前回は家庭連合がパラグアイで官僚や検察官を買収し、不正に顯進様を刑事起訴させようとした事件を明らかにした。ところが彼らがこのような蛮行に及んだのは、より大きな目論見があったからなのである。

2017年8月、彼らはパラグアイでの刑事訴訟で裏取引を通して顯進様に対する公式調査を開始させることができたと見るや、今度は韓国で顯進様をひそかに刑事告訴した(告訴したのは韓国家庭連合総会長(当時)のユ・ギョンソク氏)。

▲柳慶錫 韓国家庭連合総会長(当時)。写真はFamily Forum Japanより

パラグアイで不正を用いて顯進様に対する「公式調査」が始まったこと(前回記事参照)を、彼らは検察官に対して「起訴された(ほぼ有罪確定)」と誇張し、韓国の検察官が顯進様に悪い印象を持つように努力した(顯進様の下の責任者に通達があった時に、検察が顯進様のことをパラグアイで「起訴された」と勘違いしていたことで判明)。また、彼らがこれまで顯進様を攻撃するために捏造してきたすべての証拠を提供した。その結果、検察官は当初、まんまと家庭連合に騙されたようである。

そして2017年12月、顯進様が重要な行事のために韓国に入国された際に、検察官は法務長官に報告し、顯進様に対して出国停止措置を執らせたのである。出国停止措置とは、その事件の容疑者が逃走したり証拠を隠滅したりする可能性のある場合に適用され、法務長官の決済を必要とする。ここから見ても、家庭連合が顯進様をどれだけ悪い人物として印象付けたかがわかるのである。

家庭連合は、なぜ顯進様を出国停止にする必要があったのか?それは顯進様の活動を封じるためであり、また、米国で進行中のUCI裁判において、お母様と顯進様が直接お会いし、和解が進むことの無いようにさせるためであった。(ちょうど12月には判事を中心に和解のための話し合いが予定されていた)さらに言えば、韓国社会においても世界的レベルにおいても偉大な平和運動の指導者として評価が高まっている顯進様の経歴に傷をつけることで、その仕事をさせないためでもあった。

顯進様が韓国に入国されるや否や、出国停止措置が伝えられた。ところが顯進様はそのことを表情に出されることもなく、何も変わらずに一連の重要行事を執り行われた。世界中から多くの指導者が参加し、惜しみない拍手を送り、主人として運動に加わった。

そして顯進様はすべての行事を終えられた後で、静かにソウル東部地方検察庁を訪問し10数時間にもわたる取り調べを受けられたのである。

かつて真のお父様がそうであられたように、顯進様は堂々と取り調べに臨まれ、どんなに調べても嫌疑を見出すことができなかった検察官は、急いで法務長官に報告し、出国停止措置をすぐに解除し、顯進様は翌日には米国へと出国されたのである。顯進様の出国停止措置が一日で解除されたことは、家庭連合指導者たちの予想を大きく裏切ることであった。

家庭連合からの嘘の情報に騙され、何の罪もない著名人に対して法務長官の決済まで取り付けて出国停止措置までしてしまったこの検察官は、さぞかし肝を冷やしたことだろう。本人にとってはキャリアに傷がつきかねない大ごとであったに違いない。8月に家庭連合から顯進様がパラグアイで「起訴された」という偽情報を掴まされた検察官は、それが11月には買収スキャンダルとして暴かれていたことを知った時、家庭連合に対してどのような印象を持っただろうか?

さて、これまで二回にわたって、家庭連合指導部が訴訟の中でどれだけ汚い手段を用いて、長子である顯進様を攻撃しているかを明らかにしてきた。これらの事実から分かることを、もう少し深く考えてみることにする。このような指示は一体、どこから来ているのか?ということである。

たとえばパラグアイ事件において家庭連合の弁護士を務めていたカルメロカバーゼロ弁護士(官僚を買収する通話記録あり)は、二世弁護士である朴珍用氏が任命した人物である。彼がお金でパラグアイの官僚、検察官を買収するには、「予算」が必要である。その「予算」を弁護士が個人で捻出するとは考えられない。間違いなく大本営から送金を受けるはずである。また、彼らはパラグアイでの公式調査開始をタイミングよく韓国での顯進様の刑事告訴と結び付け、様々な(捏造した)証拠を周到に準備して検察に提供している。これは少なくとも一年以上の時間をかけて計画してきたものである。つまり、「予算」の面でも戦略の面でも、間違いなく家庭連合中枢は一体となって情報を共有し、相談し、予算を捻出した上で、計画を実行に移しているのである。

このような一般社会で考えても最も醜いレベルの不正(もはや犯罪)を自分たちが用いていることを、韓国で顯進様を刑事告訴したユ・ギョンソク氏が知らないはずはない。また世界宣教本部事務総長のユン・ヨンホ氏も知らぬはずがない。さらに最近、日本各地で特別講義をしている世界宣教本部室長のチョ・ソンイル氏も知らないはずはないのである。そもそも真の子女様を刑事訴訟にかけるなどということを、責任者が個人の独断で行えるはずがない。(もしも独断で刑事訴訟を起こし、お母様から「やりすぎだ」とお咎めを受けた場合、挽回の余地がない。)間違いなくこの指示は、家庭連合の最上部から来たものであり、彼らはそれをしても構わないという意思を共有したチームになっているとしか考えられない。「悪は徒党を組む」と言うが、彼らは結託することで決して越えてはならない一線をすでに越えてしまっているのである。

一般的な視点から見た場合にも、顯進様は今や自他ともに認める南北統一のための最も重要な仕事をされている。多くの指導者が顯進様のビジョン、信仰、人格に感銘を覚え、心を一つにして働こうとしている。そのように立派な仕事をしている息子を、母親が総裁を務める組織であるところの家庭連合が、嘘と財力を用いて監獄に送ろうと血眼になっているのを見た時、一般社会の目は、この組織、この母親をどのように見るであろうか。

神様の摂理は真の家庭の一体化を通して、一から全体へと広がっていくものである。ところが真の家庭を破壊する目的で結託したチームをコックピットに載せ彼らに無条件に「絶対服従」して客席に座っている祝福家庭は、その精誠の大部分を神の摂理を破壊することに用いられてしまっている。一刻も早く、すべての祝福家庭がこの事実に目覚めることを願うばかりである。

 

パラグアイのABC新聞社が暴露!家庭連合が官僚や検察官を買収!!

カテゴリー: 真実

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