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800万信徒を持つ(?)ウンダンガ氏は、すでに教団から解雇(現地新聞より)

家庭連合で世界宣教本部事務総長のユン・ヨンホ氏や室長のチョ・ソンイル氏が声高に宣伝していることがある。「ジンバブエ使徒キリスト教会の会長であり、800万信徒を従えるウンダンガ氏が、その800万信徒をひきつれてお母様に従った」とか、「ジンバブエ使徒キリスト教会の団体名自体を家庭連合へと変更した」というような話である。

この話が本当かどうか、現地の新聞記事を紹介しようと思う。(翻訳に協力してくださったSさんに感謝します)

≪新聞記事の要点≫

●ウンダンガ氏は昨年11月に打倒された独裁者ムガベ大統領の妻、グレース夫人と蜜月関係であったし、彼女を支えるG40というグループを支持していた。

●ウンダンガ氏はACCZ(ジンバブエ使徒キリスト教会)の憲法に違反したと同僚から告発された。

●ウンダンガ氏は自らを自分の教団(ACCZ)の終身会長にしようとしたが、反対にあった。

●ウンダンガ氏は67000ドルを横領した疑惑もある。

●ウンダンガ氏は満場一致でACCZの会長職を解かれた。

●ACCZの新しい会長は教団内の規則にしたがって選ばれる。

●ウンダンガ氏は自らにかけられた疑惑を否定しており、同僚たちの方が腐敗していると主張。

 

——– 以下、新聞記事 ——–

Zimbabwe: Bishop Ndanga Fired Over Grace, G40 Connections

ジンバブエ:ウンダンガ司教が、グレース前大統領夫人やG40とのつながりを問題視され解雇される
(2017年12月22日オールアフリカ新聞)

http://allafrica.com/stories/201712230006.html


First Lady Grace Mugabe and Bishop Ndanga greets congregants at a rally

ファーストレディーのグレース・ムガベ氏とウンダンガ司教が、ラリーで会衆と向き合う。

By Staff Reporter
Apostolic Christian Council of Zimbabwe (ACCZ) Archbishop, Johannis Nyamwa Ndanga, has been recalled as president of the sect for meddling in politics and supporting Former First Lady Grace Mugabe and her G40 crew.

ジンバブエ使徒キリスト教会の大司教であるウンダンガ氏は政治に介入し、前大統領夫人であるグレース・ムガベ氏と彼女のG40のメンバーをサポートしたとして会長職から解任されました。

Ndanga, who used to accompany Grace during her rallies, is accused by fellow clerics of violating the ACCZ constitution.

ウンダンガ氏は、彼女の大会中グレースとよく一緒だったが、同僚の聖書者たちに、ACCZの憲法に違反したと告発されています。

Speaking during a press conference in Harare Friday, one of the elders of the ACCZ Archbishop, Lameck Chitope, said government had ordered the removal of the Archbishop for openly supporting Grace who called for the expulsion of former Vice President Emmerson Mnangagwa who is now the country’s President.

金曜日Harareでの記者会見の際、ACCZの大司教の長老の一人であるLameck Chitope氏は、「政府は、現在の大統領であるエマーソン・ムナガングワが副大統領であった時に彼を追放するように求めたグレース氏を公の場で支持したウンダンガ氏を、解雇するように求めてきた」と言います。

“The government no longer wants Ndanga to lead our Church after his involvement in politics after the Grace Mugabe ‘Super Sunday’ rally in Mbare. There could have been other problems in the Church but on this ‘Super Sunday’ rally all problems within the church started. Ndanga belongs to the G40. I have been tasked by the government to discuss these issues with him but, he has failed to turn up to resolve the issues,” said Chitope.

“政府は、ウンダンガ氏がMbareでのグレース・ムガベ氏のスーパーサンデー大会の後、彼が自ら政治に巻き込まれるようにしたので、これ以上私たちの教会のリーダーであってほしくないと考えました。 教会内に他の問題もありましたが、このスーパーサンデー大会にて教会内のすべての問題が始まりました。ウンダンガ氏はG40に所属しています。私は政府に、彼と話し合う仕事を任されましたが、彼に問題を解決するという気持ちはありませんでした”とChitope氏は言います。

“Even at the inauguration of President Mnangagwa, the Archbishop did not recognise our new President and did not even greet him,” Chitope added.

ムナガングワ大統領の就任式の後も、ウンダンガ氏は新しい大統領を認めず、挨拶さえしようとしませんでした。”とChiptope氏はいいます。

Archbishop Ndanga, who has claimed to be Life President of ACCZ, also faces other accusations by his church members among them the violation of church operational tenets and mandates. These include the alleged manipulation of the ACCZ appointment of patrons and failure to run the Council.

ウンダンガ大司教は、自らをACCZの終身会長であると宣言しましたが、他の聖職者たちから、教会運営上の教義や命令に従わなかったとも讒訴されています。例えば、ACCZの後援者の任命を恣意的に行ったとか、評議会をきちんと運営できなかったなどです。

He also stands accused of misappropriating church funds amounting to more than $67 000.
彼には、さらに、67000ドル以上にも達する教会の財産を横領したという声もあります。

“The constitutional violations have triggered and raised grievous concerns among many bishops whose churches are affiliated to ACCZ and have unanimously recommended the recalling of Archbishop Ndanga,” said Archbishop Obert Vurayayi Matsveru, ACCZ deputy Secretary General.

“このような憲法の違反により、ACCZに所属する教会の多くの司教の間に悲しみを与えるとともに、ウンダンガ大司教を解任するように満場一致することになった。” とMatsuveru大司教(ACCZの事務局長代理)が言います。

Ndanga has been given 14 working days to respond to the allegations.

このような嫌疑に対して回答するように14営業日の猶予が与えられました。

His Deputy, Archbishop Erizari Jaramba, will be Acting President of the ACCZ until 90 days after which a special Congress will sit to choose the next President according to the constitution.

彼の代理人であるJaramba大司教が、今後90間はACCZの執行会長になります。そのあと、憲法に従って新しい会長を選ぶ特別会議が開かれます。

Asked for response, Ndanga dismissed the allegations against him accusing fellow clerics of corruption.

ウンダンガ氏に返答を求めたところ、彼は彼に対する嫌疑をはねつけ、逆に彼の同僚の聖職者たちが腐敗していると攻撃しました。

韓国二世公職者が、愛する食口たちと弟(妹)たちに捧げるメッセージ

韓国で二世公職者として信頼が厚い林孝原(イムヒョウォン)/加藤思帆さん家庭が勇気ある声明を発表されました。(太字や文字色は有志の会が付けました)

—- 以下、韓国CARPカフェより転載 —-

愛する食口たち、そして弟(妹)たちに捧げるメッセージ
(韓国CARPカフェの記事 2018.5.31)

安山 アンサン教会で公職者として過ごした4年間の時間を振り返ってみました。「ビジョン2020」を望みながら現場において実体的希望を作らなければならないという動機で休むことなく走ってきましたが、私が天の前にお返し差し上げた今までの結果は目標としてきた実績には及びませんでした。崩れつつある祝福の伝統を何とかして守ろうとしても、せいぜいもがくことしかできない小さな存在であることを実感しながら、惜しさを越えて天の前に申し訳なさを感じます。

今から私が語ろうとすることは、過去6ヶ月の時間にわたり果てしなく苦悩し質問して得た結論であり、私の両親を含めた全ての先輩家庭、そして後輩たちと共に何日間でも討論したい内容です。どのように話を始め表現すべきか分からず、心が赴くままに率直に書いてみようと思います。どうか私の真心を込めた声を最後まで聞いて下さればと思います。

結論から申し上げると、私たち夫婦は真の家庭の長子である顯進様が歩んでこられた足跡と、これからの歩みを支持します。また、顯進様が神様と摂理の前にどういう姿勢を持って、どんなことをしようとなさるのかについて、全ての祝福家庭が明確に見て知り、共にすべきだと思います。

私が顯進様を支持する理由は、神様に対する真のお父様の伝統が顯進様にそのまま伝えられていると感じるからであり、家庭連合においては失われてしまった「神様の摂理」が真の家庭の長子である顯進様を中心に続けられていると確信するからです。

私は高校生時代にJr.STFをはじめとして、大学生STF、iSTF指導教師など、顯進様が立てて下さった教育課程を通じて神様の心情と真の父母、真の家庭の価値を理解しました。その基盤の上で祝福を準備し、神様に侍る家庭を成すことができました。顯進様から学んだ多くの事柄の核心は、「神様と真の父母様が成したい夢を子女として実体的に成してさし上げよう!」ということでした。それで過去に顯進様がいわゆる分派として烙印を押される時、その当時教会で言いふらされた「お父様に対立しようとする、権力を貪る」などの顯進様に関する噂は真実ではなく、何かが間違っていることを強く感じました。ところが私は顯進様が家庭連合と歩みを異にする時、訴訟によって困難に遭われる時に軽い気持ちで受け止め、その事情がどうなのか調べようともしませんでした。

私の弁明は「真の父母様」でした。明確な原理的理解が足りず、ただ漠然と「真の父母様がおられる所に摂理がある」と思いました。それ以上は知ろうとも考えようともしませんでした。そして家族の犠牲を甘受する勇気がなかったことも大きく作用しました。両親は公職者で、教会でいわゆる分派と規定した所について子女が見知ろうとする動きを取った時に私の両親に具体的被害が及びかねないと思いました。30年以上み旨の道に従ってきた両親の名誉を人々が自分たちの思うままに勝手気ままに汚さないか心配になり、もしや私の行動によって両親が公職を剥奪されたりしたら現実的に経験させられる経済的な困難も恐怖でした。

しかし今ではそういう理由が天の前にどんなに申し訳なく、責任感のない言い訳だったのかを切に感じています。切迫した摂理の困難さに背を向けて、まともに調べようともせずに固執ばかりしてきた盲目的な信仰と、良心を隠してまで守ってきた人生の基盤が、つい最近生まれた3世の子供の前に親としてあまりにも恥ずかしくなりました。結果的に、私を含めた全員の傍観によって招来した現在の教会の諸問題は、今まで真のお父様が命をかけて守ってこられた神様の摂理の方向性とは明らかに「違う」という結論を下すようになりました。

何が違うのでしょうか。「家庭連合が初期の摂理的役割を果たしていない」という結論を導出する過程において様々な原理的苦悩があり、その中で私たちの家庭の決心を固めさせた最大の「二つの理由」について話してみようと思います。

まず第一に、真のお母様の「本然の役割」に対する質問です。敢えて真のお母様に対してあれこれ言い立てるのかと言われるかも知れませんが、真のお母様の為にも本当に重要な質問です。皆さんは「独生女論」について聞いたことがありますか。お母様が直接主導する独生女論の核心は「真のお父様は有原罪、真のお母様は無原罪で生まれた」、「キリスト教の2000年歴史は真のお父様ではなく真のお母様の為の歴史だ」、「真のお母様によって真のお父様の原罪が消された」といった信じられない内容です。何という話にもならないことを言うのかと思われるかも知れませんが、これは事実です。皆さんも直接調べて確認してみるべきです。

真のお母様の神格化も問題として感じます。聞いたところによれば、真のお父様はかつて「神格化されたイエス様」を哀れに思われたそうです。イエス様は人々に父母であられる神様を知らせてあげようとしたけれども、信徒たちがイエス様を「神」として奉じ、むしろ実存される神様を眺めなくなったからです。真のお母様が神様と真のお父様と完全に一つになった、私たちとは違う超越的存在だと語り、独生女論のようなお母様の誤った主張までも私たちの共同体において神様のみ旨であり真のお父様の意志だと判断してしまうなら、キリスト教が人間であるイエス様を神格化して神様を失っていった過程のように、私たちも神様から遠ざかりつつあるのではないでしょうか。

最大の問題は真の家庭の三大王権の崩壊です。ずいぶん前から私自ら理解しようと努力し、弟(妹)たちに正しく知らせてあげる為に全力を尽くして苦悩してきた内容です。家庭盟誓にも明示されているように、祝福家庭も神様を中心に過去を代表する祖父母、現在を代表する父母、未来を代表する子女、即ち三大王権を完成することを誓っています。しかし人類と祝福家庭の前にモデルの基準を見せてあげるべき真の家庭に、客観的に三大王権の理想が立てられたとするのは難しそうに見えます。真の家庭を非難しようとして言及している内容ではありません。私は三大王権の理想が立てられた真の家庭の基盤から始まる具体的な神様の摂理について心配しているのです。

多くの方々が「子女様たちが真のお母様を中心に戻って来れば良いのに…」と言います。しかし真のお母様を中心とするということが正しいのでしょうか。私が学んだ原理では、いつも中心は神様です。ですから真のお母様も神様が立てられた原理とみ旨を脱してはならないと思います。 また真の家庭にも未来がある為に三大王権が立てられなければならないはずです。そうする為には長子家庭が立てられることが神様の立場において切実だ思います。お母様が頭を下げて子女に屈服しなければならないという反人倫的な内容を言っているのではありません。原理的に考えると、真のお母様が神格化された中心者になるのではなく、真の家庭の三大王権完成を成すにおいて重要な立場である長子家庭を協助することがお母様の「本然の役割」だと理解することができます。

第二の理由は、現家庭連合の教権濫用と非原理的歩みの故です。摂理的に、原理的に、良心的に納得できない幾多の問題について、絶対服従という誤った理解から「真の父母」という名前が使用されています。「真の父母がすることなので意味があるだろう」「真の父母がすることを人間的に理解しようとしてはならない。危ない考えだ!」「神様とお父様とお母様は一つになられたから…」このような理解は神格化のもう一つの病弊です。

私たちの家庭が本格的に摂理に対し苦悩し、深刻に精誠を始めるようになった契機は、去る4月に清平で進められた 「地区連合礼拝」への参加です。連合礼拝の核心は「献金を沢山してこそ実体の天一国が成され、真のお母様が率いる摂理が進められ得る」と理解されました。話にもならない献金誘導方法とその説明、そのように集められた献金の使用名目が全く神様の摂理と関係があるのか疑問でした。集められた献金をもってお母様の愛で人類を抱く為に苦悩するよりは、完成されたHJ天苑団地の威容を通じて世の中の前に独生女の地位を見せてやろうというのが目的のようです。私の良心は、この全てが根本的に間違っていると感じます。

事実、献金をもって私たちがすべきことは、人類の為の祝福運動のようなことではありませんか。しかし祝福は初期の目的を失いつつあり商業化されつつあるように見えます。皆に分けてあげるべき祝福はいつのまにか真の父母に従う少数者の「特権」になっています。教権の不当さを指摘する食口たちはもはや祝福家庭ではなく、その子女たちも祝福を受けることができないという現家庭連合の横暴は、全人類の復帰を願われる神様の心情とみ旨に反するものであるのみならず、現状況の矛盾をそのまま示す代表的事例です。原理を知らない無知が招いた結果です。祝福の価値は誰かが気ままに奪うことができるものではないのみならず、神様を中心として人類全体が実感し完遂すべき普遍的価値であると私は思っていますが、私が誤解しているのでしょうか。

現場で食口たちが実感される幾多の問題点の原因は何ですか。家庭内の信仰的葛藤、子女の信仰問題、祝福問題など、全ての問題の原因は教育がまともに成されずにいるからです。世の中の前に祝福家庭がモデル的代案となり、神様を中心とした国家復帰の摂理的課業を成す為には、全ての祝福家庭構成員たちの為の教育に絶えず投資し、1年365日休みなく、食口たちの生活内の成長に力を尽くすべきでしょう。しかし現家庭連合が考える教育とは、ただ「献金してこそ福を受ける」「アベルの前に絶対服従すると天国に行く」「独生女である真のお母様が全てして下さるので信ぜよ」といった内容だけのようです。こういう式の流れがずっと続けられるなら、二世圏の定着が難しくなることは勿論のこと、次の世代には如何なる希望も残り得ないでしょう。

今教会で言う摂理とは、独生女論を中心とした少数の権力者たちが、原則もなしに勝手気ままにすることになってしまいました。教会において食口たちとは献金する存在であるのみ、共に神様の夢を成し遂げる「主人」として、「同志」としては考えないことは明白です。

長い話を整理するなら、現家庭連合は教勢誇示を通じた独生女の地位定立の方向性を取っており、神様の理想国家を立てようとする目標は忘れてしまったようです。教会の暗黙的な目標は、神格化された独生女の絶対権力による 「統一教という一つの宗教団体の定着」に焦点が合わせられているようです。そして、いつかその絶対化された権力はお母様以後の他の教権者たちに伝達する宗教歴史の病弊を踏襲すると思います。

上で羅列したこのような方向性が、真のお父様が神様の夢を成し遂げる為に投入された文化や摂理的内容とは明白に「異なる」ということを感じ、その結論が私たち夫婦の決心を固めさせました。

皆さんもご存知でしょうが、顯進様に対し支持することは現教権に対する挑戦として受け取られタブー視されてきた行為です。愛する食口たちと弟(妹)たちの前に私は適当な覚悟を持って決心を表明するのではありません。摂理歴史を率いてこられた神様と、絶対的孝の姿を自ら見せて下さった真のお父様、誤解と逼迫を冒してでも天を慰め真の家庭を守り真のお父様の遺業を実体的に成していく為に歩んでこられた顯進様の事情をちゃんと知るようになった時、私の良心の声を正しく聞くことができました。そして、専ら顯進様だけが真のお母様を本然の位置に再び連れてくることができ、歪んでいきつつある教会を正すことができるとも確信します。

過去1ヶ月間、公職者の立場で私が夜昼なしに祈祷してきた内容は「食口たちと弟(妹)たちの前に如何なる行動が責任感ある姿か」という苦悩です。現二世公職者家庭が教会を批判し顯進様を支持した時、食口たちが感じる混乱を考え、静かに公職の座を下りるべきかとも思いました。しかし反対にそれこそ責任感のない行動だという結論を下しました。

慎重に言及しますが、ここ安山(アンサン)はセウォル号に対する痛みがある所です。教会で展開される幾多の問題を座視し、弟(妹)たちを捨ておいて一人で静かに去ることは、セウォル号が海に沈む時に「心配せずに現在の位置を守れ」と言った案内放送や、乗客たちの脱出に力を尽くさず自分たちだけ降りてしまった船長と船員たちの立場と似ているかも知れないと思いました。訳が分からずに座っている乗客たちを頭ごなしに押さえつけ胸ぐらを掴んででも現在直面した困難を切り抜けていこうとする切実な意思を実感します。

私は公職者として私の良心をかけて私たち共同体が誤った方向に流れていくことを正す為の努力をする所存であり、顯進様が追い求められる方向を支持し、多くの食口たちに知らせる為に最善を尽くそうと思います。

この声明発表以後、自分の切実な希望とは異なり、もはや教会の全ての食口たちが私を歓迎せず、話を聞こうとしないかも知れません。しかし私たちの家庭のこの小さな叫びによって、神様を中心として「食口」という名前で括られたこの共同体がどうか少しでもより真剣に悩み求めるようになることを願います。食口の皆さん、本当にこのままで良いのですか。共に全てを正しく立てる為に、この時代の祝福家庭として摂理の主人になって努力して下さることを強く要請致します。

今のこの短いメッセージによって「真実」という内容に至ることは難しいと思います。これからがスタートです。全ての食口たちが現在の状況を実感することができるように私どもの家庭が先頭立ち、共に真実を追い求めるように全力投球する所存です。格式張らない後輩家庭として、兄として、今まで共にしてきた姿そのままでアプローチします。どうか偏見なしに眺めて下さり、真心を理解して下さるようお願い致します。

家庭連合と祝福家庭が直面した困難を克服し、神様と摂理の前に正午定着の立場になることを「食口の構成員」として懇切に望み祈りながら、

2018年5月31日 林孝原 イムヒョウォン/加藤思帆家庭 拝

祝福家庭の声 「 お母様、以前のお母様に戻ってください。」

お母様、以前のお母様に戻ってください。
島津良太郎

私は、京大CARP出身で、1997年にUTSを卒業しました島津良太郎(36万双)と言います。

私は、昨年10月から大阪のFPA事務局に通わせていただいています。昨年からというわけではないのですが、毎月家庭連合から送られてくる世界家庭などのみ言葉を読んでも全然復活できない日々が続き、毎月、巻末の「サンクチュアリ教会およびUCIを支持する人々の言説の誤り」だけ読んで、「(仮に正しいにしても)批判をしている側の方の論理の方が破綻しているけどな・・・。もっと家庭連合は、分派への批判の仕方を変えないと」と思ったりしていました。

そんな時、サンクチュアリ教会でお母様に対する批判が凄まじく、昨年9月にはお母様を変えるような儀式までされていることを知り、これは子女の道理に反すると思いました。同時に、そのようなサンクチュアリ教会の亨進様をもともと支持していたのはお母様であり家庭連合であったことを思った時、「ああ、もしかして、最初に出て行った顕進様が実は正しかったのではないか」と思い出し、顕進様を支持する会のホームページを見たり、他のブログを読んで、顕進様を支持する側の人たちの主張は首尾一貫していて、理路整然としていると感じ、大阪の事務所を昨年10月に初めて訪問し、12月には相対者とともに韓国でのFPAの創設大会にも参加させていただきました。

サンクチュアリ教会のお母様の批判の仕方は、決して受け入れられません。お母様の偉業は偉業として認めないといけませんし、私たちが批判することなど絶対にできません。しかしながら、お母様の偉業は偉業として認めつつも、お母様が立たれている現在の位置が非常に危ういものであり、子女としてそのまま見過ごすこともできないものであると感じるのです。

そこで21日間の条件祈祷を終えるにあたり、私はお母様の偉業と現在の問題点について、大変僭越ながら感じるところを書き綴りたいと思いました。

1.真の御父母様の最大の偉業は、真の家庭を地上に誕生させたこと

イエス様は33歳の若さで十字架にかかり、家庭を築くことができませんでした。そのため、キリスト教徒は、霊界におられるイエス様を霊的に2,000年間慕ってきました。しかし、2,000年後、真のお父様とお母様が地上に肉親をもって誕生され、再び真の父母として立ってくださったので、私たちは堕落人間なのに祝福を受け救いを受ける考えられない恵みに授かることができました。お母様の偉大なる勝利があったればこそです。

お母様の最大の勝利は14人もの子女を地上に残されたことです。お母様が地上に来られたこと自体ももちろん尊いことですが、それ以上に尊いのは真の子女様を地上に誕生させられたことです。お父様・お母様がいくら偉大でも、地上に永遠におられるわけではなく、いつかは霊界に行かれます。

子女は父母の姿を見て成長するものです。霊界に行かれた10代前の先祖のお祖父ちゃん・お祖母ちゃん、1000年前に霊界に行かれたお祖父ちゃん・お祖母ちゃんを見て育つわけではないです。

アダムとエバが堕落しなかった場合を、考えてみてください。アダムとエバが霊界に行った後でも、アダムとエバのことを1000代も後の子孫である私たちがずっと崇拝していなければならなかったでしょうか? アダムとエバが完成していれば、そのあとのカインとアベルも理想家庭を築いていたでしょうし、カインとアベルの子女も一つ前の世代である親のカインとアベルと同じような親になれば、おのずと理想家庭を築いていたことでしょう。

お父様のみ言葉にありますように、過去・現在・未来を代表する三世代が同居し、四位基台を形成すれば、それで創造理想の完成です。お父さん・お母さんとの間に父母の愛・子女の愛を結び、兄弟姉妹の愛を築き、祖父母が孫を愛し、孫が祖父母を愛するような家庭が出来上がれば、四位基台は完成していたはずです。何代も前のアダムとエバのことを考える必要はなかったはずです。

この意味でお父様・お母様の伝統を相続した真のご子女様がもし地上におられなかったとしたら本当に大変でした。キリスト教の信徒たちと同じく、霊界におられる真の父母様を慕いながら信仰生活をしていなければなりませんでした。これではキリスト教徒たちの信仰と何が変わりますか? お母様が勝利されて真の父母様になられたからこそ、私たちはキリスト教徒とは全く違う次元の祝福を通して救いを受けることができるようになったのに、真の父母様の偉業を真の子女様に相続されたことをお認めにならずに、「真の父母は一代である」とおっしゃってしまったら、真の御父母様の偉業が未来永劫に引き継がれる術がなくなってしまうのではありませんか?

堕落人間ならなおさら、霊界におられる父母を慕って理想家庭を築いていくなど、不可能です。目に見える地上の父母を通してしか、私たちは成長できない、弱い私たちです。実際、お父様が霊界に行かれた後、お父様のことを遠くに感じる食口が増えていることは否定できないでしょう。お母様が霊界に行かれたら、私たちの信仰はどうなるのでしょうか?

お父様は、「愛・生命・血統の中でもっとも重要なものは血統」と何度も語られましたが、それはこのことだと思うのです。真の御父母様が残された血統があるがゆえに真の家庭の伝統が歴史に引き継がれ、私たちは神様の願いに生きることが許される道が開かれるのだと。血統とは神様の愛・神様の祝福の通り道です。まさしく、「神経」です。血統が残っていなければ、神様の愛の通り道がなくなってしまいます。神様が地上に降りてくることができなくなります。だから、お母様の残された真の家庭は歴史上最も偉大です。

2.女性の特質は母性である

女性は男性とは違って母性があります。すべてを包み込む母性があります。お母様は女性の中の女性ですから、母性のチャンピオンのはずです。しかし、最近のお母様のみ言葉を拝聴しますと、排他的なみ言葉が多くなっているように感じます。

先のご聖誕日のみ言葉でも、「宗教が統一されるには、政治、すべての面で統一されるには、宇宙の母、真の父母、独生女を迎えることが道です。」と語られました。しかし、これでは、家庭連合でないものは救われないと言っているのと同じであり、他の宗教の人たちを救い出すことは到底できないのでないかと僭越ながら、感じるのです。お父様の目指された万人救済(Universal Salvation)は到底できないのでは? と思います。

お父様は宗教の教えている内容の大部分は共通しているとおっしゃられ、世界経典の編纂などにたずさわられました。宗教の和合を説く時に、「家庭連合で真の父母を受け入れなければ救われない」と言ってしまったら、終わりではないのでしょうか?

全てを包み込むお母様に戻ってください。

キリスト教は過去2000年間、イエス様を神様にまつりあげて、神様の絶対性・超越性ばかりを強調してきました。神様の父性ばかりを強調してきました。そのために神様があまりにも人間から離れた存在としてなり、心情の神・親なる神の姿が見失われて、神様はいないとする共産主義までキリスト教社会から現れて、社会が地上地獄のまま歴史は続いてきました。

今、真の御父母様が地上に誕生されて、私たち一人ひとりを愛する心情の神様・父母なる神様が6千年ぶりに復権されたのに、お母様が最近、独生女の話ばかりされるので、真の父母様の絶対性ばかりが強調されて、私たち堕落人間とは違うことが強調されて、また神様が遠くに行ってしまったように感じるのは私たちに信仰が足りないからでしょうか?

神様は父母なる神様としておられるのですから、お母様はお父さんの役割までも果たそうとするのではなく、あくまでもお母様であってください。私たちがお母様に求めているのは慈愛のお母様であり、権威あるお母様ではありません。お母様はお母様であるだけで偉大であり権威があります。これ以上の権威は必要ないと思うのです。どうか重荷を肩から降ろして、以前のような慈愛にあふれたお母様に戻ってください。

お母様、以前のお母様に戻ってきてください。

島津良太郎  拝

真の父母様に対する原理的理解(Q&A形式) 櫻井正実

1. メシヤはモデル平和理想家庭を立てる存在

真の父は真の息子・兄弟・夫・父、真の母は真の娘・姉妹・妻・母の真の愛の先例を立て、人類が従うことのできるモデルとなられる存在です。神の創造目的は四位基台の完成であり、メシヤには人類の真の愛のモデルとなる四大心情圏と三大王権を完成したモデル平和理想家庭を立てる使命があります。

Q: 今、お父様の家庭は人類の前にそのようなモデル平和理想家庭になっていますか。

A: 悲しいことですが、そのような家庭になっていないと認めざるを得ません。

2. 三大王権と長子の重要性

メシヤの使命はご自分の家庭をモデル平和理想家庭にするばかりではなく、全人類を救済し、平和理想世界を実現するところまで行って初めて果たせたと言えます。それは一代では果たすことができません。

Q: お父様が霊界に行かれたら、誰がその後を継いで、神の摂理を推進していくのですか。

A: 三大王権直系の長子です。ただ年長だからといって長子になるのではなく、神の摂理にオーナーシップを持ち相応しい資格を備えていなければいけません。長子とはお父様の権威を受け継いだ神の摂理の中心人物であり、自分を高めるのではなく、誰よりも自己を犠牲にして平和理想世界のために投入する者です。

3. 真の父母様にも責任分担がある

メシヤは第三アダムです。それはメシヤが神のように創造原理の外にいる存在ではなく人間であり、責任分担があることを意味しています。神と心情一体化したからといって神のように全てを知っている存在になるわけではありません。

Q: メシヤは騙されることがありますか。 A: Yes

Q: メシヤは誤解することがありますか。 A: Yes

Q: メシヤが間違った判断をすることがありますか。 A: Yes

4. 真の孝子とは真の父母様の願いを叶える者

真の父母様が原理や摂理について語られる御言葉は一貫性がありますが、組織運営における指示や命令は変わることが多くありました。真の父母様の指示にただ盲目的に従うのではなく、真の父母様の願いを叶えようとするのが真の孝子です。

Q: 顯進様は真の父母様の指示に従わない親不孝者ではないですか。

A: 偽りの報告に基づいて下された指示に従った場合、失敗すれば真の父母様が責任をとらされてしまうのに、ただ指示に従う者が孝子でしょうか。真の父母様の指示と命令に従うことが「信仰」だと信じ、真の父母様の願いを果たそうとする顯進様を迫害したことは、律法にただ従うことを「信仰」と信じ、一部の律法を破りながらも、より高い次元の愛に生きたイエス様を迫害したことと同じです。顯進様は真の父母様の願いである神のみ旨を成す為に死力を尽くされる真の孝子です。

【上記3番と4番の内容を読み、もしメシヤを人間的に見て軽んじていると感じられる方がいらっしゃいましたら、下記リンクから詳細を説明した動画をご覧ください。】
https://align-with-god.org/seeking-truth/true-father-and-hjn

5. お母様はお父様の有原罪誕生を信じていらっしゃる

メシヤとは無原罪で誕生した神の長子です。神の血統を持って誕生したお父様(無原罪誕生)がお母様を堕落圏から探し出されて(お母様は有原罪誕生)教育し、真の母の位置に立て、真の父母となられました。

Q: お父様もお母様も無原罪で誕生したと聞いていますが、お母様は、お父様が原罪を持って誕生したとまで考えていらっしゃるのですか。

A: お母様が無原罪で誕生したというだけで既に非原理的です。そしてお母様はお父様が原罪を持って誕生されたと本当にそう考えていらっしゃいます。

【数々の証拠がありますので、下のリンクをご一読ください。】
https://align-with-god.org/seeking-truth/tokusennyo

6. お母様と顯進様が会って話しても解決されない

この問題の原因が、お母様と顯進様の間の感情の軋轢にあるのだとしたら、お二人が会って感情を解かなければなりません。しかし原因はお母様が独生女信仰を固く信じて行動されていることであり、顯進様はお父様の教えと違う独生女神学を認め、間違った道を進むことはできません。この場合、会って話しても平行線でしかありません。

Q: お母様と顯進様が会って話して解決されるべきではないですか。

A: 既にお会いしていると認識していますが、会って話しても解決されていないのは誰の目にも明らかです。

7. 真の家庭を一つにする方法

お母様と顯進様の両方が神を中心にしているなら分裂することはあり得ません。

一.お母様が神を中心としているのに、顯進様が神を離れたのならば、お母様の下に顯進様が戻れるようにするべきです。

二.顯進様が神を中心としているのに、お母様が神を離れたのならば、顯進様と共にお母様をお迎えしなければなりません。

三.もし両方が神を離れているなら、原理と摂理の道を守る第三の道を提示して、お二人が本然の位置に戻れるようにするべきです。

Q: お母様と顯進様のお二人のうち片方を選んで片方を裏切るという選択をしなければいけないのですか。

A: そうではなく、神を中心に真の家庭を一つにする努力をするということです。お母様が神の原理と摂理を離れている深刻な状況にありますが、顯進様は昔と変わらずに原理と摂理の道を神中心に歩んでおられるため、顯進様と共にお母様をお迎えするのです。

8. 真の家庭と統一運動の分裂の原因

下のように二つのナレーションがありますが、真実は一つです。

1.「顯進様がカインの子女と一つになれなかったため、真の父母様は亨進様を後継者に立てた。しかし顯進様は愛の減少感を感じ、神と一つになっている真の父母様の指示に従わず、『自分の考え』に従って財産を奪って離れ、真の家庭と統一運動に分裂をもたらした。」

2.「お母様は不正リーダーと共に、お父様に『顯進様が堕落した』などの偽りの報告を継続して行い、父子の関係を引き裂いた。そしてご自分の言うことに従う亨進様を後継者に立て顯進様を追い出した後、亨進様・國進様も追い出して、ご自分が独生女としてお父様の全基盤を掌握し、摂理の方向性を超宗教超国家の平和運動から、真の父母様を宗教の創始者として認識し、原理を家庭連合の教理に留め、教勢拡大を目指す宗教中心のものに大きく歪曲した。」

Q: 真の家庭と統一運動の分裂の原因は何ですか。

A: 真の家庭と統一運動の分裂の根本原因はお母様が独生女信仰を持たれたことです。お父様に異端者爆破者宣布文を書かせ亨進様を立てたのも、國進様・亨進様がやりたい放題できたのも独生女信仰が背景にありました。顯進様は2009年以前も以降も同じ原理と摂理の道を歩み続けていらっしゃいます。

【詳細は下記サイトの「天宙史的葛藤の背景」をご一読ください】
https://align-with-god.org/seeking-truth/

9. お母様を人間的に支えることはお母様を助けることにならない

「お母様がたとえ間違っていたとしてもお母様に異を唱えてはならない。お母様には従わなくてはならない」という信仰は、神の摂理に責任を持つ主人ではなく、深刻な問題が起こったら、自分はただお母様に従っただけだといってお母様に責任を転嫁する、無責任に従うだけの僕の信仰です。

「必死に頑張っておられる」とか「愛を感じる」のでお母様はおかしくなっていないと主張する人がいます。お母様を人間的にだけ見て間違いを正当化をし、原理と摂理からずれている問題点には目をつむって盲目的に従うことで、本当にお母様を助けられると思いますか。独生女信仰という神から来たものではないものを信じ行動した場合、神のみ旨を成せなくなることが問題なのです。

Q: お母様に問題があるようには思えません。お母様のなさることに異を唱えることは不信仰であり、祝福家庭の責任分担はお母様に従うことではありませんか。

A: お母様は独生女神学の観点から神のみ旨を行っていると信じて動いておられるかもしれませんが、その信仰自体が間違っており、顯進様が行われている神の摂理を誰よりも妨害する側に立ってしまわれています。今のお母様に従っていくということは、道の先に崖があるというのに、崖に向かってその背を後押ししているようなものです。

10. 祝福家庭にできること

お母様は真の家庭を一つにして、メシヤの使命を勝利しなければなりません。しかし独生女信仰がそうできなくしています。祝福家庭が訴えたところでお母様が独生女信仰を捨てるということはされないことでしょう。

Q: 真の父母様と真の家庭に関する問題に祝福家庭が関わってはならないし、祝福家庭にできることは何もないのではないですか。

A: 第一に、お母様の独生女信仰は、カインの子女である祝福家庭がアベルの子女である長子・顯進様と一つになれず、真の家庭をサタンから守る霊的基台が崩れた故に起こった霊的問題であるため、祝福家庭はお母様・亨進様のことを自分の問題と思って悔い改め、まず長子と一つにならなければなりません。

第二に、お母様の問題に気づいたら、お母様を批判したり辱めるのではなく、顯進様のお母様に対する真の愛を信じて、多くの祝福家庭が長子のもとに集まる必要があります。多くの食口が独生女信仰に従わず、長子と共にお母様を迎えようとすれば、お母様が本然の位置に戻る道が開かれます。

【UCI訴訟】コロンビア特別区上級裁判所の命令文(2018年1月12日)

米国で行われているUCI訴訟に関して、原告側(家庭連合、他)と被告側(文顯進、他)では大きく主張が異なり、様々な情報が錯綜しています。そこで今回はどちらかの情報に偏ることなく、2018年1月12日にコロンビア特別区上級裁判所から出た命令文を見ながら、この裁判の状況を冷静に把握してみたいと思います。(コロンビア特別区上級裁判所は、ワシントンDCの裁判所です。)

今回は最初に、その命令文の要約(箇条書き)を掲載します。その上で、元になっている命令文、全文の和訳を掲載します。さらに最後には、命令文の原文(英語)を掲載します。もしも和訳や要点のまとめ方におかしな点(意味合いが違っているなど)があれば、ご指摘をお願いします。また、要約がどちらかの視点に偏っていれば、それについてもご指摘をお願いします。

今回の投稿は、今後の記事においてUCI訴訟の状況を客観的に、分かりやすく理解していただくための資料的な意味合いの投稿となります。そして次回からは、今回の命令文が意味するところを解説してみたいと思います。

読むのが面倒だという方は、以下の(一)コロンビア特別区上級裁判所の命令文の要約のみをご覧ください。

(一)コロンビア上級裁判所の命令文の要約(箇条書き)

 

① 被告(文顯進、他)は2017年11月6日に、(コロンビア特別区上級裁判所が出した)裁判日程に関する命令文に対して変更を申請した。

② その理由は、主に証拠開示手続き(ディスカバリー)のためには、時間がもっと必要であるということだった。

③原告側も、”本案の証拠開示手続きは、訴訟提起から約6年が経っても、まともに始まっていないのは事実である”と認めているが、その遅れの責任は被告にあり、スケジュールを延期する正当な理由は存在せず、”(仮に保留になっている命令申請のために必要性が出てきて)その裁定のためにスケジュールの修正が必要になってきたとしても、裁判所がその時に判断すればいい話である”と主張している。

④ コロンビア特別区上級裁判所は、被告(文顯進、他)が申請した通り、裁判日程を延期することは適切だと考えている。理由は以下の二点。

⑤ 理由その一、未だにこの訴訟の争点さえ決定されていない。

⑥ 理由その二、原告、被告双方が、先月(2017年12月)から行っている和解協議を考慮してのことである。双方が和解調停に先月参加し、前進があったが、そもそも、この和解協議は原告、または被告の片側あるいは双方からの要請によって始まったものではなく、むしろ本裁判所の「指示」によって始まったものである。

⑦ 具体的には、ここでいう「指示」とは、2017年11月28日にもともと予定されていた韓鶴子氏の証言録取を和解交渉の期間は延期すると、裁判所が2017年11月17日に下した命令のことである。この時、裁判所は、原告被告の双方に、和解協議に集中し、不必要な費用を負担することを回避するためにも、他の証言録取”も”延期することを話し合うように勧めた。

⑧ここで重要なこととして、原告と被告双方が和解協議を支持して参加したということである。
(そして、双方が和解協議に取り組む約束をすることで、韓鶴子氏に対する証言録取は延期された。)

⑨ 裁判所としては、双方が和解協議を(困難を排して)継続することを希望する。裁判所としては、双方が誠実に和解協議に参加している限り、和解調停に対して今後も積極的な役割を果たす所存である。

⑩ このような複雑な案件が和解に達すれば、当然、(争うよりも)メリットが大きい。

⑪ しかしながら、仮に和解が成立しない場合、陪審裁判を行う。そこで、原告(家庭連合、他)の主張が妥当であり、法的な救済を受ける資格があることを立証できているかを裁判所が判断する。

⑫ 陪審裁判の結果、原告側(家庭連合、他)の主張が受け入れられれば、救済措置の形態を本裁判所は明らかにする。

⑬ 和解プロセスのために次に行うことだが、2018年2月中に、コロンビア特別区上級裁判所は韓鶴子氏と文顯進氏と共に映像会議を行う。そして二人に裁判手順を説明し、質問を受け付ける。

⑭ その期間は、原告側・被告側とも証言録取を受けることはない。ただし、和解調停がうまくいかない場合は、(いつでも)証言録取の命令があればそれに従わなければならない。

⑮ 原告被告の双方が和解協議を受け入れるために行った、証拠開示手続に対する調整(具体例は、11月に予定されていたお母様に対する証言録取が延期されるように調整したことなど。)を無駄にしないためにも、また、今後、裁判所として迅速に、いくつかの保留中の証拠開示要請に対して迅速な裁定を下すためにも、コロンビア特別区上級裁判所は裁判期日の延長は適切だと判断する。

⑯原告と被告の双方は、2018年1月19日金曜日の業務終了時間までに、裁判期日を2018年10月9日とする本裁判所の提案も考慮して、お互いに同意できるであろうスケジュール案を提出するものとする。

 

(二)コロンビア特別区上級裁判所の命令文(和訳)

 

原告:世界平和統一家庭連合、他
被告:文顯進、他

本文献は2017年11月6日に被告が提出した裁判日程に関する命令文変更申請、これに対する原告の反対意見と被告の答弁に関する内容である。被告人がいくつかの具体的な修正を申請したのは、証拠開示手続きを完了するためにはもっと時間が必要であり、また特に専門家に対する証言録取の準備のための時間も必要であり、保留になっている証拠開示手続き関連の申請のために必要な時間のことを勘案しても、さらには、裁判所が証言録取のためにしっかりと時間をとれるようにするためであるとした。原告は‘訴訟提議後、約6年になるまで本案訴訟の証拠開示が始まっていない点’については、それはその通りだと認めているが、原告は、このような遅延に対する責任は被告にあり、裁判日程を延長する名分は存在せず、(仮に保留になっている命令申請のために必要性が出てきて)その裁定のためにスケジュールの修正が必要になってきたとしても、裁判所がその時に判断すればいい話である”と主張している。しかし、本法院は下記に示す理由により、現時点が裁判の期日を延期し、証拠開示手続きの日程を延期するのに適切な時点であると考えている。

このような命令文に対する根本背景として本法院はこの訴訟に対する二つの現実を強調したいと思う。まず、本件の核心にあるはずの、実質的な争点がいまだに決定されていない。次に、当事者達は先月の大半を、和解協議(現在も進行中)のために時間を費やしたが、一部進展があったという点である。しかしながら、この和解協議は、原告、または被告の片側あるいは双方からの要請によって始まったものではなく、むしろ本裁判所の指示によって始まったものである。

2017年11月17日に本法院は2017年11月28日時に予定されていた韓鶴子氏の証言録取を‘法院の追後の通告がある時まで、和解交渉の間延期する’と命令した。そしてこの和解交渉に集中し、不必要な費用発生が双方に起こらないようにするためにも、他の証言録取も延期することに対して、その余地を話し合うように双方に勧めた。

重要なこととして、原告と被告双方がこのような仲裁に対して明確に支持を表明したという点であり、韓鶴子氏と文顯進氏の双方が和解協議に参加したということである。さらに、本裁判所は、弁護団による実質的な努力の成果(これは証言録取の日程の調整なくしては水泡に帰していただろう。)と、原告被告双方が誠実な姿勢で取り組んできたことを高く評価するものである。

本法院は原告・被告の双方が困難があったとしても和解協議をこのまま継続することを望み、また当事者達がこれに誠実に臨む限り、法院としては和解協議に対して今後も積極的な役割を果たしていきたいと考えている。当然、このような複雑な事件に対する和解には多くの利点がある。しかしながら、仮に和解が成立しない場合、陪審裁判に移行する。そこで、原告が、自らに救済を受ける資格があることを立証できているかを裁判所が判断します。その結果、原告の主張が認められれば、その救済の形態を決定する。

和解のための次の手順としては、本法院は来月中に韓鶴子氏と文顯進氏と一緒にビデオ会議の場を持ち、二人に今後の裁判手順に対する説明をし、本法院にどんな質問でもすることができる短い時間を持ちたいと考えている。該当期間の間には原告被告とも、誰も証言録取のために召喚されることはない。

原告被告の双方が和解協議を受け入れるために行った、証拠開示手続に対する調整を無駄にしないためにも、また、今後、裁判所として迅速に、いくつかの保留中の証拠開示要請に対して迅速な裁定を下すためにも、コロンビア特別区上級裁判所は裁判期日の延長は適切だと判断する。

したがって2018年1月12日に本法院は裁判日程変更申請書を受容し、原告と被告の双方は、2018年1月19日金曜日の業務終了時間までに、裁判期日を2018年10月9日とする本裁判所の提案も考慮して、お互いに同意できるであろう日程案を提出するものとする。

 

(三)コロンビア特別区上級裁判所の命令文(原文)

 

再臨のメシヤよりも独生女? ―3月16日のお母様の御言を受けて

「再臨のメシヤよりも重要なのは、天の血統として独生女が誕生したこと…」

去る3月16日、米国ラスベガスにおいて、お母様は上記のように語られた。家庭連合の中では、今やこうした内容に疑問を投げかけたり、異論を挟むことも許されないのだろう。或いは、もはやこうしたことに対し、本当に何の違和感も覚えなくなってしまっているのだろうか?

「どこまでもお母様を信じよ」「他の声に耳を傾けてはならない」「心の内に生じる疑問や不信はサタンの思いだ」…etc。そうした言葉を、繰り返し聞き続ければ、誰でも判断力が奪われてしまうものなのかもしれない。しかし、少し遠目から、冷静になって、ごくごく客観的に、今の家庭連合を見つめ直してみるなら、誰しも、今の家庭連合の主張と思想とが、お父様の本来の御言から、大きく変わってきてしまっていることに気付くだろう。それはまるで、別の宗教のようである。

1)独生女、現家庭連合の教えの核心

一点一画たりとも損なわれてはならないとされた天聖経の編纂に始まり、八大教材教本は三大経典に変わり、成婚問答も、家庭盟誓も、天一国国歌も、神様の名称に至るまで、大きな変貌を遂げた。今や、神の日よりも御聖誕日が盛大に祝われ、名節でのお父様の椅子は取り払われるに至った。家庭連合では、それは皆、天一国時代を迎えたことによる勝利であり、時代的変化であって、お父様が打ち立てられた伝統を、微塵も損なわせるものではない、と説明するに違いない。しかし、現在、家庭連合が発信し続けている「独生女」というメッセージが、本当にお父様の伝統に根付いたものであり、その教えや思想を補い、発展させ得るものと、本気でそう考えられるのだろうか?

確かに、お父様も「独生女(独り娘)」という言葉を語って来られた。それはひとえに神の娘、アダムの相対、メシヤの新婦としての「創造本然のエバ」であり、人類歴史が求め続けてきた、何よりも貴い存在に違いない。しかし、独り娘はあくまで、「独り子」の誕生と勝利圏があってこそ、初めて復帰し得る立場であって、新約時代で言えば、人々をあくまで独り子、イエス・キリストへと導く「聖霊」の立場に他ならない。聖霊とは「助け手」であり、聖霊の働きがもたらすものは、イエス・キリストに向かう愛であり、悔い改めであり、感謝である。しかし、今、「独生女」という言葉が、何か「独り子」と拮抗するような概念として語られ、頌栄や感謝、愛情が「独り子」に向かうものになり得ないのは何故なのだろうか?

「血統転換、私(お母様)は胎中にいる時からだ。」「お父様はイエス様の使命を引き継いだ瞬間が独り子となった資格である。」(2014.7.1)
「私(お母様)を教育した人は誰もいない。独り子と独り娘は同等。独り子が独り娘を教育したとは言えない。」(2014.10.27)
「お父様は16歳の時にイエス様から独り子の位置を引き継いた。お父様はその位置から再臨のメシヤになるのではない。責任がある。」「4千年にわたるイスラエル民族の蕩減摂理を通じてイエス様を誕生させたように、私(お母様)もそうした立場で生まれたため原罪がない。」(2016.2.24)
「神様が私(お母様)の父。人類のうち、神様を父と知って生まれた人は私ただ一人。二千年前のイエス・キリストと。」(2017.3.29)

記録こそ公開されていないが、2016年12月25日の会議、並びに30日の先輩家庭集会において、お母様が「お父様には原罪がある」と言われたことも、周知の事実である。(https://align-with-god.org/seeking-truth/tokusennyo参照)

2)メシヤ、血統転換の歴史の結実

お父様とお母様は一体なのだから、お母様が今、どんなことを語られようと、それもお父様の御言なのだ…。そう言われる方々もいる。しかし、本当にお父様がわざわざ霊界から、御自身の教えや思想の根幹を覆すようなことを言われるのだろうか? お父様が霊界に行ってみたところ、ご自分の従来の教えが間違っていたことに気付かれた、とでも言うのだろうか? それが原理を学んだ者の正常な判断だと、皆さんは本気で思われるのだろうか?

神の創造理想はひとえに「神を中心とした理想家庭」の実現にあり、復帰摂理の中心は、失われた「アダム家庭」の復帰にあった。この最初の起点、「本然のアダム(メシヤ)の誕生」という一点のために、膨大な復帰歴史が費やされてきたことは、血統転換の歴史を学んできた者には分かるだろう。

「今までの神の歴史を考えてみた場合、6000年どころでない、何千年、何万年、何千万年が、アダム一人を復帰するためにかかってきました。(略)堕落前のアダムの基準を復帰する、たったそれだけのためにです。そのようにして来られた方がメシヤなのです。」(愛の相続、1978年9月21日)

アダムの復帰が容易でなかったのは、「血統」が失われたからである。お父様は「男性は種、女性は畑」と何度も語られた。それは単に生物学的な観点から話された訳ではないだろう。お父様が生殖や遺伝の観点から、下記のような説明をされたと見るなら、それはどれほど非常識で、差別的な発言になってしまうだろうか。「男性は種、女性は畑」というのは、何よりも、「神の血統」を代表し、これを受け継ぐ立場が男性である、ということに他ならない。

「母を見る時、血筋が違います。血筋で残るのは父子が残るのです。母は畑です。種は畑だけあれば、どこに植えてもいくらでも実を結ぶのです。そのため、父子関係は血統が連結されているというのです。堕落によって血統が間違ったことを否定しなければなりません。」(父子協助復帰時代、2000年3月6日)

アダムを通して「神の愛と生命と血統の種」を受けるはずのエバが、「サタンの愛と生命と血統の種」を受ける土壌となってしまった、それがエバにおける堕落である。しかし、アダムが堕落していなかったなら、エバの復帰は容易であったとされる。それはアダムの立場、「神の血統」が失われていないからである。エバが再び、サタンとの関係を断ち、完成したアダムの相対として立ち得たなら、神の愛と生命と血統を出発する立場に立ち返ることもできた。それだけに、アダムが堕落したことの意味は大きい。それは単に、アダムが堕落したエバと相対関係を結んだという話ではなく、アダムが「天使長とエバの偽りの愛」の結実として、「サタンの血統」を受け継ぐ「サタンの息子」の立場に「転換」されてしまったことを意味していたからだ。

「本来神の妻となるべき立場にあったエバは堕落によってサタンの妻となった。サタンと一体となることによってサタンの妻となったエバが次にアダムと不倫な血縁関係を結ぶことによってアダムを堕落させた。堕落したアダムはサタンとその妻が一体となって生みだした子女の立場に立つようになった。このようにしてアダムは神の息子からサタンの息子へと転落してしまったのである。」(成約摂理解説、第二章1節、サタン中心の血統転換:周藤健)

堕落してしまったエバを、再び神の愛と生命と血統を継ぐ立場に復帰するには、本然のアダムの「相対」の立場に立つことで、可能となる。しかし、堕落してしまったアダムを、再度、神の愛と生命と血統をもつ立場へと復帰させるには、もう一度、「神の血統の種をもつ子女」として、天から誕生させなければならなかった。それこそ、失われたアダム、サタンの血統と関係のない無原罪のアダム(メシヤ)を再び地上に誕生させるために費やされてきた「血統転換の歴史」に他ならない。

「天使長とエバが結婚することによって、原罪が植えられたでしょう。ですから、刈り取るときも、結婚によって刈り取らなければなりません。天使長との結婚によって植えられたので、誰との結婚によって刈り取るべきですか? アダム(メシヤ)との結婚によって刈り取るべきだというのです。」(祝福家庭と理想天国、P915)
「真の愛と生命の種をもったアダムを失った神様は、サタンの讒訴条件がない新しい種をもった息子を探し立てなければなりません。(中略)復帰摂理の中に現れた母子共助は、すべてが天の息子がサタンの讒訴を免れた新しい生命の種をもって着地するための準備であり、条件なのです。」(救済摂理史の原理観、1996年~世界巡回講演)

女性を中心に展開されてきたタマルの話も、マリヤの話も、メシヤ(本然のアダム)の無原罪誕生のための摂理(胎中復帰)であって、復帰摂理の核心はひとえに「メシヤの誕生」にあった。それが、お父様から学んできた復帰摂理の骨子である。無論、その独り子アダムの新婦となる独り娘エバが、天から特別に備えられ、聖別されてきたことを否定する者はいないだろう。しかし、皆さんは今まで、たったの一度でも、「エバの無原罪誕生」のための血統転換の歴史というものを、お父様から聞いたことがあっただろうか?

3)さいごに

私たちは誰一人、お母様があらゆる艱難辛苦を超え、真の母になられた歴史的事実を否定できない。私たちは皆、お母様が歴史上の如何なる女性も勝利し得なかった立場を勝利し、人類の真の母となってくださった事実を知っている。そしてまた、私たちの多くが今なお、お母様をお母様として慕い、愛し、最後まで信じていきたいと思っている。

しかし、それでも、私情を挟まず、冷静に、客観的に事実だけを見るなら、現家庭連合における「独生女」という思想は、決して、お父様の御言や伝統と一致するものにはなり得ない。また、受け入れ難い内容も含め、目の前で起こって来ている現実を、正直に、ありのままに見つめるなら、お母様の言動は今、お父様の勝利圏を希薄化させ、お父様がこれまでに打ち立てられた思想や信仰の伝統を、新たな「別の信仰」によって塗り替えてしまっている。過去の統一運動を知る人々から見たら、家庭連合こそ、最も大きな「分派」になってしまったと判断するだろう!

それでも皆さんは、今のお母様の言動に疑問を抱き、問題意識を覚える者たちが、ただ単にサタンの声に惑わされ、御旨の道から外れた者たちだと見るのだろうか? また、皆さんは本気で、今のお母様の状態が本来の状態ではないと危惧することが、ただただ不信仰で、不孝を働くことだと思うのだろうか? 私たちは皆、多くが同じような疑問を抱き、違和感を覚えていることを知っている。しかし、人目を気にし、周囲の顔色をうかがい、「絶対信仰」という言葉の前に委縮して、皆が皆、ただ黙って現状を受け入れているだけでは、そのうち、正常な問題意識すら消え失せてしまうだろう! 飛び出すタイミングを失ってしまった「ゆでガエル」のようになってしまっていいのだろうか?

過去、世間の如何なる反対にも負けず、自らの信念に立ち、真理と神霊によって、正しいことを正しいと言い、間違っていることを間違っていると叫んできた統一家のスピリットが、今なお、この運動の中に、皆さん一人一人の胸の内に、死なずに生き続けていることを信じたい。また、今、こうした混乱を収拾できるのは誰であり、歴史の背後にあって摂理史を導いて来られた、生きた神の御旨の主流へと私たちを正しく導き得る、この時代の「真の羊飼い」が誰なのかを、本気で祈り求めて頂きたいと思う。

家庭連合は韓国でも嘘を用いて顯進様を刑事告訴!

前回は家庭連合がパラグアイで官僚や検察官を買収し、不正に顯進様を刑事起訴させようとした事件を明らかにした。ところが彼らがこのような蛮行に及んだのは、より大きな目論見があったからなのである。

2017年8月、彼らはパラグアイでの刑事訴訟で裏取引を通して顯進様に対する公式調査を開始させることができたと見るや、今度は韓国で顯進様をひそかに刑事告訴した(告訴したのは韓国家庭連合総会長(当時)のユ・ギョンソク氏)。

▲柳慶錫 韓国家庭連合総会長(当時)。写真はFamily Forum Japanより

パラグアイで不正を用いて顯進様に対する「公式調査」が始まったこと(前回記事参照)を、彼らは検察官に対して「起訴された(ほぼ有罪確定)」と誇張し、韓国の検察官が顯進様に悪い印象を持つように努力した(顯進様の下の責任者に通達があった時に、検察が顯進様のことをパラグアイで「起訴された」と勘違いしていたことで判明)。また、彼らがこれまで顯進様を攻撃するために捏造してきたすべての証拠を提供した。その結果、検察官は当初、まんまと家庭連合に騙されたようである。

そして2017年12月、顯進様が重要な行事のために韓国に入国された際に、検察官は法務長官に報告し、顯進様に対して出国停止措置を執らせたのである。出国停止措置とは、その事件の容疑者が逃走したり証拠を隠滅したりする可能性のある場合に適用され、法務長官の決済を必要とする。ここから見ても、家庭連合が顯進様をどれだけ悪い人物として印象付けたかがわかるのである。

家庭連合は、なぜ顯進様を出国停止にする必要があったのか?それは顯進様の活動を封じるためであり、また、米国で進行中のUCI裁判において、お母様と顯進様が直接お会いし、和解が進むことの無いようにさせるためであった。(ちょうど12月には判事を中心に和解のための話し合いが予定されていた)さらに言えば、韓国社会においても世界的レベルにおいても偉大な平和運動の指導者として評価が高まっている顯進様の経歴に傷をつけることで、その仕事をさせないためでもあった。

顯進様が韓国に入国されるや否や、出国停止措置が伝えられた。ところが顯進様はそのことを表情に出されることもなく、何も変わらずに一連の重要行事を執り行われた。世界中から多くの指導者が参加し、惜しみない拍手を送り、主人として運動に加わった。

そして顯進様はすべての行事を終えられた後で、静かにソウル東部地方検察庁を訪問し10数時間にもわたる取り調べを受けられたのである。

かつて真のお父様がそうであられたように、顯進様は堂々と取り調べに臨まれ、どんなに調べても嫌疑を見出すことができなかった検察官は、急いで法務長官に報告し、出国停止措置をすぐに解除し、顯進様は翌日には米国へと出国されたのである。顯進様の出国停止措置が一日で解除されたことは、家庭連合指導者たちの予想を大きく裏切ることであった。

家庭連合からの嘘の情報に騙され、何の罪もない著名人に対して法務長官の決済まで取り付けて出国停止措置までしてしまったこの検察官は、さぞかし肝を冷やしたことだろう。本人にとってはキャリアに傷がつきかねない大ごとであったに違いない。8月に家庭連合から顯進様がパラグアイで「起訴された」という偽情報を掴まされた検察官は、それが11月には買収スキャンダルとして暴かれていたことを知った時、家庭連合に対してどのような印象を持っただろうか?

さて、これまで二回にわたって、家庭連合指導部が訴訟の中でどれだけ汚い手段を用いて、長子である顯進様を攻撃しているかを明らかにしてきた。これらの事実から分かることを、もう少し深く考えてみることにする。このような指示は一体、どこから来ているのか?ということである。

たとえばパラグアイ事件において家庭連合の弁護士を務めていたカルメロカバーゼロ弁護士(官僚を買収する通話記録あり)は、二世弁護士である朴珍用氏が任命した人物である。彼がお金でパラグアイの官僚、検察官を買収するには、「予算」が必要である。その「予算」を弁護士が個人で捻出するとは考えられない。間違いなく大本営から送金を受けるはずである。また、彼らはパラグアイでの公式調査開始をタイミングよく韓国での顯進様の刑事告訴と結び付け、様々な(捏造した)証拠を周到に準備して検察に提供している。これは少なくとも一年以上の時間をかけて計画してきたものである。つまり、「予算」の面でも戦略の面でも、間違いなく家庭連合中枢は一体となって情報を共有し、相談し、予算を捻出した上で、計画を実行に移しているのである。

このような一般社会で考えても最も醜いレベルの不正(もはや犯罪)を自分たちが用いていることを、韓国で顯進様を刑事告訴したユ・ギョンソク氏が知らないはずはない。また世界宣教本部事務総長のユン・ヨンホ氏も知らぬはずがない。さらに最近、日本各地で特別講義をしている世界宣教本部室長のチョ・ソンイル氏も知らないはずはないのである。そもそも真の子女様を刑事訴訟にかけるなどということを、責任者が個人の独断で行えるはずがない。(もしも独断で刑事訴訟を起こし、お母様から「やりすぎだ」とお咎めを受けた場合、挽回の余地がない。)間違いなくこの指示は、家庭連合の最上部から来たものであり、彼らはそれをしても構わないという意思を共有したチームになっているとしか考えられない。「悪は徒党を組む」と言うが、彼らは結託することで決して越えてはならない一線をすでに越えてしまっているのである。

一般的な視点から見た場合にも、顯進様は今や自他ともに認める南北統一のための最も重要な仕事をされている。多くの指導者が顯進様のビジョン、信仰、人格に感銘を覚え、心を一つにして働こうとしている。そのように立派な仕事をしている息子を、母親が総裁を務める組織であるところの家庭連合が、嘘と財力を用いて監獄に送ろうと血眼になっているのを見た時、一般社会の目は、この組織、この母親をどのように見るであろうか。

神様の摂理は真の家庭の一体化を通して、一から全体へと広がっていくものである。ところが真の家庭を破壊する目的で結託したチームをコックピットに載せ彼らに無条件に「絶対服従」して客席に座っている祝福家庭は、その精誠の大部分を神の摂理を破壊することに用いられてしまっている。一刻も早く、すべての祝福家庭がこの事実に目覚めることを願うばかりである。

 

パラグアイのABC新聞社が暴露!家庭連合が官僚や検察官を買収!!

パラグアイのABC新聞社が暴露!家庭連合が官僚や検察官を買収!!

2017年11月13日、パラグアイのABC新聞が家庭連合の驚くべきスキャンダルを暴露した。家庭連合は2015年半ばから顯進様を相手取って刑事訴訟を起こしていた。この刑事訴訟は訴えの根拠が弱く棄却寸前であったが、あろうことか家庭連合の弁護士が、パラグアイの官僚を買収して検察官を交代させ、顯進様を起訴させようとしていたのである。ABC新聞は家庭連合弁護士と官僚、官僚と検察官の通話の録音記録を公開し、パラグアイでは国家的なスキャンダルとして連日の報道となり、現在は調査が進んでいる。

以下、家庭連合指導部がどれほど腐敗しているのかを、事実に基づいて明らかにしていく。

当初、顯進様の訴訟を担当した検察官はホセ・ドス・サントスという人物であった。ところが彼は二年半にわたって担当したものの、顯進様に関して疑わしい点を発見することができないため、公式調査を行うまでもなく棄却しようとしていた。

ところが、家庭連合の弁護士である朴珍用氏が任命したカルメロカバーゼロ弁護士は、この訴訟が棄却されてしまわぬよう、政府の官僚と検察側の人物を買収し始めたのである。

家庭連合のカルメロカバーゼロ弁護士官僚リプマン氏に対して電話でこのように話している。「この刑事訴訟の担当検察官を替えてくれれば、あなたも利益を得るだろう」。これは露骨な金品提供の意思を示したということである。それに対して官僚リプマン氏「あなたは我々のキャプテンだ」と応えている。

この会話の後、官僚リプマン氏ネイディーン氏という検察官を買収し、顯進様の裁判の担当検察官を替えてくれるように説得している。以下は通話記録の和訳である。

「新しい検察官が入れば、この刑事訴訟を永遠に終わらないようにして私たちはずっとお金を得ることができます。何を言っているか分かるだろう?これは非常に大きな訴訟です。この訴訟が6ヶ月以内に終わってしまったら、私たちに何の得があるでしょうか?私たちが必要とするのは、このケースを5、6年ずるずる引き延ばすことです。だからサントス検察官を抜いてイゴール・カセレス検察官に与えたいです。イゴールにこのケースを与えたら起訴してくれる希望があります。」

このようにして最終的に顯進様の訴訟を担当する検察官は当初のホセ・ドス・サントス氏からイゴール・カセレス氏に交代となった。2017年8月、新しく検察官になったイゴール氏は官僚リプマン氏の言葉の通り、膨大な書類に目も通すこともなく、なんと任命を受けた翌日には、すぐに公式調査を行うという決定をしたのである。(顯進様は起訴された訳ではなく、公式調査を始めるという決定が下されただけ。)

汚れた手段を用いてでも顯進様を刑務所に入れようとする家庭連合と、お金だけが目当てである弁護士、腐敗官僚の利害関係が一致した結果、このようなことが行われたのである。

ところが、完全に成功したかに見えた彼らの裏取引を天が許すことはなかった。数か月後の2017年11月13日、冒頭で述べたように、パラグアイのABC新聞社がこの問題を暴露し、すべてが白日の下に晒されたのである。こうして彼らのもくろみは未遂に終わった。

実際にはABC新聞社は特に家庭連合を標的としていたわけではなく、あくまでもパラグアイ政府の腐敗を暴露するスクープとして報道している。面白いことに、ABC新聞社がずっと取材をしながら、パラグアイ政府の腐敗した状況を最もよく物語っていたのが、この家庭連合との裏取引事件だったのである。ここでも、天は絶妙に役事されている。

パラグアイの検察庁は、不正腐敗を糾弾する声明を発表し、家庭連合と結託した腐敗検察官イゴール氏を直ちに職務停止にし、新しくルイスピニャネス検察官を担当者にした。腐敗したイゴール検察官が下した顯進様に対する公式調査開始の決定は、こうして撤回されることとなった。

さて、家庭連合はパラグアイでなぜ不正を行ってまで顯進様を起訴させようとし、このような事件を引き起したのか?その目的は実は別のところにあった。彼らは昨年8月にパラグアイで顯進様に対する公式調査が始まると、その事実を利用して、韓国で更なる悪だくみをした。次回は韓国家庭連合が周到な準備の末に昨年12月に顯進様に対して何を行ったかについて明らかにする。

祝福家庭は、法統継承を目指す家庭連合指導部が訴訟という手段を用いて、真の家庭を破壊することに執念を燃やしているということを知らなければならない。

 

家庭連合は韓国でも嘘を用いて顯進様を刑事告訴!

チョ・ソンイル氏の嘘を許すな!⑥~ヨイドの土地を顯進様が奪ったというデタラメ!~

冒頭から唐突かも知れないが、もしもある指導者が、顯進様が奪ってもいないものを奪ったことにして、顯進様を悪者として真の父母様に報告し、食口たちに宣伝しているとすれば、読者はその指導者に従うことができるだろうか? 今回はそのような話である。

2017年12月19日、松濤本部でチョ・ソンイル(趙誠一)氏が行った講義PPTでは、以下のようなスライドが使用されていた。これはUCI裁判をなぜ継続しているのか、ということに対して世界宣教本部なりに説明するスライドである。(写真右下がチョ・ソンイル氏)

▲2017年12月19日、松濤本部で行われたチョ・ソンイル氏の特別講義映像より

すべて突っ込みたいこところだが、今回は一番下の行に注目してもらいたい。「汝矣島(ヨイド)聖地を取り戻すことができる!」とある。これは全く、「意味不明」という他はない。何故ならヨイドの土地は昔も今も統一財団の所有であって、UCIの所有になったことは一度もなく、取り戻すも何もないからである。

 

上の写真はヨイド聖地の登記簿である。1972年以来、今日まで、途中で財団の名称変更があるものの、ヨイドの土地はずっと統一財団(財団法人世界基督教統一神霊協会維持財団)の所有である。チョ・ソンイル氏は一体、この土地を誰から取り戻そうとしているのだろうか?

これがチョ・ソンイル氏の勘違いから来るところのミスだとは到底考えらず、明らかに意図的な嘘である。何故なら彼は國進様が統一財団理事長としてヨイド・パークワン訴訟を起こした頃、すでに世界宣教本部室長として実務を担当していた立場だったからである。(彼は國進様が日本の責任者として毎週のように訪日されていた頃、いつも随行していた)

私たちはこれまで、チョ・ソンイル氏の嘘をシリーズで暴いてきた。読者はこれを、ただ単にある一人の責任者の問題としてだけ捉えないでいただきたい。ここで、世界宣教本部が統一運動全体の中でどのような位置づけであるかを簡単に説明しておく。世界宣教本部はお母様の直下にあり、大陸会長たちの上にある。つまり、日本の総会長(日本は大陸扱い)よりも立場が上である。また、世界宣教本部の主軸は事務総長のユン・ヨンホ氏と室長のチョ・ソンイル氏である。

つまり、チョ・ソンイル氏に問題があるということは世界宣教本部に問題があるということであり、世界宣教本部に問題があるということは、統一運動全体に問題があるということである。だから私たちが暴いてきた問題は韓国、ネパール、アフリカなど世界宣教本部が担当する世界中のいたるところに広がっている。

チョ・ソンイル氏は世界宣教本部室長としてお母様から直接の命を受けて日本へやってきた。彼は正真正銘、世界摂理全般を担当する代表的な責任者としての立場で日本を巡回しているのである。

特にヨイド・パークワン訴訟を細部まで知っているはずの彼は、顯進様がヨイドの土地を奪ったという自分の嘘を良く知っている。だから「汝矣島聖地を取り戻すことができる!」という文字をスライドには入れておきながら、講義では具体的な言及をせずにその部分を通り過ぎているのである。

私たちはチョ・ソンイル氏が何を動機として歩む者なのかを明確に知らなければならない。今までシリーズで暴いてきた彼の嘘を振り返っていただきたい。もしも彼が真の家庭の一体化を願うのならば、顯進様がCBSと結託しているとか、ヨイドの土地を奪ったなどという嘘を用いて、お母様と顯進様、顯進様と祝福家庭の関係性を引き裂くようなことをしてはならない。また、もしも彼が神の摂理の発展を真に願うのならば、ネパールで共産党に身売りした挙句に落選した家庭堂党首を当選したと真逆のことを言ったり、独裁政権に寄生していた宗教家を義人であるかのように大袈裟に宣伝したり、お金をバラまいて見せるための行事を行ってアフリカ摂理が飛躍しているかのような嘘を語ったりしてはならないのである。(記事下に各記事へのリンクあり)

日本食口が、お父様が願われたヨイド聖地のために、どれだけ多くの血と汗と涙を流して献金してきたのかを、チョ・ソンイル氏は良く知っているはずである。そのヨイドの土地を顯進様が奪ったと虚偽を宣伝することで、日本食口が顯進様に対して憎悪を持つようにさせるということ以外に、彼の行動の動機を考えることができるだろうか?

ちなみに日本の食口の方々の中で、ヨイド・パークワン訴訟はまだ続いているか、あるいは勝訴したというような、事実と全く逆のことを信じている方がいるようだが、実際には2014年7月10日に最高裁判決が下され、統一財団側が完全に敗訴している。さらに現在は統一財団が支払うべき賠償金を決定するための訴訟が継続しており、これから徐々に確定されていく賠償金の合計額は1兆ウォン(約1000億円)を下回ることはないだろうと言われている。(詳しい事情を知りたい方は、「誰でもわかる!?ヨイド・パークワン訴訟」をお読みください。)

チョ・ソンイル氏は、家庭連合が自ら起こした馬鹿げた訴訟によって、今後、何十年にもわたって日本食口が捧げる献金は、そのほとんどが摂理ではなく賠償金に費やされるしかないということを、日本食口たちに正直に報告しなければならないだろう。

彼はその賠償金を捻出するために、日本を巡回しながら多くの嘘を用いて、世界摂理がすこぶる順調であるかのように宣伝し、日本食口のやる気(献金する気)を起こさせようというのだろうか?

読者は統一家の分裂が発生した2008年~2012年をよく思い出して欲しい。当時、お父様の下で実権を持っていたのは誰だっただろうか?今は王冠を被り、銃を持って祝福式を行う亨進様が世界会長であり、國進様は統一財団理事長であると共に日本の責任者、そしてチョ・ソンイル氏が当時から世界宣教本部室長だった。当時、顯進様に関して私たちが聞いた情報は、亨進様、國進様、そして世界宣教本部が発信したものだった。読者はこれからも本当にそれを信じていくのだろうか?

▲2008年~2012年の世界会長、統一財団理事長、世界宣教本部室長(写真はサンクチュアリNEWS家庭聖殿拡大委員会火の粉を払え、より)

嘘に嘘を重ねながら真の家庭を引き裂き、祝福家庭を摂理とは無関係な方向性へと引っ張ってきた家庭連合指導部・・・。もう終わりの時は近づいてきている。

 


<まだ読んでいない方はこちら>
チョ・ソンイル氏の嘘を許すな!シリーズ
CBSと手を組んでいるというデタラメ!
『心情文化の主人』をお父様が激怒されたというデタラメ!
ネパールでは「国家復帰目前」どころか、家庭堂が共産党に!
 これがネパール家庭堂とネパール共産党の契約書だ!
 ネパール大手新聞社の記事
800万人の信徒を持つ?ジンバブエの宗教指導者ウンダンガ氏の人物像
アフリカ摂理が飛躍しているかのようなデタラメ!
⑥ ヨイドの土地を顯進様が奪ったというデタラメ!(本記事)

 

誰でもわかる!?ヨイド・パークワン訴訟

祝福家庭の皆さん、ヨイド訴訟(ヨイド・パークワン訴訟)という言葉を聞いたことはあるでしょうか?また、それがどんなもので、結果がどうだったかをご存じでしょうか?家庭連合の指導部はこれについて一切報告をしませんし、裁判に関することは専門知識がなければ理解が難しいため、あまり知ろうとしない、ということもあるかもしれません。ところが結論から言えば、統一財団は最高裁で完全に敗訴し、今後、1000億円以上の賠償金を支払うことになるだろうというのです。信じられないとか、信じたくないという方もいらっしゃることでしょう。

今回はできるだけわかりやすく、ヨイド・パークワン訴訟について解説したいと思います。

ヨイド・パークワン訴訟は2010年10月29日に統一財団がUCI系列のY22を相手取って開始されました。そして2014年7月10日にすでに最高裁判決が出て終了しています。その経緯はどのようなものだったのでしょうか?

≪ヨイド聖地に対するお父様の願いとヨイド・パークワン・プロジェクト≫

そもそもヨイド聖地は、真の父母様の願いにより、統一財団が1972年に購入しました。当初の目的はそこに世界宣教本部を建設することでした。しかし過去の政権がソウルの中心地であり顔でもあるヨイドに宗教施設を建設することを許可せず、計画は難航しました。

その後、韓国のIMF危機(1997年)の時、ヨイド聖地はすでに担保に取られている状態にまでなっており、さらに統一グループが不渡りになって競売にかけられそうになる危機でした。競売に渡れば、ヨイド聖地は完全に統一グループの手を離れてしまいます。

その危機を乗り越えるための起死回生のアイデアが、ヨイド・パークワン・プロジェクトでした。その内容は、ヨイドの土地を巨大商業施設として開発することで多くの利益をもたらすというもので、それによって競売にかけるよりも利益が大きいと債権者を説得することができました。

真の父母様はこのプロジェクトに関する詳細な報告を受けられ、許可を下さいました。今後、ヨイドに建設される巨大商業施設の高層階に世界宣教本部が入るということで、許可してくださったのです。

≪ヨイド・パークワン・プロジェクト推進過程≫

このヨイド・パークワン・プロジェクトを進めるため、二つの特殊目的会社が準備されました。金融投資会社であるY22(ワイツーツー)と、施工会社であるスカイランです。統一財団は土地の所有者であり、開発に関してはすべてY22に委ねられたことになります。Y22は地上権(ヨイド聖地を統一財団から借りて、使用する権利)を持っており、統一財団との契約内容により、この地上権を他者に売却することもできます。

さて、Y22は金融投資会社ですから、資金を調達しなければなりません。どのような方法を用いたかと言えばPF(プロジェクト・ファイナンシング)という方法でした。それは建物の完成後に、その建物に対する権利を与えることで、多くの企業から事前に資金を募るというものです。つまり企業は先にお金を出すことで、建物の完成後に、その一部を所有するとか、賃貸することができるということです。必要なお金は2兆3千億ウォン(約2300億円)でした。これゆえに、ヨイド・パークワン・プロジェクトは統一財団やY22、スカイランといった、いわば内輪の企業だけでなく、出資した多くの一般企業を巻き込んだものになっているわけです。

Y22は未来アセットとマックォリーコンソシアムという一般企業に、オフィスビルを丸ごと、99年間賃貸することで必要な資金を調達しました。先にも述べたように、これに関してY22は統一財団に報告し許可を得る必要はありません。両者の間の契約で、地上権を自由に売却することができる権利もY22が持っているからです。

これによってヨイド聖地の所有者は統一財団であり、今後、土地の使用料(公示地価の5%を99年間)を受け取ることができる立場であり、完成したオフィスビルの高層階には世界宣教本部が入ることもでき、真の父母様の長年の願いが成就する道が開かれたのです。そしてこのプロジェクトは当初、基元節までには完成する予定で計画されており、基元節のための重要な基盤の一つになるはずだったのです。

パークワン開発起工式は2007年4月14日に行われました。真の父母様は郭錠煥会長の詳細な報告を受けられ、参加者に拍手させることで、この起工式を祝福してくださいました。2008年11月にも真の父母様は顯進様と共にパークワン開発現場を訪問され祝福してくださったのです。

≪混乱の発生≫

ところがこのような状況の中、統一財団の理事長になった國進様が、Y22(顯進様が理事長であったUCI財団傘下)に対して訴訟を起こし始めました(2010年10月29日)。訴えの内容は以下のようなものでした。

① スカイランが統一財団の意志に反して建物を売却(正確には99年間の賃貸)したことは契約違反である。
② 地上権は、統一財団の財産の一部であり、それを売却する際には文化観光省の許可を得なければならない。
③ Y22の法人消滅時効が2022年であり、統一財団はパークワン完成後の安定した地代収入が得られるか疑問である。

これは初めから勝訴する見込みのない裁判であり、一般メディアも「理解できない」と報じています。その後、大方の予想通り統一財団は2014年7月10日、最高裁で完全に敗訴します。この結果は当初から分かり切ったものであり、目的はプロジェクト・ファイナンシングの出資者が訴訟沙汰を知って手を引くことでY22を不渡りにさせること(つまり、顯進様を攻撃すること)にあったでしょう。

≪家庭連合が負った経済的損失≫

この訴訟が行われたことで経済的にはどれほどの損失が生まれるでしょうか?様々な情報を総合すると、統一財団が支払う賠償金額は、最終的に1兆ウォン(約1000億円)を下回ることはないだろうということです。一体、どのような種類の賠償が生じるのでしょうか?基本的に考えなければならないことは、統一財団が訴訟を起こさなかったならば、2012年にはビルが完成し、2013年からは営業が開始されていたはずでしたが、訴訟によってそれが2020年まで、7年も延期されることになってしまったということです。

  1. Y22が調達した莫大な資金の利子が、7年間の延期により膨らんでしまうことに対する賠償金。訴訟を開始してから1年ちょっとの時点である2011年12月19日の判決で、すでに約45億円の損害賠償という判決が出ています(利子以外も含む)。利子以外がどれくらいを占めるのか分かりませんが、最終的にはこの7倍近くの期間ということになると少なくとも200億円くらいは予想することができます。
  2. 2013年から営業を開始するはずであった各企業が、7年間営業できなかったことによって発生する損害に対する賠償金。これは未知数であり、2020年以降、実際に営業してみて得られた利益を通して計算しなければなりません。しかし普通に考えて未来アセットとマックォリーコンソシアムがソウルの中心地にある巨大なビルディングを使用して一年間に生み出す利益が1億円、2億円などということは、考えられないことです。彼らはこのプロジェクトのために合計2000億円以上を出資しているのですから、仮に20年間で資金を回収しようとすれば、年間100億円は利益を上げなければなりません。それが7年間分ということになります。
  3. 建設費用の上昇によって生じてしまった損害に対する賠償金。当初は約2300億円で建設できるはずが、訴訟によって約2700億円が必要になってしまったようです。よってこれだけでも約400億円の損失が生まれています。
  4. その他、諸々の費用。例えば建築資材なども一度仕入れて長期間放置した場合には、使えなくなってくるものもあるでしょう。現場で働くはずだった人たちが働けなくなったというようなこともあるでしょう…。

以上のようなことを考えると、1兆ウォン(約1000億円)を下回ることはないという試算は、決して大げさではないことが分かります。(この試算は、あとで「大袈裟だった」とならないように、少な目に計算した合計額が1000億円ということです。)

以上が、ヨイド・パークワン訴訟の経緯および結果でした。

≪統一家の混乱とヨイド・パークワン訴訟≫

さて、以上のような流れを統一家の混乱の観点から見つめ直してみます。顯進様がUCI理事長の責任を通して進めておられたヨイド・パークワン・プロジェクトはお父様が切実に願われたものであり、順調に進んでいたはずでした。ところが統一財団の理事長に就任した國進様が理由にもならない理由で訴訟を起こし、このプロジェクトを延長させ、混乱させてしまいました。当時、顯進様がお父様に対して逆らい勝手に行動しているかのような宣伝がしきりとなされていましたが、事実はどうだったのでしょうか?

まずUCI財団と統一財団の関係性ですが、お父様は2006年にUCI財団を世界的な財団として世界に散らばる統一運動の資産を一括的に管理するため、すべての資産をUCI財団の下に置くことを願われました。ですから統一財団もUCI財団の傘下に置かれるようになりました。

次に顯進様と國進様の関係性ですが、お父様は顯進様を総責任者の立場に置き、國進様を副責任者の立場に置くことを願われました。ところが國進様がこの願いを受け入れず、さらにお母様が顯進様に熱心にお願いされることで、三つの約束(國進様がヨイド・パークワン・プロジェクトに協力することなど)を通して國進様が統一財団の理事長に就任されました。ところがこのことをお父様はご存じなく、後に「國進を理事長にした覚えはない」と語られています。その上、お母様は顯進様との約束を反故にされてしまいます。

(参照:顕進様の真実サイトの索引ページより、「ヨイド裁判の真相とは?」をご覧ください。)

とにかく、このことによりヨイド・パークワン・プロジェクトにおいて、地主である統一財団の理事長が國進様であり、金融資本会社であるY22や施工会社であるスカイランなどを傘下に置くUCI財団の理事長が顯進様という状態が生じました。

このように、ヨイド・パークワン・プロジェクトは顯進様が中心的な責任を持ち、お父様の願いの下で順調に進んでいたはずでしたが、お父様の許可なく統一財団の理事長になっていた國進様がY22を相手取って訴訟を起こし、混乱がもたらされたのです。この訴訟は一般メディアも「理解できない」と報じているように、國進様が顯進様を敵対視し追い出そうとしていること以外には動機を見出すことができないものでした。王冠を被り、銃を装備している現在のサンクチュアリ教会(亨進様と國進様)の姿を見れば、当時、顯進様を悪者に仕立てながら何が起こっていたのか、食口はもう少し冷静に判断することができるのではないでしょうか?

≪結論≫

さて、結果的に統一財団は1000億円以上の賠償金を支払うことになるでしょう。ちなみに最近の日本家庭連合は献金が減少し、人員を大幅に削減しているのですから、これはほぼ壊滅を意味するでしょう。善は栄え、悪は滅亡していくはずの後天時代において、なぜこのような事が起こってくるのでしょうか?顯進様は本当にお父様に反旗を翻した「分派」でしょうか?

読者の方々には、上のような経緯を見ながら、神様の願い、お父様の願いは何だったのか?それに対してお母様、國進様がされたことは何だったのか?祝福家庭が無知故に黙って従った道は何だったのか?ということを知り、考えていただければと思います。