真のお父様は、1994年に世界基督教統一神霊協会(以下、統一教会)の40年の歴史を終え、これからは世界平和家庭連合であると宣言された。そして2年後の1996年、創設大会を通して世界平和統一家庭連合(以下、家庭連合)を正式に発足された。重要なのは、真のお父様はなぜそのようにされたのかである。

真のお父様とはどのような方なのか。

統一運動の摂理機関を統一教会から家庭連合に変えた事件は、真のお父様がどのような方で、お父様の遺業が何なのかということと深い関連がある。真のお父様とはどのような方なのか。これについては、文牧師、文総裁、愛国者、平和活動家、超宗教活動家、世界日報の創始者等…人によって見解が違う。真のお父様のアイデンティティが示される多くの面があるが、最も核心的なものは何だろうか。2006年に発表された「平和メッセージ3」を見ると、真のお父様は、自らを「第一アダムと第二のアダムが失敗したすべてのことを蕩減復帰し、完成しなければならない第三のアダム」であるとされている。真のお父様がご自身をアダム型の人物として規定されることには二つの意味がある。ひとつは、神様が、真の愛、真の生命、真の血統の息子として創造されたアダムのように、真のお父様は、サタンが所有権を主張することのできない神の子として誕生されたということである。二つ目に、真のお父様は、アダムが失敗したことを蕩減復帰し、完成しなければならない5%の人間の責任分担のある方であるということである。

ならば、アダムが失敗したこととは何なのか。<原理講論>第6章予定論を見れば、その答えを明確に知ることができる。「アダムを通して創造目的を成就しようとされた神のみ旨は、アダムの堕落によって成就することが出来なかったが、そのみ旨を成就しようとする神のみ旨は絶対であるので、神はイエスを後のアダムとして送り、彼を通してそのみ旨を成就しようとされた。しかし、ユダヤ人の不信によってそのみ旨が成就できなかったため、神は再臨主を送って、彼を通してそのみ旨を成就しようと摂理されたのである」(p.215)。アダムが果たせなかったこととは神様の創造目的であり、第三アダムとして来られた真のお父様は、その成就できなかった神様の創造目的を成就される方である。

神様の創造目的と真のお父様の使命

神様の永遠の創造目的とは四位基台である。四位基台とは「平和メッセージ2」にあるみ言葉のように「神様中心の家庭的基台を言う」のであり、神様を中心とする夫と妻、子女という4つの位置を成就することである。ならば、神様の創造目的である四位基台とはどのようにして完成されるのだろうか。<原理講論>第1章創造原理には次のように記述されている。「四位基台は、正分合作用による神様、夫婦、子女の3段階として完成」(p.34)される。過去を代表する神様と現在を代表する夫婦、未来を代表する子女、このようにして時間的に3代圏を成すことによって神様の創造目的が成就されるのである。

アダムが成就しなければならない四位基台を完成した神様中心の家庭とはどのような姿をしているのだろうか。平和神経の様々な章を通してみるとその姿は二つである。まず、家族全員が神様と父子関係を形成した姿である。神様の息子娘として生まれたアダムとエバは、神様を父母として侍り共に生きる。そしてアダムとエバを通して生まれた子女も、神様の息子娘として生まれ、アダムとエバがそうであったように、神様を父母として侍り共に生きることである。第二に、家族全員が神様の真の愛を実践する姿である。アダムとエバ、そしてその子女たちが互いに真の愛を実践し、神の子らしく生きることである。

このようにアダムがエバと子女と共に神様中心の家庭を実現すれば、彼らの後孫たちも神様を中心とした家庭を成し、神の下一家族として生きることになる。つまり、生まれて成長しながら、自然に自身が神様の子女であるというアイデンティティを悟り、神様を中心に侍りながら生きる、神様の真の愛をお互いに実践し、神の子らしい生を生きることになるだろう。これがまさに神様の創造目的であり、これを実現しなければならない責任がアダムにあった。

しかし、アダムはこれを実現することができず、失敗したアダムを代身して神様の創造目的を完成しなければならない使命を持って第三のアダムとして誕生された方が真のお父様である。つまり、四位基台が完成された神様を中心とした真の家庭を実現し、神の下人類一家族を実現することが真のお父様の使命であった。

アダム家庭の失敗と真の家庭の摂理的責任

「再臨主は何次アダムかって? 3次アダムです。 3次アダムは何しに来たって?真の父母になるために来ました。真の父母になって何をするって?真の家庭をつくるのです。真の家庭をつくって何をするかって?…先生の後ろにはアダム家庭の失敗家庭があります。これを整備しなければなりません」(み言葉選集284巻、P.119、1997年4月16日)

アダム家庭の失敗は何なのか。3つある。第一に父母の失敗である。エバが神様を裏切り、そのエバにアダムがしたがったことで、アダムとエバの間に主管性転倒が起きた。第二に3大王権の縦的な軸の形成に失敗した。アダムとエバの堕落によって、彼らは神様の子女を生むことが出来ず、むしろサタンの子女を生んでしまった。結局、アダム家庭において、神様 – アダム ‐ 長子へとつながる3大王権の縦的軸を成すことができず、神様を中心とした3代圏が定着できなかった。第三に子女の失敗である。神様がアダム家庭の問題を正すために子女を通して復帰摂理を行ったが、長子権問題をめぐりカインがアベルを石で打ち殺してしまった。結局、アダム家庭全体が失敗してしまった。

このようなアダム家庭の失敗を勝利的に復帰しなければならない家庭が真の家庭である。第一に、真の家庭には父母の責任がある。真のお父様は神様の男性像を、お母様は神様の女性像を表わし、神様が期待される男性の代表としての役割と、女性の代表としての役割を通して、真のお父様とお母様が神様のみ旨を中心にひとつになることで、アダムとエバの間に起きた主管性転倒の問題を解決しなければならない。第二に、神様 – 真のお父様 – 長子権を持った息子へとつながる3大王権の縦的な軸を確立することにより、神様の創造目的である四位基台を完成しなければならない責任がある。第三に子女の責任がある。長子の権利を持った息子と拡大された真の家庭の一員である祝福家庭との関係において、カインとアベルの問題を解決しなければならない。つまり、カインの立場にある祝福家庭が長子の権利を持った真のアベルの立場にいる息子の長子権を認め、神様の主権と真のお父様の血統を代身する未来の代表として侍り、ひとつにならなければならない。

統一運動の摂理機関の大変化と2000年代の神様の摂理

このような原理と摂理的観点から歴史を振り返って見ることにする。1990年代の半ば、統一運動の摂理機関に大変化が起こった。40年間、その役割をしてきた統一教会の扉を閉め、家庭連合の時代を開門したのである。この変化は、単に機関の名前や看板を変えたという次元のもではなかった。宗教圏を中心とした個人の救いの次元を越え、真のお父様の第3アダムとしての使命である神様中心の家庭を基礎とし、人類が、宗教、人種、国籍を超え、神の下一家族として生きる新しい文明を創造するための偉大な変革であった。新しいぶどう酒のための新しい皮袋として家庭連合が創設されたのである。

このように摂理的に重要な時期である1998年7月19日、 文顯進様は家庭連合の世界副会長として就任されることになった。文顯進様は、文字通りの統一教会の責任者ではなかった。統一教会が扉を閉めた後、統一教会とは何の関係もない立場から、新しい時代のための新しい機関である家庭連合を通して、神の下人類一家族を実現する人類の新しい文明創造の瞬間から、文顯進様は公的な仕事を始められたのである。

文顯進様の家庭連合世界副会長就任式で真のお父様が語られたみ言葉を見ると、この就任式が単なる機関の責任を任せることを意味していなかったことを知ることができる。それは、1代の神様、2代のアダム、3代のアダムの息子へとつながる3大王権の縦的な軸を立てることのできなかったアダム家庭の失敗を代身し、神様 – 真のお父様 – 文顯進様へとつながる真の家庭の3大王権の縦的な軸を立てる天宙史的事件であった。したがってその就任式は、単に統一教会内部のイベントではなく、より広く深い次元で行われ、これに真のお父様は、統一家の指導者だけでなく、平和大使をはじめとする各界各層の指導者を招待し、その意味を明確にされ、当時の大きな喜びを「万歳、万歳、万万歳!」と表現された。

このようにして真の家庭の3大王権の縦的な軸が立てられたので、その後、神様の摂理は大きく二つに分けて進められた。一つ目は、2001年1月13日、真のお父様は神様の王権を立てる歴史的な神様王権即位式を挙行された。このイベントについて真のお父様は、約一ヶ月後、次のように語られた。「今回、韓国で会議をした時、40代前は2世である顯進の指示に絶対順応するようにと言いました。そうです。人事措置も何でもできるように特権を許諾しましたか?しませんでしたか?ニューヨークで?そうです。ニューヨークで。王権を樹立する時は、1世は過ぎたのです。1世の時代は過ぎ去り、2世の時代が来たので…」(み言葉選集343巻、p.289、2001年2月18日)

真の家庭の3大王権の縦的な軸の形成を通して神様王権即位式を勝利的に挙行された土台の上に、神様の摂理は2013年1月13日までに真の父母様と真の家庭の定着、神主権の実体的定着を成す基元節に向けた天一国創建12年路程を出発することになった。

第二に、神様の摂理は父子協助時代に移された。「父子協助時代に移るのです。父子協助時代になると、ここですべてが終わるのです。分かりますか。母子協助の基盤の上で息子を立てるのです。メシアを生まなければならないのと同様にメシアを立てることも同じ」(み言葉選集314巻、p.229、2000年1月5日)

アダム家庭の失敗を勝利的に復帰する真の家庭となるため、真のお父様と真のお母様の間で主管性転倒の失敗を勝利的に復帰することにより、真の父母様が定着する父母の責任と共に長子権を持つ文顯進様と拡大された真の家庭の一員である祝福家庭がひとつになって、真の家庭が定着する子女責任の時代が到来したのである。「地上で今、顯進を中心としてひとつにならなければならないのです。そのため、皆さんが顯進の家庭を中心にひとつになって、父母様について来るのです。そうすればすべてのことが終わるのです」(み言葉選集335巻、p.285、2000年10月6日)

このような次元で神様の摂理は、第3次アダムの勝利的基盤の上に第4次アダムが責任を持つ時代を迎えることになった。第2次アダムあるいは第3次アダムの出現は、第1次アダムが失敗したためであった。しかし、第4次アダムの出現は第3次アダムが失敗したからではなく、神様を中心として3代圏が勝利することによって、神様の創造目的を完成するためには第3次アダムである真のお父様の責任に加え、第4次アダムである文顯進様が責任を持たなければならなかったからである。そのため、真のお父様は次のようにその意味を語られた。「1次アダム、2次アダム、3次アダムは、神様の恨を抱いてこの地に来ました。そのような恨を4次アダムにまで行かせてはだめです。第4次アダム圏時代では定着時代へと行かなければならないのです。第4次アダムを中心とした本然的家庭において天国が始まるのです。第4次アダム圏時代とはアダムとエバが堕落せずに完成して理想家庭を成就する、そのような時代圏を言うのです。神様の理想が実現される本然の時代を言うのです」(統一教会時代の主要な儀式と宣布式III、2001年7月)

このように、創造本然の理想家庭である真の家庭が定着すると、全人類がこの真の家庭に連結され、神様中心の家庭をつくることによって神の下一家族として生きる世界が実現できる。「来られるメシアは完成したアダムの資格を持って来られるので、まず、神様が絶対的基準で愛することのできる真の花嫁を迎え、真の夫婦の位置にまで進まなければなりません。しかし、メシアの使命はそこで終わるのではありません。真の父母の位置まで、ひいては絶対的な真の家庭を探し立てなければなりません。この真の家庭を中心として神様の創造理想を完成した地上天国と天上天国を創建することができるのです。その目的のために堕落の末裔である60億の人類は、誰もが例外なくメシアの真の家庭に接ぎ木されなければなりません。絶対条件です」(み言葉選集478巻、P. 285、2004年12月2日)

したがって、この時期、神様の摂理は家庭連合を基盤に360万双、3600万双、3億6千万双といった祝福運動を前進させ、これにより、人種、国籍、宗教の壁を越えた人類の普遍的救いが本格化した。そして人類を神様の息子娘に戻し、神様を中心に侍って生きるよう、神様を中心とした真の家庭実現運動も拡張展開された。

過去10年間、統一家に何が起こったのか。

しかし、2008年以降から統一家は神様の摂理と真のお父様の使命に逆行する混乱が吹き荒れている。第一にお母様が真のお父様との関係においてエバの主管性転倒の過ちを繰り返している。お母様は、真のお父様が原罪のあるサタンの血統に生まれ、そのため、誕生した時からではなく16歳の時に初めてメシアの資格を持たれたと主張している。これはサタンが所有権を主張することのできない、神様の本然の血統を持って、神様の直系の息子として誕生した真のお父様のメシアとしての資格と権威を正面から否定するものである。

そしてお母様は、再臨のメシヤがこの地に来られるための2000年のキリスト教の基盤と再臨主を迎えるための北朝鮮の神霊集団の基盤を、お母様が誕生し成長するための基盤であったという歪曲された主張と、自身は真のお父様とは関係なく生まれ育った独生女であるという主張もされた。これは真のお父様の主体性を認めていないことになる。

それとは違ってお母様は、原罪を持って生まれた真のお父様が原罪なく生まれた独生女であるお母様に会って原罪が清算されたと語ることで、お母様が真のお父様の前に主体であると主張されている。そのため、お母様は2018年3月16日、米国ラスベガス Famicon 2018での演説で「神様の摂理において再臨主よりも重要なのは神様の血統を持ってきた独生女の出現」という主張をされたのである。これは真のお父様に対するお母様の主管性転倒の極地ある。それだけでなく、6000年前、エデンの園で起こったエバの過ちをお母様が繰り返すことで、真の父母様定着の基盤を自ら破滅させるという危険な道を歩まれている。

第二に、文亨進様は、真のお父様 – 文亨進様 – 文信俊様という偽りの3大王権を主張し、神様の復帰摂理において勝利的結実として立てられた神様 – 真のお父様 – 文顯進様へとつながる真の家庭の3大王権の縦的な軸を否定している。文亨進様はお母様を背負って文國進様、文仁進様と共に、2008年4月18日、家庭連合をハイジャックした。その後、彼は神様の摂理や真のお父様の使命とは全くかけ離れた違う道へと統一運動を導いた。

文亨進様は家庭連合の扉を閉め、統一教会という制度化された宗教の道へと戻った。彼は、2009年6月30日に青坡洞本部教会での説教を通して、当時の「統一教会」を世界基督教統一神霊協会、世界平和統一家庭連合、統一教会の3段階で説明した。そして彼は、2009年7月17日、「統一教会は、仏教、儒教、イスラム教と同じ1つの宗団」であるという公文を世界全域に送り、同年8月13日には「世界平和統一家庭連合の名称を統一教会と変えて使用する」という公文を発送することにより、制度化された宗教への回帰を公式化するに至った。2009年11月18日、UPF世界会長の就任式において彼は、統一教会と名称を変更した理由について「世界基督教統一神霊協会から世界平和統一家庭連合に看板を変えた理由は、世界的な活動をしなければならなかったのにキリスト教が反対したためであり、今では堂々と本然の統一教会の道を行く時となったからである」と説明し、神様中心の家庭に基づいた人類の新たな文明形成の理想と家庭連合の基盤を通して、これを実現しようとされる真のお父様の崇高な使命をゴミ箱に投げてしまった。

以後、2013年、統一教会における指導者の地位を失うと、彼は自身が統一教会の2代教祖であるとを自ら称し、米国ペンシルベニア州にSanctuary churchを立てた。彼はそこで自分の信者たちと共に銃やナイフを通して悪を滅ぼし、神様の王国を守るという「鉄の杖牧会」をしながら、宗教急進主義の行動を赤裸々と見せている。

第三に、統一教会の指導者は、神様の創造目的であり真のお父様のメシアとしての使命の実体的遺業(レガシー)である真の家庭と真の家庭における長子権を持っている文顯進様を徹底的に無視した。それだけでなく、長子権を持つ文顯進様と祝福家庭の原理的な関係を破壊することにより、あたかもカインがアベルを殺したかのように、統一教会が長子権を持つ文顯進様を殺すにあたり先頭に立ち、結果的に統一教会は神様の摂理において犯罪組織へと転落してしまった。 2010年以来、キム・ヒョユル、ジュ・ドンムン、オ・テギョン、パク・ジニョン、ユ・ギョンソク、ムン・ジュノ、チョ・ソンイル、シン・ドンモ、チョン・ジンファ、キム・ガプヨン、ヤン・ジュンス、ヨン・ジョンシク、ヤン・チャンシク、ファン・ソンジョといった多くの統一教会の指導者は、韓国はもちろん、世界全域を回って「顯進様は教会の財産を盗んだ。顯進様は真のお父様に従わなかった」という偽りのフレームに基づいた文顯進様人格殺人キャンペーンを行った。そして文顯進様を相手に世界各地でなんと29もの訴訟を起こし、顯進様を殺そうと必死になり、顯進様の世界における平和活動を妨害するためには違法もためらわずに行った。これは、今のこの時も休むことなく続けられている。

統一教会の指導者が文顯進様に対する人格殺人を行うと同時に、継続して訴訟を画策する理由は何なのか。彼らには明らかなアジェンダがあるからである。それは長子権を持つ文顯進様ではない、真のお父様の弟子である自分たちが真のお父様の後継構図を引き継がなければならないとう「法統継承」のアジェンダである。彼らは現在、お母様の独生女主張が真のお父様の本然の道とは違う非原理的で反摂理的であるということをある程度認知しているにもかかわらず、これに対して沈黙を一貫している。むしろ彼らは「お母様は真のお父様とひとつだ!」とそれらしく食口の目を覆い、お母様にすべての力と権限を集中させている。その理由は、、お母様が聖和されると「最高委員会」という機構を前面に出して、お母様に集中させた力と権限を自分たちが根こそぎ独占できるようにする「統一教会天一国憲法」システムを既に作成したからである。

文顯進様に対する統一教会の指導者による悪意的な行動と蠢動は何を意味するのか。これは、彼らが作った偽りのフレームのようなお金や権力の問題では決してない。神様中心の家庭に基づいて新しい文明の創造と拡大しようとする神様の摂理は、真のお父様の生涯の遺業に正面から敵対する反逆行為である。

祝福家庭は神様の子女であり、拡大された真の家庭の一員である。祝福家庭は誰もが神様と真の父母様と真の家庭を尊敬し、愛する心、統一運動に向かう炎のような心を持っている。今はそんな気持ちの前に、過去の日を素直に照らして見なければならない。お母様の独生女主張と文亨進様の2代王主張、統一教会の指導者による法統継承アジェンダを盲目的に支持したり、沈黙してきたことが、拡大された真の家庭の一員として、真の家庭の定着に貢献しなければならない祝福家庭としての摂理的責任分担の遂行を妨げる大きな問題となってきたことについて真剣に省察し、悔い改めて再出発しなければならない時である。

しばらくの間、真の家庭の3大王権の縦的な軸を破壊しようと文亨進様を前面に立て、今では真のお父様と180度違う道を歩まれるお母様の独生女主張をあおっている統一教会の指導者の脱線が、究極的に神様の摂理と真のお父様の遺業の継承に深刻な障害となり、祝福家庭自身と子女たちを殺す毒をなっていることを祝福家庭は留意しなければならない。神様の摂理と真のお父様のメシアとしての使命をドブに捨て、お母様を戻ってくることのできない崖っぷちに追い込み、祝福家庭を地獄の釜の中に投げ捨てている統一教会の指導者による狂乱の暴走を防がなければならない。そのため、天一国主人である祝福家庭が彼らの嘘と不義と悪行に立ち向かう時である。

真のお父様の遺業を継承

真のお父様は全人類を神様を中心とした家庭に導く世界的な運動を遂行するために家庭連合を創設された。文顯進様が1998年7月19日に家庭連合の世界副会長として任命された時、文顯進様は神様と人類の前に、神様中心の家庭を立てることにより、神様の天国を建設するという亡父の夢を継承すると約束されたことがあった。家庭連合が真のお父様が立てられた本然の使命から外れたので、もはやその組織を通して活動することはできないが、文顯進様は、2017年12月2日、家庭平和協会を創設することにより、その神聖な約束を守られている。文顯進様は家庭平和協会を通して、亡父である真のお父様の生に命を吹き込んだ本然のビジョン、すなわち神様中心の家庭を通した平和理想世界の実現という神様の夢を前進させて行かれることだろう。

私たちも文顯進様とひとつになって、真のお父様の遺業を継承する道を歩まなければならない。人類が宗教と人種と文化と経済的な葛藤により、ますます分裂されているこの時、私たちはすべての人間が神様の子女として尊重される世界を成就するために共に努力しなければならない。各家庭から神様中心の家庭を成し「神の下人類一家族」の神文明を創造し、これを拡大していく偉大な仕事を共に成さなければならない。

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