的には、ここでいう「指示」とは、2017年11月28日にもともと予定されていた韓鶴子氏の証言録取を和解交渉の期間は延期すると、裁判所が2017年11月17日に下した命令のことである。この時、裁判所は、原告被告の双方に、和解協議に集中し、不必要な費用を負担することを回避するためにも、他の証言録取”も”延期することを話し合うように勧めた。

⑧ここで重要なこととして、原告と被告双方が和解協議を支持して参加したということである。
(そして、双方が和解協議に取り組む約束をすることで、韓鶴子氏に対する証言録取は延期された。)

⑨ 裁判所としては、双方が和解協議を(困難を排して)継続することを希望する。裁判所としては、双方が誠実に和解協議に参加している限り、和解調停に対して今後も積極的な役割を果たす所存である。

⑩ このような複雑な案件が和解に達すれば、当然、(争うよりも)メリットが大きい。

⑪ しかしながら、仮に和解が成立しない場合、陪審裁判を行う。そこで、原告(家庭連合、他)の主張が妥当であり、法的な救済を受ける資格があることを立証できているかを裁判所が判断する。

⑫ 陪審裁判の結果、原告側(家庭連合、他)の主張が受け入れられれば、救済措置の形態を本裁判所は明らかにする。

⑬ 和解プロセスのために次に行うことだが、2018年2月中に、コロンビア特別区上級裁判所は韓鶴子氏と文顯進氏と共に映像会議を行う。そして二人に裁判手順を説明し、質問を受け付ける。

⑭ その期間は、原告側・被告側とも証言録取を受けることはない。ただし、和解調停がうまくいかない場合は、(いつでも)証言録取の命令があればそれに従わなければならない。

⑮ 原告被告の双方が和解協議を受け入れるために行った、証拠開示手続に対する調整(具体例は、11月に予定されていたお母様に対する証言録取が延期されるように調整したことなど。)を無駄にしないためにも、また、今後、裁判所として迅速に、いくつかの保留中の証拠開示要請に対して迅速な裁定を下すためにも、コロンビア特別区上級裁判所は裁判期日の延長は適切だと判断する。

⑯原告と被告の双方は、2018年1月19日金曜日の業務終了時間までに、裁判期日を2018年10月9日とする本裁判所の提案も考慮して、お互いに同意できるであろうスケジュール案を提出するものとする。

 

(二)コロンビア特別区上級裁判所の命令文(和訳)

 

原告:世界平和統一家庭連合、他
被告:文顯進、他

本文献は2017年11月6日に被告が提出した裁判日程に関する命令文変更申請、これに対する原告の反対意見と被告の答弁に関する内容である。被告人がいくつかの具体的な修正を申請したのは、証拠開示手続きを完了するためにはもっと時間が必要であり、また特に専門家に対する証言録取の準備のための時間も必要であり、保留になっている証拠開示手続き関連の申請のために必要な時間のことを勘案しても、さらには、裁判所が証言録取のためにしっかりと時間をとれるようにするためであるとした。原告は‘訴訟提議後、約6年になるまで本案訴訟の証拠開示が始まっていない点’については、それはその通りだと認めているが、原告は、このような遅延に対する責任は被告にあり、裁判日程を延長する名分は存在せず、(仮に保留になっている命令申請のために必要性が出てきて)その裁定のためにスケジュールの修正が必要になってきたとしても、裁判所がその時に判断すればいい話である”と主張している。しかし、本法院は下記に示す理由により、現時点が裁判の期日を延期し、証拠開示手続きの日程を延期するのに適切な時点であると考えている。

このような命令文に対する根本背景として本法院はこの訴訟に対する二つの現実を強調したいと思う。まず、本件の核心にあるはずの、実質的な争点がいまだに決定されていない。次に、当事者達は先月の大半を、和解協議(現在も進行中)のために時間を費やしたが、一部進展があったという点である。しかしながら、この和解協議は、原告、または被告の片側あるいは双方からの要請によって始まったものではなく、むしろ本裁判所の指示によって始まったものである。

2017年11月17日に本法院は2017年11月28日時に予定されていた韓鶴子氏の証言録取を‘法院の追後の通告がある時まで、和解交渉の間延期する’と命令した。そしてこの和解交渉に集中し、不必要な費用発生が双方に起こらないようにするためにも、他の証言録取も延期することに対して、その余地を話し合うように双方に勧めた。

重要なこととして、原告と被告双方がこのような仲裁に対して明確に支持を表明したという点であり、韓鶴子氏と文顯進氏の双方が和解協議に参加したということである。さらに、本裁判所は、弁護団による実質的な努力の成果(これは証言録取の日程の調整なくしては水泡に帰していただろう。)と、原告被告双方が誠実な姿勢で取り組んできたことを高く評価するものである。

本法院は原告・被告の双方が困難があったとしても和解協議をこのまま継続することを望み、また当事者達がこれに誠実に臨む限り、法院としては和解協議に対して今後も積極的な役割を果たしていきたいと考えている。当然、このような複雑な事件に対する和解には多くの利点がある。しかしながら、仮に和解が成立しない場合、陪審裁判に移行する。そこで、原告が、自らに救済を受ける資格があることを立証できているかを裁判所が判断します。その結果、原告の主張が認められれば、その救済の形態を決定する。

和解のための次の手順としては、本法院は来月中に韓鶴子氏と文顯進氏と一緒にビデオ会議の場を持ち、二人に今後の裁判手順に対する説明をし、本法院にどんな質問でもすることができる短い時間を持ちたいと考えている。該当期間の間には原告被告とも、誰も証言録取のために召喚されることはない。

原告被告の双方が和解協議を受け入れるために行った、証拠開示手続に対する調整を無駄にしないためにも、また、今後、裁判所として迅速に、いくつかの保留中の証拠開示要請に対して迅速な裁定を下すためにも、コロンビア特別区上級裁判所は裁判期日の延長は適切だと判断する。

したがって2018年1月12日に本法院は裁判日程変更申請書を受容し、原告と被告の双方は、2018年1月19日金曜日の業務終了時間までに、裁判期日を2018年10月9日とする本裁判所の提案も考慮して、お互いに同意できるであろう日程案を提出するものとする。

 

(三)コロンビア特別区上級裁判所の命令文(原文)

 

再臨のメシヤよりも独生女? ―3月16日のお母様の御言を受けて

「再臨のメシヤよりも重要なのは、天の血統として独生女が誕生したこと…」

去る3月16日、米国ラスベガスにおいて、お母様は上記のように語られた。家庭連合の中では、今やこうした内容に疑問を投げかけたり、異論を挟むことも許されないのだろう。或いは、もはやこうしたことに対し、本当に何の違和感も覚えなくなってしまっているのだろうか?

「どこまでもお母様を信じよ」「他の声に耳を傾けてはならない」「心の内に生じる疑問や不信はサタンの思いだ」…etc。そうした言葉を、繰り返し聞き続ければ、誰でも判断力が奪われてしまうものなのかもしれない。しかし、少し遠目から、冷静になって、ごくごく客観的に、今の家庭連合を見つめ直してみるなら、誰しも、今の家庭連合の主張と思想とが、お父様の本来の御言から、大きく変わってきてしまっていることに気付くだろう。それはまるで、別の宗教のようである。

1)独生女、現家庭連合の教えの核心

一点一画たりとも損なわれてはならないとされた天聖経の編纂に始まり、八大教材教本は三大経典に変わり、成婚問答も、家庭盟誓も、天一国国歌も、神様の名称に至るまで、大きな変貌を遂げた。今や、神の日よりも御聖誕日が盛大に祝われ、名節でのお父様の椅子は取り払われるに至った。家庭連合では、それは皆、天一国時代を迎えたことによる勝利であり、時代的変化であって、お父様が打ち立てられた伝統を、微塵も損なわせるものではない、と説明するに違いない。しかし、現在、家庭連合が発信し続けている「独生女」というメッセージが、本当にお父様の伝統に根付いたものであり、その教えや思想を補い、発展させ得るものと、本気でそう考えられるのだろうか?

確かに、お父様も「独生女(独り娘)」という言葉を語って来られた。それはひとえに神の娘、アダムの相対、メシヤの新婦としての「創造本然のエバ」であり、人類歴史が求め続けてきた、何よりも貴い存在に違いない。しかし、独り娘はあくまで、「独り子」の誕生と勝利圏があってこそ、初めて復帰し得る立場であって、新約時代で言えば、人々をあくまで独り子、イエス・キリストへと導く「聖霊」の立場に他ならない。聖霊とは「助け手」であり、聖霊の働きがもたらすものは、イエス・キリストに向かう愛であり、悔い改めであり、感謝である。しかし、今、「独生女」という言葉が、何か「独り子」と拮抗するような概念として語られ、頌栄や感謝、愛情が「独り子」に向かうものになり得ないのは何故なのだろうか?

「血統転換、私(お母様)は胎中にいる時からだ。」「お父様はイエス様の使命を引き継いだ瞬間が独り子となった資格である。」(2014.7.1)
「私(お母様)を教育した人は誰もいない。独り子と独り娘は同等。独り子が独り娘を教育したとは言えない。」(2014.10.27)
「お父様は16歳の時にイエス様から独り子の位置を引き継いた。お父様はその位置から再臨のメシヤになるのではない。責任がある。」「4千年にわたるイスラエル民族の蕩減摂理を通じてイエス様を誕生させたように、私(お母様)もそうした立場で生まれたため原罪がない。」(2016.2.24)
「神様が私(お母様)の父。人類のうち、神様を父と知って生まれた人は私ただ一人。二千年前のイエス・キリストと。」(2017.3.29)

記録こそ公開されていないが、2016年12月25日の会議、並びに30日の先輩家庭集会において、お母様が「お父様には原罪がある」と言われたことも、周知の事実である。(https://align-with-god.org/seeking-truth/tokusennyo参照)

2)メシヤ、血統転換の歴史の結実

お父様とお母様は一体なのだから、お母様が今、どんなことを語られようと、それもお父様の御言なのだ…。そう言われる方々もいる。しかし、本当にお父様がわざわざ霊界から、御自身の教えや思想の根幹を覆すようなことを言われるのだろうか? お父様が霊界に行ってみたところ、ご自分の従来の教えが間違っていたことに気付かれた、とでも言うのだろうか? それが原理を学んだ者の正常な判断だと、皆さんは本気で思われるのだろうか?

神の創造理想はひとえに「神を中心とした理想家庭」の実現にあり、復帰摂理の中心は、失われた「アダム家庭」の復帰にあった。この最初の起点、「本然のアダム(メシヤ)の誕生」という一点のために、膨大な復帰歴史が費やされてきたことは、血統転換の歴史を学んできた者には分かるだろう。

「今までの神の歴史を考えてみた場合、6000年どころでない、何千年、何万年、何千万年が、アダム一人を復帰するためにかかってきました。(略)堕落前のアダムの基準を復帰する、たったそれだけのためにです。そのようにして来られた方がメシヤなのです。」(愛の相続、1978年9月21日)

アダムの復帰が容易でなかったのは、「血統」が失われたからである。お父様は「男性は種、女性は畑」と何度も語られた。それは単に生物学的な観点から話された訳ではないだろう。お父様が生殖や遺伝の観点から、下記のような説明をされたと見るなら、それはどれほど非常識で、差別的な発言になってしまうだろうか。「男性は種、女性は畑」というのは、何よりも、「神の血統」を代表し、これを受け継ぐ立場が男性である、ということに他ならない。

「母を見る時、血筋が違います。血筋で残るのは父子が残るのです。母は畑です。種は畑だけあれば、どこに植えてもいくらでも実を結ぶのです。そのため、父子関係は血統が連結されているというのです。堕落によって血統が間違ったことを否定しなければなりません。」(父子協助復帰時代、2000年3月6日)

アダムを通して「神の愛と生命と血統の種」を受けるはずのエバが、「サタンの愛と生命と血統の種」を受ける土壌となってしまった、それがエバにおける堕落である。しかし、アダムが堕落していなかったなら、エバの復帰は容易であったとされる。それはアダムの立場、「神の血統」が失われていないからである。エバが再び、サタンとの関係を断ち、完成したアダムの相対として立ち得たなら、神の愛と生命と血統を出発する立場に立ち返ることもできた。それだけに、アダムが堕落したことの意味は大きい。それは単に、アダムが堕落したエバと相対関係を結んだという話ではなく、アダムが「天使長とエバの偽りの愛」の結実として、「サタンの血統」を受け継ぐ「サタンの息子」の立場に「転換」されてしまったことを意味していたからだ。

「本来神の妻となるべき立場にあったエバは堕落によってサタンの妻となった。サタンと一体となることによってサタンの妻となったエバが次にアダムと不倫な血縁関係を結ぶことによってアダムを堕落させた。堕落したアダムはサタンとその妻が一体となって生みだした子女の立場に立つようになった。このようにしてアダムは神の息子からサタンの息子へと転落してしまったのである。」(成約摂理解説、第二章1節、サタン中心の血統転換:周藤健)

堕落してしまったエバを、再び神の愛と生命と血統を継ぐ立場に復帰するには、本然のアダムの「相対」の立場に立つことで、可能となる。しかし、堕落してしまったアダムを、再度、神の愛と生命と血統をもつ立場へと復帰させるには、もう一度、「神の血統の種をもつ子女」として、天から誕生させなければならなかった。それこそ、失われたアダム、サタンの血統と関係のない無原罪のアダム(メシヤ)を再び地上に誕生させるために費やされてきた「血統転換の歴史」に他ならない。

「天使長とエバが結婚することによって、原罪が植えられたでしょう。ですから、刈り取るときも、結婚によって刈り取らなければなりません。天使長との結婚によって植えられたので、誰との結婚によって刈り取るべきですか? アダム(メシヤ)との結婚によって刈り取るべきだというのです。」(祝福家庭と理想天国、P915)
「真の愛と生命の種をもったアダムを失った神様は、サタンの讒訴条件がない新しい種をもった息子を探し立てなければなりません。(中略)復帰摂理の中に現れた母子共助は、すべてが天の息子がサタンの讒訴を免れた新しい生命の種をもって着地するための準備であり、条件なのです。」(救済摂理史の原理観、1996年~世界巡回講演)

女性を中心に展開されてきたタマルの話も、マリヤの話も、メシヤ(本然のアダム)の無原罪誕生のための摂理(胎中復帰)であって、復帰摂理の核心はひとえに「メシヤの誕生」にあった。それが、お父様から学んできた復帰摂理の骨子である。無論、その独り子アダムの新婦となる独り娘エバが、天から特別に備えられ、聖別されてきたことを否定する者はいないだろう。しかし、皆さんは今まで、たったの一度でも、「エバの無原罪誕生」のための血統転換の歴史というものを、お父様から聞いたことがあっただろうか?

3)さいごに

私たちは誰一人、お母様があらゆる艱難辛苦を超え、真の母になられた歴史的事実を否定できない。私たちは皆、お母様が歴史上の如何なる女性も勝利し得なかった立場を勝利し、人類の真の母となってくださった事実を知っている。そしてまた、私たちの多くが今なお、お母様をお母様として慕い、愛し、最後まで信じていきたいと思っている。

しかし、それでも、私情を挟まず、冷静に、客観的に事実だけを見るなら、現家庭連合における「独生女」という思想は、決して、お父様の御言や伝統と一致するものにはなり得ない。また、受け入れ難い内容も含め、目の前で起こって来ている現実を、正直に、ありのままに見つめるなら、お母様の言動は今、お父様の勝利圏を希薄化させ、お父様がこれまでに打ち立てられた思想や信仰の伝統を、新たな「別の信仰」によって塗り替えてしまっている。過去の統一運動を知る人々から見たら、家庭連合こそ、最も大きな「分派」になってしまったと判断するだろう!

それでも皆さんは、今のお母様の言動に疑問を抱き、問題意識を覚える者たちが、ただ単にサタンの声に惑わされ、御旨の道から外れた者たちだと見るのだろうか? また、皆さんは本気で、今のお母様の状態が本来の状態ではないと危惧することが、ただただ不信仰で、不孝を働くことだと思うのだろうか? 私たちは皆、多くが同じような疑問を抱き、違和感を覚えていることを知っている。しかし、人目を気にし、周囲の顔色をうかがい、「絶対信仰」という言葉の前に委縮して、皆が皆、ただ黙って現状を受け入れているだけでは、そのうち、正常な問題意識すら消え失せてしまうだろう! 飛び出すタイミングを失ってしまった「ゆでガエル」のようになってしまっていいのだろうか?

過去、世間の如何なる反対にも負けず、自らの信念に立ち、真理と神霊によって、正しいことを正しいと言い、間違っていることを間違っていると叫んできた統一家のスピリットが、今なお、この運動の中に、皆さん一人一人の胸の内に、死なずに生き続けていることを信じたい。また、今、こうした混乱を収拾できるのは誰であり、歴史の背後にあって摂理史を導いて来られた、生きた神の御旨の主流へと私たちを正しく導き得る、この時代の「真の羊飼い」が誰なのかを、本気で祈り求めて頂きたいと思う。

家庭連合は韓国でも嘘を用いて顯進様を刑事告訴!

前回は家庭連合がパラグアイで官僚や検察官を買収し、不正に顯進様を刑事起訴させようとした事件を明らかにした。ところが彼らがこのような蛮行に及んだのは、より大きな目論見があったからなのである。

2017年8月、彼らはパラグアイでの刑事訴訟で裏取引を通して顯進様に対する公式調査を開始させることができたと見るや、今度は韓国で顯進様をひそかに刑事告訴した(告訴したのは韓国家庭連合総会長(当時)のユ・ギョンソク氏)。

▲柳慶錫 韓国家庭連合総会長(当時)。写真はFamily Forum Japanより

パラグアイで不正を用いて顯進様に対する「公式調査」が始まったこと(前回記事参照)を、彼らは検察官に対して「起訴された(ほぼ有罪確定)」と誇張し、韓国の検察官が顯進様に悪い印象を持つように努力した(顯進様の下の責任者に通達があった時に、検察が顯進様のことをパラグアイで「起訴された」と勘違いしていたことで判明)。また、彼らがこれまで顯進様を攻撃するために捏造してきたすべての証拠を提供した。その結果、検察官は当初、まんまと家庭連合に騙されたようである。

そして2017年12月、顯進様が重要な行事のために韓国に入国された際に、検察官は法務長官に報告し、顯進様に対して出国停止措置を執らせたのである。出国停止措置とは、その事件の容疑者が逃走したり証拠を隠滅したりする可能性のある場合に適用され、法務長官の決済を必要とする。ここから見ても、家庭連合が顯進様をどれだけ悪い人物として印象付けたかがわかるのである。

家庭連合は、なぜ顯進様を出国停止にする必要があったのか?それは顯進様の活動を封じるためであり、また、米国で進行中のUCI裁判において、お母様と顯進様が直接お会いし、和解が進むことの無いようにさせるためであった。(ちょうど12月には判事を中心に和解のための話し合いが予定されていた)さらに言えば、韓国社会においても世界的レベルにおいても偉大な平和運動の指導者として評価が高まっている顯進様の経歴に傷をつけることで、その仕事をさせないためでもあった。

顯進様が韓国に入国されるや否や、出国停止措置が伝えられた。ところが顯進様はそのことを表情に出されることもなく、何も変わらずに一連の重要行事を執り行われた。世界中から多くの指導者が参加し、惜しみない拍手を送り、主人として運動に加わった。

そして顯進様はすべての行事を終えられた後で、静かにソウル東部地方検察庁を訪問し10数時間にもわたる取り調べを受けられたのである。

かつて真のお父様がそうであられたように、顯進様は堂々と取り調べに臨まれ、どんなに調べても嫌疑を見出すことができなかった検察官は、急いで法務長官に報告し、出国停止措置をすぐに解除し、顯進様は翌日には米国へと出国されたのである。顯進様の出国停止措置が一日で解除されたことは、家庭連合指導者たちの予想を大きく裏切ることであった。

家庭連合からの嘘の情報に騙され、何の罪もない著名人に対して法務長官の決済まで取り付けて出国停止措置までしてしまったこの検察官は、さぞかし肝を冷やしたことだろう。本人にとってはキャリアに傷がつきかねない大ごとであったに違いない。8月に家庭連合から顯進様がパラグアイで「起訴された」という偽情報を掴まされた検察官は、それが11月には買収スキャンダルとして暴かれていたことを知った時、家庭連合に対してどのような印象を持っただろうか?

さて、これまで二回にわたって、家庭連合指導部が訴訟の中でどれだけ汚い手段を用いて、長子である顯進様を攻撃しているかを明らかにしてきた。これらの事実から分かることを、もう少し深く考えてみることにする。このような指示は一体、どこから来ているのか?ということである。

たとえばパラグアイ事件において家庭連合の弁護士を務めていたカルメロカバーゼロ弁護士(官僚を買収する通話記録あり)は、二世弁護士である朴珍用氏が任命した人物である。彼がお金でパラグアイの官僚、検察官を買収するには、「予算」が必要である。その「予算」を弁護士が個人で捻出するとは考えられない。間違いなく大本営から送金を受けるはずである。また、彼らはパラグアイでの公式調査開始をタイミングよく韓国での顯進様の刑事告訴と結び付け、様々な(捏造した)証拠を周到に準備して検察に提供している。これは少なくとも一年以上の時間をかけて計画してきたものである。つまり、「予算」の面でも戦略の面でも、間違いなく家庭連合中枢は一体となって情報を共有し、相談し、予算を捻出した上で、計画を実行に移しているのである。

このような一般社会で考えても最も醜いレベルの不正(もはや犯罪)を自分たちが用いていることを、韓国で顯進様を刑事告訴したユ・ギョンソク氏が知らないはずはない。また世界宣教本部事務総長のユン・ヨンホ氏も知らぬはずがない。さらに最近、日本各地で特別講義をしている世界宣教本部室長のチョ・ソンイル氏も知らないはずはないのである。そもそも真の子女様を刑事訴訟にかけるなどということを、責任者が個人の独断で行えるはずがない。(もしも独断で刑事訴訟を起こし、お母様から「やりすぎだ」とお咎めを受けた場合、挽回の余地がない。)間違いなくこの指示は、家庭連合の最上部から来たものであり、彼らはそれをしても構わないという意思を共有したチームになっているとしか考えられない。「悪は徒党を組む」と言うが、彼らは結託することで決して越えてはならない一線をすでに越えてしまっているのである。

一般的な視点から見た場合にも、顯進様は今や自他ともに認める南北統一のための最も重要な仕事をされている。多くの指導者が顯進様のビジョン、信仰、人格に感銘を覚え、心を一つにして働こうとしている。そのように立派な仕事をしている息子を、母親が総裁を務める組織であるところの家庭連合が、嘘と財力を用いて監獄に送ろうと血眼になっているのを見た時、一般社会の目は、この組織、この母親をどのように見るであろうか。

神様の摂理は真の家庭の一体化を通して、一から全体へと広がっていくものである。ところが真の家庭を破壊する目的で結託したチームをコックピットに載せ彼らに無条件に「絶対服従」して客席に座っている祝福家庭は、その精誠の大部分を神の摂理を破壊することに用いられてしまっている。一刻も早く、すべての祝福家庭がこの事実に目覚めることを願うばかりである。

 

パラグアイのABC新聞社が暴露!家庭連合が官僚や検察官を買収!!

パラグアイのABC新聞社が暴露!家庭連合が官僚や検察官を買収!!

2017年11月13日、パラグアイのABC新聞が家庭連合の驚くべきスキャンダルを暴露した。家庭連合は2015年半ばから顯進様を相手取って刑事訴訟を起こしていた。この刑事訴訟は訴えの根拠が弱く棄却寸前であったが、あろうことか家庭連合の弁護士が、パラグアイの官僚を買収して検察官を交代させ、顯進様を起訴させようとしていたのである。ABC新聞は家庭連合弁護士と官僚、官僚と検察官の通話の録音記録を公開し、パラグアイでは国家的なスキャンダルとして連日の報道となり、現在は調査が進んでいる。

以下、家庭連合指導部がどれほど腐敗しているのかを、事実に基づいて明らかにしていく。

当初、顯進様の訴訟を担当した検察官はホセ・ドス・サントスという人物であった。ところが彼は二年半にわたって担当したものの、顯進様に関して疑わしい点を発見することができないため、公式調査を行うまでもなく棄却しようとしていた。

ところが、家庭連合の弁護士である朴珍用氏が任命したカルメロカバーゼロ弁護士は、この訴訟が棄却されてしまわぬよう、政府の官僚と検察側の人物を買収し始めたのである。

家庭連合のカルメロカバーゼロ弁護士官僚リプマン氏に対して電話でこのように話している。「この刑事訴訟の担当検察官を替えてくれれば、あなたも利益を得るだろう」。これは露骨な金品提供の意思を示したということである。それに対して官僚リプマン氏「あなたは我々のキャプテンだ」と応えている。

この会話の後、官僚リプマン氏ネイディーン氏という検察官を買収し、顯進様の裁判の担当検察官を替えてくれるように説得している。以下は通話記録の和訳である。

「新しい検察官が入れば、この刑事訴訟を永遠に終わらないようにして私たちはずっとお金を得ることができます。何を言っているか分かるだろう?これは非常に大きな訴訟です。この訴訟が6ヶ月以内に終わってしまったら、私たちに何の得があるでしょうか?私たちが必要とするのは、このケースを5、6年ずるずる引き延ばすことです。だからサントス検察官を抜いてイゴール・カセレス検察官に与えたいです。イゴールにこのケースを与えたら起訴してくれる希望があります。」

このようにして最終的に顯進様の訴訟を担当する検察官は当初のホセ・ドス・サントス氏からイゴール・カセレス氏に交代となった。2017年8月、新しく検察官になったイゴール氏は官僚リプマン氏の言葉の通り、膨大な書類に目も通すこともなく、なんと任命を受けた翌日には、すぐに公式調査を行うという決定をしたのである。(顯進様は起訴された訳ではなく、公式調査を始めるという決定が下されただけ。)

汚れた手段を用いてでも顯進様を刑務所に入れようとする家庭連合と、お金だけが目当てである弁護士、腐敗官僚の利害関係が一致した結果、このようなことが行われたのである。

ところが、完全に成功したかに見えた彼らの裏取引を天が許すことはなかった。数か月後の2017年11月13日、冒頭で述べたように、パラグアイのABC新聞社がこの問題を暴露し、すべてが白日の下に晒されたのである。こうして彼らのもくろみは未遂に終わった。

実際にはABC新聞社は特に家庭連合を標的としていたわけではなく、あくまでもパラグアイ政府の腐敗を暴露するスクープとして報道している。面白いことに、ABC新聞社がずっと取材をしながら、パラグアイ政府の腐敗した状況を最もよく物語っていたのが、この家庭連合との裏取引事件だったのである。ここでも、天は絶妙に役事されている。

パラグアイの検察庁は、不正腐敗を糾弾する声明を発表し、家庭連合と結託した腐敗検察官イゴール氏を直ちに職務停止にし、新しくルイスピニャネス検察官を担当者にした。腐敗したイゴール検察官が下した顯進様に対する公式調査開始の決定は、こうして撤回されることとなった。

さて、家庭連合はパラグアイでなぜ不正を行ってまで顯進様を起訴させようとし、このような事件を引き起したのか?その目的は実は別のところにあった。彼らは昨年8月にパラグアイで顯進様に対する公式調査が始まると、その事実を利用して、韓国で更なる悪だくみをした。次回は韓国家庭連合が周到な準備の末に昨年12月に顯進様に対して何を行ったかについて明らかにする。

祝福家庭は、法統継承を目指す家庭連合指導部が訴訟という手段を用いて、真の家庭を破壊することに執念を燃やしているということを知らなければならない。

 

家庭連合は韓国でも嘘を用いて顯進様を刑事告訴!

チョ・ソンイル氏の嘘を許すな!⑥~ヨイドの土地を顯進様が奪ったというデタラメ!~

冒頭から唐突かも知れないが、もしもある指導者が、顯進様が奪ってもいないものを奪ったことにして、顯進様を悪者として真の父母様に報告し、食口たちに宣伝しているとすれば、読者はその指導者に従うことができるだろうか? 今回はそのような話である。

2017年12月19日、松濤本部でチョ・ソンイル(趙誠一)氏が行った講義PPTでは、以下のようなスライドが使用されていた。これはUCI裁判をなぜ継続しているのか、ということに対して世界宣教本部なりに説明するスライドである。(写真右下がチョ・ソンイル氏)

▲2017年12月19日、松濤本部で行われたチョ・ソンイル氏の特別講義映像より

すべて突っ込みたいこところだが、今回は一番下の行に注目してもらいたい。「汝矣島(ヨイド)聖地を取り戻すことができる!」とある。これは全く、「意味不明」という他はない。何故ならヨイドの土地は昔も今も統一財団の所有であって、UCIの所有になったことは一度もなく、取り戻すも何もないからである。

 

上の写真はヨイド聖地の登記簿である。1972年以来、今日まで、途中で財団の名称変更があるものの、ヨイドの土地はずっと統一財団(財団法人世界基督教統一神霊協会維持財団)の所有である。チョ・ソンイル氏は一体、この土地を誰から取り戻そうとしているのだろうか?

これがチョ・ソンイル氏の勘違いから来るところのミスだとは到底考えらず、明らかに意図的な嘘である。何故なら彼は國進様が統一財団理事長としてヨイド・パークワン訴訟を起こした頃、すでに世界宣教本部室長として実務を担当していた立場だったからである。(彼は國進様が日本の責任者として毎週のように訪日されていた頃、いつも随行していた)

私たちはこれまで、チョ・ソンイル氏の嘘をシリーズで暴いてきた。読者はこれを、ただ単にある一人の責任者の問題としてだけ捉えないでいただきたい。ここで、世界宣教本部が統一運動全体の中でどのような位置づけであるかを簡単に説明しておく。世界宣教本部はお母様の直下にあり、大陸会長たちの上にある。つまり、日本の総会長(日本は大陸扱い)よりも立場が上である。また、世界宣教本部の主軸は事務総長のユン・ヨンホ氏と室長のチョ・ソンイル氏である。

つまり、チョ・ソンイル氏に問題があるということは世界宣教本部に問題があるということであり、世界宣教本部に問題があるということは、統一運動全体に問題があるということである。だから私たちが暴いてきた問題は韓国、ネパール、アフリカなど世界宣教本部が担当する世界中のいたるところに広がっている。

チョ・ソンイル氏は世界宣教本部室長としてお母様から直接の命を受けて日本へやってきた。彼は正真正銘、世界摂理全般を担当する代表的な責任者としての立場で日本を巡回しているのである。

特にヨイド・パークワン訴訟を細部まで知っているはずの彼は、顯進様がヨイドの土地を奪ったという自分の嘘を良く知っている。だから「汝矣島聖地を取り戻すことができる!」という文字をスライドには入れておきながら、講義では具体的な言及をせずにその部分を通り過ぎているのである。

私たちはチョ・ソンイル氏が何を動機として歩む者なのかを明確に知らなければならない。今までシリーズで暴いてきた彼の嘘を振り返っていただきたい。もしも彼が真の家庭の一体化を願うのならば、顯進様がCBSと結託しているとか、ヨイドの土地を奪ったなどという嘘を用いて、お母様と顯進様、顯進様と祝福家庭の関係性を引き裂くようなことをしてはならない。また、もしも彼が神の摂理の発展を真に願うのならば、ネパールで共産党に身売りした挙句に落選した家庭堂党首を当選したと真逆のことを言ったり、独裁政権に寄生していた宗教家を義人であるかのように大袈裟に宣伝したり、お金をバラまいて見せるための行事を行ってアフリカ摂理が飛躍しているかのような嘘を語ったりしてはならないのである。(記事下に各記事へのリンクあり)

日本食口が、お父様が願われたヨイド聖地のために、どれだけ多くの血と汗と涙を流して献金してきたのかを、チョ・ソンイル氏は良く知っているはずである。そのヨイドの土地を顯進様が奪ったと虚偽を宣伝することで、日本食口が顯進様に対して憎悪を持つようにさせるということ以外に、彼の行動の動機を考えることができるだろうか?

ちなみに日本の食口の方々の中で、ヨイド・パークワン訴訟はまだ続いているか、あるいは勝訴したというような、事実と全く逆のことを信じている方がいるようだが、実際には2014年7月10日に最高裁判決が下され、統一財団側が完全に敗訴している。さらに現在は統一財団が支払うべき賠償金を決定するための訴訟が継続しており、これから徐々に確定されていく賠償金の合計額は1兆ウォン(約1000億円)を下回ることはないだろうと言われている。(詳しい事情を知りたい方は、「誰でもわかる!?ヨイド・パークワン訴訟」をお読みください。)

チョ・ソンイル氏は、家庭連合が自ら起こした馬鹿げた訴訟によって、今後、何十年にもわたって日本食口が捧げる献金は、そのほとんどが摂理ではなく賠償金に費やされるしかないということを、日本食口たちに正直に報告しなければならないだろう。

彼はその賠償金を捻出するために、日本を巡回しながら多くの嘘を用いて、世界摂理がすこぶる順調であるかのように宣伝し、日本食口のやる気(献金する気)を起こさせようというのだろうか?

読者は統一家の分裂が発生した2008年~2012年をよく思い出して欲しい。当時、お父様の下で実権を持っていたのは誰だっただろうか?今は王冠を被り、銃を持って祝福式を行う亨進様が世界会長であり、國進様は統一財団理事長であると共に日本の責任者、そしてチョ・ソンイル氏が当時から世界宣教本部室長だった。当時、顯進様に関して私たちが聞いた情報は、亨進様、國進様、そして世界宣教本部が発信したものだった。読者はこれからも本当にそれを信じていくのだろうか?

▲2008年~2012年の世界会長、統一財団理事長、世界宣教本部室長(写真はサンクチュアリNEWS家庭聖殿拡大委員会火の粉を払え、より)

嘘に嘘を重ねながら真の家庭を引き裂き、祝福家庭を摂理とは無関係な方向性へと引っ張ってきた家庭連合指導部・・・。もう終わりの時は近づいてきている。

 


<まだ読んでいない方はこちら>
チョ・ソンイル氏の嘘を許すな!シリーズ
CBSと手を組んでいるというデタラメ!
『心情文化の主人』をお父様が激怒されたというデタラメ!
ネパールでは「国家復帰目前」どころか、家庭堂が共産党に!
 これがネパール家庭堂とネパール共産党の契約書だ!
 ネパール大手新聞社の記事
800万人の信徒を持つ?ジンバブエの宗教指導者ウンダンガ氏の人物像
アフリカ摂理が飛躍しているかのようなデタラメ!
⑥ ヨイドの土地を顯進様が奪ったというデタラメ!(本記事)

 

誰でもわかる!?ヨイド・パークワン訴訟

祝福家庭の皆さん、ヨイド訴訟(ヨイド・パークワン訴訟)という言葉を聞いたことはあるでしょうか?また、それがどんなもので、結果がどうだったかをご存じでしょうか?家庭連合の指導部はこれについて一切報告をしませんし、裁判に関することは専門知識がなければ理解が難しいため、あまり知ろうとしない、ということもあるかもしれません。ところが結論から言えば、統一財団は最高裁で完全に敗訴し、今後、1000億円以上の賠償金を支払うことになるだろうというのです。信じられないとか、信じたくないという方もいらっしゃることでしょう。

今回はできるだけわかりやすく、ヨイド・パークワン訴訟について解説したいと思います。

ヨイド・パークワン訴訟は2010年10月29日に統一財団がUCI系列のY22を相手取って開始されました。そして2014年7月10日にすでに最高裁判決が出て終了しています。その経緯はどのようなものだったのでしょうか?

≪ヨイド聖地に対するお父様の願いとヨイド・パークワン・プロジェクト≫

そもそもヨイド聖地は、真の父母様の願いにより、統一財団が1972年に購入しました。当初の目的はそこに世界宣教本部を建設することでした。しかし過去の政権がソウルの中心地であり顔でもあるヨイドに宗教施設を建設することを許可せず、計画は難航しました。

その後、韓国のIMF危機(1997年)の時、ヨイド聖地はすでに担保に取られている状態にまでなっており、さらに統一グループが不渡りになって競売にかけられそうになる危機でした。競売に渡れば、ヨイド聖地は完全に統一グループの手を離れてしまいます。

その危機を乗り越えるための起死回生のアイデアが、ヨイド・パークワン・プロジェクトでした。その内容は、ヨイドの土地を巨大商業施設として開発することで多くの利益をもたらすというもので、それによって競売にかけるよりも利益が大きいと債権者を説得することができました。

真の父母様はこのプロジェクトに関する詳細な報告を受けられ、許可を下さいました。今後、ヨイドに建設される巨大商業施設の高層階に世界宣教本部が入るということで、許可してくださったのです。

≪ヨイド・パークワン・プロジェクト推進過程≫

このヨイド・パークワン・プロジェクトを進めるため、二つの特殊目的会社が準備されました。金融投資会社であるY22(ワイツーツー)と、施工会社であるスカイランです。統一財団は土地の所有者であり、開発に関してはすべてY22に委ねられたことになります。Y22は地上権(ヨイド聖地を統一財団から借りて、使用する権利)を持っており、統一財団との契約内容により、この地上権を他者に売却することもできます。

さて、Y22は金融投資会社ですから、資金を調達しなければなりません。どのような方法を用いたかと言えばPF(プロジェクト・ファイナンシング)という方法でした。それは建物の完成後に、その建物に対する権利を与えることで、多くの企業から事前に資金を募るというものです。つまり企業は先にお金を出すことで、建物の完成後に、その一部を所有するとか、賃貸することができるということです。必要なお金は2兆3千億ウォン(約2300億円)でした。これゆえに、ヨイド・パークワン・プロジェクトは統一財団やY22、スカイランといった、いわば内輪の企業だけでなく、出資した多くの一般企業を巻き込んだものになっているわけです。

Y22は未来アセットとマックォリーコンソシアムという一般企業に、オフィスビルを丸ごと、99年間賃貸することで必要な資金を調達しました。先にも述べたように、これに関してY22は統一財団に報告し許可を得る必要はありません。両者の間の契約で、地上権を自由に売却することができる権利もY22が持っているからです。

これによってヨイド聖地の所有者は統一財団であり、今後、土地の使用料(公示地価の5%を99年間)を受け取ることができる立場であり、完成したオフィスビルの高層階には世界宣教本部が入ることもでき、真の父母様の長年の願いが成就する道が開かれたのです。そしてこのプロジェクトは当初、基元節までには完成する予定で計画されており、基元節のための重要な基盤の一つになるはずだったのです。

パークワン開発起工式は2007年4月14日に行われました。真の父母様は郭錠煥会長の詳細な報告を受けられ、参加者に拍手させることで、この起工式を祝福してくださいました。2008年11月にも真の父母様は顯進様と共にパークワン開発現場を訪問され祝福してくださったのです。

≪混乱の発生≫

ところがこのような状況の中、統一財団の理事長になった國進様が、Y22(顯進様が理事長であったUCI財団傘下)に対して訴訟を起こし始めました(2010年10月29日)。訴えの内容は以下のようなものでした。

① スカイランが統一財団の意志に反して建物を売却(正確には99年間の賃貸)したことは契約違反である。
② 地上権は、統一財団の財産の一部であり、それを売却する際には文化観光省の許可を得なければならない。
③ Y22の法人消滅時効が2022年であり、統一財団はパークワン完成後の安定した地代収入が得られるか疑問である。

これは初めから勝訴する見込みのない裁判であり、一般メディアも「理解できない」と報じています。その後、大方の予想通り統一財団は2014年7月10日、最高裁で完全に敗訴します。この結果は当初から分かり切ったものであり、目的はプロジェクト・ファイナンシングの出資者が訴訟沙汰を知って手を引くことでY22を不渡りにさせること(つまり、顯進様を攻撃すること)にあったでしょう。

≪家庭連合が負った経済的損失≫

この訴訟が行われたことで経済的にはどれほどの損失が生まれるでしょうか?様々な情報を総合すると、統一財団が支払う賠償金額は、最終的に1兆ウォン(約1000億円)を下回ることはないだろうということです。一体、どのような種類の賠償が生じるのでしょうか?基本的に考えなければならないことは、統一財団が訴訟を起こさなかったならば、2012年にはビルが完成し、2013年からは営業が開始されていたはずでしたが、訴訟によってそれが2020年まで、7年も延期されることになってしまったということです。

  1. Y22が調達した莫大な資金の利子が、7年間の延期により膨らんでしまうことに対する賠償金。訴訟を開始してから1年ちょっとの時点である2011年12月19日の判決で、すでに約45億円の損害賠償という判決が出ています(利子以外も含む)。利子以外がどれくらいを占めるのか分かりませんが、最終的にはこの7倍近くの期間ということになると少なくとも200億円くらいは予想することができます。
  2. 2013年から営業を開始するはずであった各企業が、7年間営業できなかったことによって発生する損害に対する賠償金。これは未知数であり、2020年以降、実際に営業してみて得られた利益を通して計算しなければなりません。しかし普通に考えて未来アセットとマックォリーコンソシアムがソウルの中心地にある巨大なビルディングを使用して一年間に生み出す利益が1億円、2億円などということは、考えられないことです。彼らはこのプロジェクトのために合計2000億円以上を出資しているのですから、仮に20年間で資金を回収しようとすれば、年間100億円は利益を上げなければなりません。それが7年間分ということになります。
  3. 建設費用の上昇によって生じてしまった損害に対する賠償金。当初は約2300億円で建設できるはずが、訴訟によって約2700億円が必要になってしまったようです。よってこれだけでも約400億円の損失が生まれています。
  4. その他、諸々の費用。例えば建築資材なども一度仕入れて長期間放置した場合には、使えなくなってくるものもあるでしょう。現場で働くはずだった人たちが働けなくなったというようなこともあるでしょう…。

以上のようなことを考えると、1兆ウォン(約1000億円)を下回ることはないという試算は、決して大げさではないことが分かります。(この試算は、あとで「大袈裟だった」とならないように、少な目に計算した合計額が1000億円ということです。)

以上が、ヨイド・パークワン訴訟の経緯および結果でした。

≪統一家の混乱とヨイド・パークワン訴訟≫

さて、以上のような流れを統一家の混乱の観点から見つめ直してみます。顯進様がUCI理事長の責任を通して進めておられたヨイド・パークワン・プロジェクトはお父様が切実に願われたものであり、順調に進んでいたはずでした。ところが統一財団の理事長に就任した國進様が理由にもならない理由で訴訟を起こし、このプロジェクトを延長させ、混乱させてしまいました。当時、顯進様がお父様に対して逆らい勝手に行動しているかのような宣伝がしきりとなされていましたが、事実はどうだったのでしょうか?

まずUCI財団と統一財団の関係性ですが、お父様は2006年にUCI財団を世界的な財団として世界に散らばる統一運動の資産を一括的に管理するため、すべての資産をUCI財団の下に置くことを願われました。ですから統一財団もUCI財団の傘下に置かれるようになりました。

次に顯進様と國進様の関係性ですが、お父様は顯進様を総責任者の立場に置き、國進様を副責任者の立場に置くことを願われました。ところが國進様がこの願いを受け入れず、さらにお母様が顯進様に熱心にお願いされることで、三つの約束(國進様がヨイド・パークワン・プロジェクトに協力することなど)を通して國進様が統一財団の理事長に就任されました。ところがこのことをお父様はご存じなく、後に「國進を理事長にした覚えはない」と語られています。その上、お母様は顯進様との約束を反故にされてしまいます。

(参照:顕進様の真実サイトの索引ページより、「ヨイド裁判の真相とは?」をご覧ください。)

とにかく、このことによりヨイド・パークワン・プロジェクトにおいて、地主である統一財団の理事長が國進様であり、金融資本会社であるY22や施工会社であるスカイランなどを傘下に置くUCI財団の理事長が顯進様という状態が生じました。

このように、ヨイド・パークワン・プロジェクトは顯進様が中心的な責任を持ち、お父様の願いの下で順調に進んでいたはずでしたが、お父様の許可なく統一財団の理事長になっていた國進様がY22を相手取って訴訟を起こし、混乱がもたらされたのです。この訴訟は一般メディアも「理解できない」と報じているように、國進様が顯進様を敵対視し追い出そうとしていること以外には動機を見出すことができないものでした。王冠を被り、銃を装備している現在のサンクチュアリ教会(亨進様と國進様)の姿を見れば、当時、顯進様を悪者に仕立てながら何が起こっていたのか、食口はもう少し冷静に判断することができるのではないでしょうか?

≪結論≫

さて、結果的に統一財団は1000億円以上の賠償金を支払うことになるでしょう。ちなみに最近の日本家庭連合は献金が減少し、人員を大幅に削減しているのですから、これはほぼ壊滅を意味するでしょう。善は栄え、悪は滅亡していくはずの後天時代において、なぜこのような事が起こってくるのでしょうか?顯進様は本当にお父様に反旗を翻した「分派」でしょうか?

読者の方々には、上のような経緯を見ながら、神様の願い、お父様の願いは何だったのか?それに対してお母様、國進様がされたことは何だったのか?祝福家庭が無知故に黙って従った道は何だったのか?ということを知り、考えていただければと思います。

チョ・ソンイル氏の嘘を許すな!⑤~アフリカ摂理が飛躍しているかのようなデタラメ~

世界宣教本部室長であるチョ・ソンイル(趙誠一)氏は、お母様から直接に派遣され、日本にやってきた。彼は「お母様に800日間、直接侍った」と語っているが、韓国で言う「ドアノブ権力」とは彼のことだと言っても過言ではないだろう。「ドアノブ権力」とは、例えば大統領の執務室に直接出入りできる者たちが握っている権力のことで、大統領の判断は否が応でもその人々によって左右される。家庭連合においてもお母様周辺の一部の人たちがお母様の目になり耳になり、口になってきた。正しくない人々である場合には大変なことになる。

▼趙誠一(チョ・ソンイル)世界宣教本部室長

(写真は『火の粉を払え』(米本和広氏)より)

さて、チョ・ソンイル氏は昨年12月19日に松濤本部で講義をして以降も、日本全国を巡回し特別講義をしている。彼は講義の中でアフリカにおける摂理の飛躍を声高に宣伝しているが、その内容は明らかな嘘が多い。私たちは前回、ジンバブエの800万信徒の指導者であるというウンダンガ氏の人物像を明らかにした。今回は現在のアフリカにおける家庭連合の活動は、お父様ご在世時に比較して決して飛躍しているわけではなく、かえって縮小するか、方向性を喪失しているということを明らかにしたいと思う。

私たちがまず知らなければならないのは、アフリカを転換させるために、お父様が最も重要視されていた国は、他でもないナイジェリアだということである。ナイジェリアは人口1億8000万人(2016年、世銀)の30州からなる大国であり、アフリカ大陸全体の25%がナイジェリア人である。宗教的にはキリスト教とイスラム教が南北に50%ずつ存在し、経済規模も大きい(GDPがアフリカで1位)。そのため、人口から見ても、宗教和合の観点から見ても、経済復興の観点から見ても、アフリカにおいて自他ともに認めるリーダー国家というのはナイジェリアなのである。またナイジェリアは3部族が分裂の危機を乗り越えて現在の統一を維持してきた歴史を持っており、そういった面からも神の摂理に呼応し得る国家である。以上のような理由からお父様はこの国に着目され投入して来られた。

しかし家庭連合の指導者たちは、このようなナイジェリアを神の摂理の為ではなく、統一家内部の権力争いのために、政治利用した側面がある。2011年7月20日、韓国では統一財団が自ら起こしたヨイド・パークワン訴訟の第一審判決で、統一財団が全面的に敗訴する見通しだったが、お父様が韓国にいらっしゃればテレビニュースを通して、そのことを知られてしまうと見た指導部は、その期間にお父様を国外にお連れする必要があった。ある責任者が「グッドラック・ジョナサン大統領がお父様をメシヤ・真の父母として受け入れています」と誇張して報告をし、お父様はその期間に韓国を出国され、ナイジェリアを訪問された(ナイジェリアは2011年7月15~18日、その後、コディアックへ)。ところが実際には大統領は平和大使としての水準でしかなかったため、お父様が大統領を表敬訪問しただけで、大統領は「天地人真の父母実体み言葉宣布天宙大会」には参加しなかったのである。出国の日、飛行機の時間を超えてでもナイジェリアに真理を伝えようと語り続けられたお父様は、「もう時間です」とみ言葉を終わらせようとした亨進様の顔を打って戒められた。このような指導者たちの神の摂理に対する態度、お父様に対する態度は、ナイジェリアにおいて神が予定された摂理を狂わせていったのである。

一方、顯進様の超宗教的平和運動の取り組みは2009年に統一運動から追い出されながらも、ナイジェリアで奇跡的な飛躍を成し遂げた。アフリカの発展を妨げているものは、実は経済問題ではなく、リーダーシップが腐敗しているということである。「神の下の人類一家族というビジョンの下、キリスト教とイスラム教の間の紛争を終わらせ、アフリカの発展をリードするためには、富ではなく真実の道徳的リーダーシップがまず回復されなければならない」という顯進様のスピーチは共感を呼び、ナイジェリアは国家的次元で、この超宗教的平和運動を歓迎しているのである。顯進様の講演文はナイジェリア政府を通じて公式的にアフリカ諸国へと伝達された。またナイジェリアでの大会では、それ以前にこの運動がケニア内戦の終息に寄与した実績が認められ、国連から顯進様のNGOに賞が贈られた。統一家の分裂が起こった2009年の後、ナイジェリアにおいて顯進様に従った責任者はたった一人だった。それにも関わらず、当時の副大統領夫人がビジョンに感動し、私財まで投じた協力により、ほとんどお金がなかったにも関わらず、ただ神の摂理に適ったビジョンと活動によってこのような飛躍を成し遂げたのである。

最近のナイジェリアでの活動はこちら

このようにナイジェリアにおいて、お父様が明らかにしてくださったビジョンを指導者たちに具体的に提示し、彼らを主人にし、お父様がなさりたかった摂理を推進して来られたのは、顯進様だったのである。

それに比較して家庭連合指導者たちは、アフリカ摂理のための明確なビジョンがないため、お母様と食口たちに見せるための大会を行うために、お金でVIPを動員できるような小国へと向かわざるを得ず、その結果、お父様が最重要国家として投入されたナイジェリアではなく、ジンバブエ、ザンビア、セネガル…と言った国々へと向かっていったのである。

2018年1月、セネガルの大統領がお母様をお迎えしてアフリカサミット2018が行われたということであるが、そもそも宗教人の95%がイスラム教を信じる(人口の80~90%がイスラム教徒だという)セネガルを何故選んだのであろうか。一夫多妻制のセネガルは、真の家庭理想を提唱するには全く相応しくない国であり、アフリカの主要国でもない。

平和大使協議会のHPによれば、このサミットにはセネガルのみならずアフリカ各国の元首、閣僚をはじめ、世界各国から約1000人の国会議員、平和大使、有識者らが参加する予定だったが、セネガル以外の国家元首は結果的に不参加だったようである。その上、セネガルのマッキー・サル大統領は大会前日まで参加の意志を明確にせず、直前になって家庭連合が大統領に賞を与え、10万ドル(約1000万円)の賞金まで出したことで参加が決定したという。(家庭連合内部情報筋)

家庭連合ではアフリカ大陸でコーヒービジネスを展開することでアフリカを救うと夢を膨らませているが、最も重要なのは顯進様が唱えておられるように道徳的リーダーシップによるアフリカの革新なのである。アフリカのような地域でお金を前面に立てて摂理を行おうとすれば、反対に大きな危険を引き寄せてしまうことを知らなければならない。そのことは過去のアフリカ宣教の歴史が物語っている。ビジョンに相対する人は無償で自らを捧げようとするが、お金を用いれば用いるほど、自己の利益を追求する人が集まってくるのである。このような傾向が経済的に後れを取っているアフリカにおいては他の地域よりも一層顕著である。ジンバブエのウンダンガ氏はそのよい例と言えるだろう。

その上、家庭連合に莫大な資産があるということがアフリカで有名になることは、摂理を担当する責任者や宣教師たちの命すらも危険にさらす可能性がある。なぜならアフリカでは警察官や軍人でさえ、お金を持っていると見れば、武器で脅して不正に金品を奪うことがあり、必ずしも正義や法に則って行動するとは限らないからである。

このように家庭連合のアフリカにおける活動はビジョンと方向性を失い、多くのお金をつぎ込んで見せるための大会を行う、摂理とは無関係なものに転落してしまった。

一日も早く、家庭連合が顯進様に対する誤解を解き、顯進様が築いてこられた基盤こそが、神の摂理のための基盤であることを、お母様に正確に報告しなければならないだろう。

 

<統計資料:外務省ホームページ、基礎データより>

ナイジェリアの人口は約1億8000万人。宗教はキリスト教とイスラム教が南北に50%ずつ。GDPは4,050億8268万米ドル(2016年:世銀)。一人当たりのGDPは2,450米ドル(2016年:世銀)。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/nigeria/data.html#section1

セネガルの人口は約1500万人。宗教はイスラム教が95%。GDPは147.7億米ドル(2016年,世銀)、一人当たりのGDPは950米ドル(2016年,世銀)。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/senegal/data.html

亨進様の銃を携行した祝福式と家庭連合の対応を見て ー 櫻井正実

社会の信頼の喪失

去る2018年2月28日、銃を持って参加する祝福式が、亨進様によってサンクチュアリ教会で執り行われた。よりによって、2週間前にアメリカのフロリダ州で起きた無差別銃撃事件で使われたAR-15(アサルトライフル)を携行しての祝福式である

銃撃事件の被害に遭った高校生が始めた「Never Again(もう二度と)」運動がメディアでも取り上げられ、米国民の意識が銃規制法の強化に向かおうとしていた矢先のことであった。ちなみに、CNNの世論調査(28日時点)によれば、アメリカ国民の間で銃規制の強化を支持する人々の割合は70%に至り、これは1993年以来の高水準だと言われている。

こうした状況であっただけに、今回の亨進様による祝福式は、アメリカ国民から大変な顰蹙(ひんしゅく)を買っている。「宗教と銃の結合」がISを彷彿させ、AR-15を用いた点は、社会モラルを著しく欠いていると見られたことであろう。

お父様の思想と伝統の歪曲

信者に銃で武装し訓練させる亨進様の指導は、お父様の「平和軍や平和警察」といったみ言や黙示録に出て来る「鉄の杖」を独自的に解釈した結果である。一部の狂信者がコーランの教えの一部を歪曲して解釈し、ISを結成した様子と重なって見えるのは私だけではないだろう。

お父様が始められた祝福式は、純潔を守って来た男女が神の前に立ち、真の父母様を通して祝福を受け、神中心の家庭を成す誓約をする儀式である。その祝福式を銃を持って執り行い、多くの人々の不安と恐れを引き起こした亨進様の祝福式は、お父様の思想を歪曲し、お父様の伝統を破壊してしまう行為である。

それにも関わらず、今回の内容はアメリカばかりではなく、韓国の大手テレビ局でも、「統一教会の文鮮明総裁の息子」が起こした事件として大々的に報道されてしまっている。お父様の思想と伝統を壊すサンクチュアリ教会の事態が、社会の人々から「真のお父様の思想や伝統」を汲むものとして、同一視されていることは非常に嘆かわしいことである。今後もこのような行動が続けば、真のお父様の高貴な生き方を著しく損なわせる結果とならざるを得ないであろう。

無関係を主張する家庭連合の無責任さ

家庭連合は今回の事態に対し、あくまで、「他団体が引き起こした事態であって、自分たちとは一切関係がない」と一蹴している。しかし今、サンクチュアリ教会を通して問題を起こしている亨進様を正統な後継者であると宣伝し、統一運動全体の方向性の歪曲を許して来たのは家庭連合ではなかったか。

家庭連合ではお父様の聖和以後、亨進様がお母様に従わくなったために後継者としての資格を喪失したのだと弁明するかもしれないが、それは真実ではない。

家庭連合を「統一教」に変え、UPFを統一教の傘下団体に位置付け、米国総会長を顯進様から仁進様に代えたのは、決してお父様の意向ではなかった。また、神霊治癒礼拝も、聖塩販売も、真の父母様の銅像を持ち出しての天福パレードも、お父様の本来の伝統や摂理観からは著しく逸脱したものであった。しかし最もひどいものは、文國進様、並びに当時の教会指導部と共に推進した、文顕進会長に対する常軌を逸したネガティブキャンペーンと、巨額の資金を投じて訴訟を起こし、真の愛の道を外れた蛮行である。

しかし家庭連合は、亨進様が正統なお父様の後継者であるとして、これらすべてを「真の父母様が許可された真の父母様の指示」として容認し、食口はそれを傍観した。その結果が今の亨進様であり、サンクチュアリ教会なのである。

亨進様を立てたのはお父様ではなくお母様

当時、統一運動全体を導いていた顕進様を退け、亨進様を中心に据えたのは、一体誰の意向だったのであろうか。また、亨進様を立て、神の摂理の方向性をねじ曲げ、訴訟を始めた國進様・亨進様を追い出したにも関わらず、未だに訴訟が続いているのは誰の指示によるものなのだろうか。

現在、サンクチュアリ教会に在籍する信徒たちが、家庭連合を離れて、亨進様のもとのサンクチュアリ教会に入教したのは、「亨進様こそがお父様が立てた後継者であるにも関わらずお母様が追放した」と見ているからであろう。しかしそうではないのである。

顯進様を後継者に立てた真のお父様の決定に対し、真のお母様と、統一教会指導部が、亨進様を後継者として擁立しようと継続的にお父様に虚偽の報告をし、お父様と顯進様の父子の関係を引き裂いたのである。お母様と亨進様と腐敗した指導部は顯進様を追い出すという一点において結託し、真の家庭が一つになることを願われた真のお父様を裏切って、神の摂理の方向性から逸脱していったということが真実なのである!

サンクチュアリ教会の食口たちは、家庭連合内に矛盾を見いだし、お母様によりお父様の伝統が壊されていると考えたからこそ、サンクチュアリの門を叩いたのだろう。だとすれば、今一度、両目を見開いて見て頂きたい。亨進様の行動の中に、お父様の伝統が生き続け、お父様が生涯をかけて推し進めてきた神の摂理があるのか、を。

いま一度、真実を追求すべき

それ故に顕進様はこれまで沈黙を守って来られたのである。ご自分を迫害する真のお母様と他の子女様を守り、その責任を自らが背負って神の摂理の道を守るため、必死の歩みを続けて来られたのである。

私たちが決して取り違えてはならないのは、私たちが今戦っている相手は、真の家庭を崩そうとするサタンであるという点である。顯進様が誰をも憎まず裁かず、すべてを越えて来られた真の愛の先例に私たちも続かなければならない。この戦いは神とサタンの天宙史的葛藤であり、真の家庭に侵入したサタンを如何に追い出し、真の家庭を再び一つにするのかという戦いなのである。

顯進様は、今回の真の神の日から始まった一連の公的集会で、遂に沈黙を破って食口に真実を語られた。その決断の背後には、どれだけの苦悩があったことであろうか。冬のモンタナの山で精誠を捧げられていたというが、神様の前にお母様と真の家庭と祝福家庭全体、そして全人類の救いのために、必死の祈りを捧げられていたに違いない。その上で沈黙を破られたということは、真の家庭の分裂の原因を明らかにせずしては食口が真実に目覚めず、このままではお母様及び他の子女様方の霊的生命も失われてしまうからであろう。真実を明らかにされながらも、「決して裁いてはならない。自らを悔い改めよ」と何度も強調された顯進様であった。

短い文章ではとても説明できる内容ではない。もしこの文章を通して「真実」に関心を持ってくださった食口がいらっしゃるならば、是非下のサイトを通して「真実」を追求してくださればと思う。

顯進様の真実

2018.3.5

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<参照:一般メディアによるサンクチュアリ教会に関する報道>

– 米国統一教会の教会で小銃を手に合同結婚式
http://www.ichannela.com/news/main/news_detailPage.do?publishId=000000081951

– 小銃を持った合同結婚式に大騒ぎ…統一教会前総裁の息子が主導
http://news.kbs.co.kr/news/view.do?ncd=3612578&ref=D

– 弾丸の王冠に小銃を持って合同結婚式。統一教会関連宗教団体
http://news.jtbc.joins.com/html/126/NB11597126.html

– 統一教会文鮮明の息子の教会、小銃を持って合同結婚…激しい非難
http://imnews.imbc.com/replay/2018/nwdesk/article/4543645_22663.html

– 片手に銃を持ち、頭には弾丸の王冠。統一教会米国合同結婚式
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2018/03/01/2018030101587.html

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