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祝福家庭の声 「 お母様、以前のお母様に戻ってください。」

お母様、以前のお母様に戻ってください。
島津良太郎

私は、京大CARP出身で、1997年にUTSを卒業しました島津良太郎(36万双)と言います。

私は、昨年10月から大阪のFPA事務局に通わせていただいています。昨年からというわけではないのですが、毎月家庭連合から送られてくる世界家庭などのみ言葉を読んでも全然復活できない日々が続き、毎月、巻末の「サンクチュアリ教会およびUCIを支持する人々の言説の誤り」だけ読んで、「(仮に正しいにしても)批判をしている側の方の論理の方が破綻しているけどな・・・。もっと家庭連合は、分派への批判の仕方を変えないと」と思ったりしていました。

そんな時、サンクチュアリ教会でお母様に対する批判が凄まじく、昨年9月にはお母様を変えるような儀式までされていることを知り、これは子女の道理に反すると思いました。同時に、そのようなサンクチュアリ教会の亨進様をもともと支持していたのはお母様であり家庭連合であったことを思った時、「ああ、もしかして、最初に出て行った顕進様が実は正しかったのではないか」と思い出し、顕進様を支持する会のホームページを見たり、他のブログを読んで、顕進様を支持する側の人たちの主張は首尾一貫していて、理路整然としていると感じ、大阪の事務所を昨年10月に初めて訪問し、12月には相対者とともに韓国でのFPAの創設大会にも参加させていただきました。

サンクチュアリ教会のお母様の批判の仕方は、決して受け入れられません。お母様の偉業は偉業として認めないといけませんし、私たちが批判することなど絶対にできません。しかしながら、お母様の偉業は偉業として認めつつも、お母様が立たれている現在の位置が非常に危ういものであり、子女としてそのまま見過ごすこともできないものであると感じるのです。

そこで21日間の条件祈祷を終えるにあたり、私はお母様の偉業と現在の問題点について、大変僭越ながら感じるところを書き綴りたいと思いました。

1.真の御父母様の最大の偉業は、真の家庭を地上に誕生させたこと

イエス様は33歳の若さで十字架にかかり、家庭を築くことができませんでした。そのため、キリスト教徒は、霊界におられるイエス様を霊的に2,000年間慕ってきました。しかし、2,000年後、真のお父様とお母様が地上に肉親をもって誕生され、再び真の父母として立ってくださったので、私たちは堕落人間なのに祝福を受け救いを受ける考えられない恵みに授かることができました。お母様の偉大なる勝利があったればこそです。

お母様の最大の勝利は14人もの子女を地上に残されたことです。お母様が地上に来られたこと自体ももちろん尊いことですが、それ以上に尊いのは真の子女様を地上に誕生させられたことです。お父様・お母様がいくら偉大でも、地上に永遠におられるわけではなく、いつかは霊界に行かれます。

子女は父母の姿を見て成長するものです。霊界に行かれた10代前の先祖のお祖父ちゃん・お祖母ちゃん、1000年前に霊界に行かれたお祖父ちゃん・お祖母ちゃんを見て育つわけではないです。

アダムとエバが堕落しなかった場合を、考えてみてください。アダムとエバが霊界に行った後でも、アダムとエバのことを1000代も後の子孫である私たちがずっと崇拝していなければならなかったでしょうか? アダムとエバが完成していれば、そのあとのカインとアベルも理想家庭を築いていたでしょうし、カインとアベルの子女も一つ前の世代である親のカインとアベルと同じような親になれば、おのずと理想家庭を築いていたことでしょう。

お父様のみ言葉にありますように、過去・現在・未来を代表する三世代が同居し、四位基台を形成すれば、それで創造理想の完成です。お父さん・お母さんとの間に父母の愛・子女の愛を結び、兄弟姉妹の愛を築き、祖父母が孫を愛し、孫が祖父母を愛するような家庭が出来上がれば、四位基台は完成していたはずです。何代も前のアダムとエバのことを考える必要はなかったはずです。

この意味でお父様・お母様の伝統を相続した真のご子女様がもし地上におられなかったとしたら本当に大変でした。キリスト教の信徒たちと同じく、霊界におられる真の父母様を慕いながら信仰生活をしていなければなりませんでした。これではキリスト教徒たちの信仰と何が変わりますか? お母様が勝利されて真の父母様になられたからこそ、私たちはキリスト教徒とは全く違う次元の祝福を通して救いを受けることができるようになったのに、真の父母様の偉業を真の子女様に相続されたことをお認めにならずに、「真の父母は一代である」とおっしゃってしまったら、真の御父母様の偉業が未来永劫に引き継がれる術がなくなってしまうのではありませんか?

堕落人間ならなおさら、霊界におられる父母を慕って理想家庭を築いていくなど、不可能です。目に見える地上の父母を通してしか、私たちは成長できない、弱い私たちです。実際、お父様が霊界に行かれた後、お父様のことを遠くに感じる食口が増えていることは否定できないでしょう。お母様が霊界に行かれたら、私たちの信仰はどうなるのでしょうか?

お父様は、「愛・生命・血統の中でもっとも重要なものは血統」と何度も語られましたが、それはこのことだと思うのです。真の御父母様が残された血統があるがゆえに真の家庭の伝統が歴史に引き継がれ、私たちは神様の願いに生きることが許される道が開かれるのだと。血統とは神様の愛・神様の祝福の通り道です。まさしく、「神経」です。血統が残っていなければ、神様の愛の通り道がなくなってしまいます。神様が地上に降りてくることができなくなります。だから、お母様の残された真の家庭は歴史上最も偉大です。

2.女性の特質は母性である

女性は男性とは違って母性があります。すべてを包み込む母性があります。お母様は女性の中の女性ですから、母性のチャンピオンのはずです。しかし、最近のお母様のみ言葉を拝聴しますと、排他的なみ言葉が多くなっているように感じます。

先のご聖誕日のみ言葉でも、「宗教が統一されるには、政治、すべての面で統一されるには、宇宙の母、真の父母、独生女を迎えることが道です。」と語られました。しかし、これでは、家庭連合でないものは救われないと言っているのと同じであり、他の宗教の人たちを救い出すことは到底できないのでないかと僭越ながら、感じるのです。お父様の目指された万人救済(Universal Salvation)は到底できないのでは? と思います。

お父様は宗教の教えている内容の大部分は共通しているとおっしゃられ、世界経典の編纂などにたずさわられました。宗教の和合を説く時に、「家庭連合で真の父母を受け入れなければ救われない」と言ってしまったら、終わりではないのでしょうか?

全てを包み込むお母様に戻ってください。

キリスト教は過去2000年間、イエス様を神様にまつりあげて、神様の絶対性・超越性ばかりを強調してきました。神様の父性ばかりを強調してきました。そのために神様があまりにも人間から離れた存在としてなり、心情の神・親なる神の姿が見失われて、神様はいないとする共産主義までキリスト教社会から現れて、社会が地上地獄のまま歴史は続いてきました。

今、真の御父母様が地上に誕生されて、私たち一人ひとりを愛する心情の神様・父母なる神様が6千年ぶりに復権されたのに、お母様が最近、独生女の話ばかりされるので、真の父母様の絶対性ばかりが強調されて、私たち堕落人間とは違うことが強調されて、また神様が遠くに行ってしまったように感じるのは私たちに信仰が足りないからでしょうか?

神様は父母なる神様としておられるのですから、お母様はお父さんの役割までも果たそうとするのではなく、あくまでもお母様であってください。私たちがお母様に求めているのは慈愛のお母様であり、権威あるお母様ではありません。お母様はお母様であるだけで偉大であり権威があります。これ以上の権威は必要ないと思うのです。どうか重荷を肩から降ろして、以前のような慈愛にあふれたお母様に戻ってください。

お母様、以前のお母様に戻ってきてください。

島津良太郎  拝

真の父母様に対する原理的理解(Q&A形式) 櫻井正実

1. メシヤはモデル平和理想家庭を立てる存在

真の父は真の息子・兄弟・夫・父、真の母は真の娘・姉妹・妻・母の真の愛の先例を立て、人類が従うことのできるモデルとなられる存在です。神の創造目的は四位基台の完成であり、メシヤには人類の真の愛のモデルとなる四大心情圏と三大王権を完成したモデル平和理想家庭を立てる使命があります。

Q: 今、お父様の家庭は人類の前にそのようなモデル平和理想家庭になっていますか。

A: 悲しいことですが、そのような家庭になっていないと認めざるを得ません。

2. 三大王権と長子の重要性

メシヤの使命はご自分の家庭をモデル平和理想家庭にするばかりではなく、全人類を救済し、平和理想世界を実現するところまで行って初めて果たせたと言えます。それは一代では果たすことができません。

Q: お父様が霊界に行かれたら、誰がその後を継いで、神の摂理を推進していくのですか。

A: 三大王権直系の長子です。ただ年長だからといって長子になるのではなく、神の摂理にオーナーシップを持ち相応しい資格を備えていなければいけません。長子とはお父様の権威を受け継いだ神の摂理の中心人物であり、自分を高めるのではなく、誰よりも自己を犠牲にして平和理想世界のために投入する者です。

3. 真の父母様にも責任分担がある

メシヤは第三アダムです。それはメシヤが神のように創造原理の外にいる存在ではなく人間であり、責任分担があることを意味しています。神と心情一体化したからといって神のように全てを知っている存在になるわけではありません。

Q: メシヤは騙されることがありますか。 A: Yes

Q: メシヤは誤解することがありますか。 A: Yes

Q: メシヤが間違った判断をすることがありますか。 A: Yes

4. 真の孝子とは真の父母様の願いを叶える者

真の父母様が原理や摂理について語られる御言葉は一貫性がありますが、組織運営における指示や命令は変わることが多くありました。真の父母様の指示にただ盲目的に従うのではなく、真の父母様の願いを叶えようとするのが真の孝子です。

Q: 顯進様は真の父母様の指示に従わない親不孝者ではないですか。

A: 偽りの報告に基づいて下された指示に従った場合、失敗すれば真の父母様が責任をとらされてしまうのに、ただ指示に従う者が孝子でしょうか。真の父母様の指示と命令に従うことが「信仰」だと信じ、真の父母様の願いを果たそうとする顯進様を迫害したことは、律法にただ従うことを「信仰」と信じ、一部の律法を破りながらも、より高い次元の愛に生きたイエス様を迫害したことと同じです。顯進様は真の父母様の願いである神のみ旨を成す為に死力を尽くされる真の孝子です。

【上記3番と4番の内容を読み、もしメシヤを人間的に見て軽んじていると感じられる方がいらっしゃいましたら、下記リンクから詳細を説明した動画をご覧ください。】
https://align-with-god.org/seeking-truth/true-father-and-hjn

5. お母様はお父様の有原罪誕生を信じていらっしゃる

メシヤとは無原罪で誕生した神の長子です。神の血統を持って誕生したお父様(無原罪誕生)がお母様を堕落圏から探し出されて(お母様は有原罪誕生)教育し、真の母の位置に立て、真の父母となられました。

Q: お父様もお母様も無原罪で誕生したと聞いていますが、お母様は、お父様が原罪を持って誕生したとまで考えていらっしゃるのですか。

A: お母様が無原罪で誕生したというだけで既に非原理的です。そしてお母様はお父様が原罪を持って誕生されたと本当にそう考えていらっしゃいます。

【数々の証拠がありますので、下のリンクをご一読ください。】
https://align-with-god.org/seeking-truth/tokusennyo

6. お母様と顯進様が会って話しても解決されない

この問題の原因が、お母様と顯進様の間の感情の軋轢にあるのだとしたら、お二人が会って感情を解かなければなりません。しかし原因はお母様が独生女信仰を固く信じて行動されていることであり、顯進様はお父様の教えと違う独生女神学を認め、間違った道を進むことはできません。この場合、会って話しても平行線でしかありません。

Q: お母様と顯進様が会って話して解決されるべきではないですか。

A: 既にお会いしていると認識していますが、会って話しても解決されていないのは誰の目にも明らかです。

7. 真の家庭を一つにする方法

お母様と顯進様の両方が神を中心にしているなら分裂することはあり得ません。

一.お母様が神を中心としているのに、顯進様が神を離れたのならば、お母様の下に顯進様が戻れるようにするべきです。

二.顯進様が神を中心としているのに、お母様が神を離れたのならば、顯進様と共にお母様をお迎えしなければなりません。

三.もし両方が神を離れているなら、原理と摂理の道を守る第三の道を提示して、お二人が本然の位置に戻れるようにするべきです。

Q: お母様と顯進様のお二人のうち片方を選んで片方を裏切るという選択をしなければいけないのですか。

A: そうではなく、神を中心に真の家庭を一つにする努力をするということです。お母様が神の原理と摂理を離れている深刻な状況にありますが、顯進様は昔と変わらずに原理と摂理の道を神中心に歩んでおられるため、顯進様と共にお母様をお迎えするのです。

8. 真の家庭と統一運動の分裂の原因

下のように二つのナレーションがありますが、真実は一つです。

1.「顯進様がカインの子女と一つになれなかったため、真の父母様は亨進様を後継者に立てた。しかし顯進様は愛の減少感を感じ、神と一つになっている真の父母様の指示に従わず、『自分の考え』に従って財産を奪って離れ、真の家庭と統一運動に分裂をもたらした。」

2.「お母様は不正リーダーと共に、お父様に『顯進様が堕落した』などの偽りの報告を継続して行い、父子の関係を引き裂いた。そしてご自分の言うことに従う亨進様を後継者に立て顯進様を追い出した後、亨進様・國進様も追い出して、ご自分が独生女としてお父様の全基盤を掌握し、摂理の方向性を超宗教超国家の平和運動から、真の父母様を宗教の創始者として認識し、原理を家庭連合の教理に留め、教勢拡大を目指す宗教中心のものに大きく歪曲した。」

Q: 真の家庭と統一運動の分裂の原因は何ですか。

A: 真の家庭と統一運動の分裂の根本原因はお母様が独生女信仰を持たれたことです。お父様に異端者爆破者宣布文を書かせ亨進様を立てたのも、國進様・亨進様がやりたい放題できたのも独生女信仰が背景にありました。顯進様は2009年以前も以降も同じ原理と摂理の道を歩み続けていらっしゃいます。

【詳細は下記サイトの「天宙史的葛藤の背景」をご一読ください】
https://align-with-god.org/seeking-truth/

9. お母様を人間的に支えることはお母様を助けることにならない

「お母様がたとえ間違っていたとしてもお母様に異を唱えてはならない。お母様には従わなくてはならない」という信仰は、神の摂理に責任を持つ主人ではなく、深刻な問題が起こったら、自分はただお母様に従っただけだといってお母様に責任を転嫁する、無責任に従うだけの僕の信仰です。

「必死に頑張っておられる」とか「愛を感じる」のでお母様はおかしくなっていないと主張する人がいます。お母様を人間的にだけ見て間違いを正当化をし、原理と摂理からずれている問題点には目をつむって盲目的に従うことで、本当にお母様を助けられると思いますか。独生女信仰という神から来たものではないものを信じ行動した場合、神のみ旨を成せなくなることが問題なのです。

Q: お母様に問題があるようには思えません。お母様のなさることに異を唱えることは不信仰であり、祝福家庭の責任分担はお母様に従うことではありませんか。

A: お母様は独生女神学の観点から神のみ旨を行っていると信じて動いておられるかもしれませんが、その信仰自体が間違っており、顯進様が行われている神の摂理を誰よりも妨害する側に立ってしまわれています。今のお母様に従っていくということは、道の先に崖があるというのに、崖に向かってその背を後押ししているようなものです。

10. 祝福家庭にできること

お母様は真の家庭を一つにして、メシヤの使命を勝利しなければなりません。しかし独生女信仰がそうできなくしています。祝福家庭が訴えたところでお母様が独生女信仰を捨てるということはされないことでしょう。

Q: 真の父母様と真の家庭に関する問題に祝福家庭が関わってはならないし、祝福家庭にできることは何もないのではないですか。

A: 第一に、お母様の独生女信仰は、カインの子女である祝福家庭がアベルの子女である長子・顯進様と一つになれず、真の家庭をサタンから守る霊的基台が崩れた故に起こった霊的問題であるため、祝福家庭はお母様・亨進様のことを自分の問題と思って悔い改め、まず長子と一つにならなければなりません。

第二に、お母様の問題に気づいたら、お母様を批判したり辱めるのではなく、顯進様のお母様に対する真の愛を信じて、多くの祝福家庭が長子のもとに集まる必要があります。多くの食口が独生女信仰に従わず、長子と共にお母様を迎えようとすれば、お母様が本然の位置に戻る道が開かれます。

再臨のメシヤよりも独生女? ―3月16日のお母様の御言を受けて

「再臨のメシヤよりも重要なのは、天の血統として独生女が誕生したこと…」

去る3月16日、米国ラスベガスにおいて、お母様は上記のように語られた。家庭連合の中では、今やこうした内容に疑問を投げかけたり、異論を挟むことも許されないのだろう。或いは、もはやこうしたことに対し、本当に何の違和感も覚えなくなってしまっているのだろうか?

「どこまでもお母様を信じよ」「他の声に耳を傾けてはならない」「心の内に生じる疑問や不信はサタンの思いだ」…etc。そうした言葉を、繰り返し聞き続ければ、誰でも判断力が奪われてしまうものなのかもしれない。しかし、少し遠目から、冷静になって、ごくごく客観的に、今の家庭連合を見つめ直してみるなら、誰しも、今の家庭連合の主張と思想とが、お父様の本来の御言から、大きく変わってきてしまっていることに気付くだろう。それはまるで、別の宗教のようである。

1)独生女、現家庭連合の教えの核心

一点一画たりとも損なわれてはならないとされた天聖経の編纂に始まり、八大教材教本は三大経典に変わり、成婚問答も、家庭盟誓も、天一国国歌も、神様の名称に至るまで、大きな変貌を遂げた。今や、神の日よりも御聖誕日が盛大に祝われ、名節でのお父様の椅子は取り払われるに至った。家庭連合では、それは皆、天一国時代を迎えたことによる勝利であり、時代的変化であって、お父様が打ち立てられた伝統を、微塵も損なわせるものではない、と説明するに違いない。しかし、現在、家庭連合が発信し続けている「独生女」というメッセージが、本当にお父様の伝統に根付いたものであり、その教えや思想を補い、発展させ得るものと、本気でそう考えられるのだろうか?

確かに、お父様も「独生女(独り娘)」という言葉を語って来られた。それはひとえに神の娘、アダムの相対、メシヤの新婦としての「創造本然のエバ」であり、人類歴史が求め続けてきた、何よりも貴い存在に違いない。しかし、独り娘はあくまで、「独り子」の誕生と勝利圏があってこそ、初めて復帰し得る立場であって、新約時代で言えば、人々をあくまで独り子、イエス・キリストへと導く「聖霊」の立場に他ならない。聖霊とは「助け手」であり、聖霊の働きがもたらすものは、イエス・キリストに向かう愛であり、悔い改めであり、感謝である。しかし、今、「独生女」という言葉が、何か「独り子」と拮抗するような概念として語られ、頌栄や感謝、愛情が「独り子」に向かうものになり得ないのは何故なのだろうか?

「血統転換、私(お母様)は胎中にいる時からだ。」「お父様はイエス様の使命を引き継いだ瞬間が独り子となった資格である。」(2014.7.1)
「私(お母様)を教育した人は誰もいない。独り子と独り娘は同等。独り子が独り娘を教育したとは言えない。」(2014.10.27)
「お父様は16歳の時にイエス様から独り子の位置を引き継いた。お父様はその位置から再臨のメシヤになるのではない。責任がある。」「4千年にわたるイスラエル民族の蕩減摂理を通じてイエス様を誕生させたように、私(お母様)もそうした立場で生まれたため原罪がない。」(2016.2.24)
「神様が私(お母様)の父。人類のうち、神様を父と知って生まれた人は私ただ一人。二千年前のイエス・キリストと。」(2017.3.29)

記録こそ公開されていないが、2016年12月25日の会議、並びに30日の先輩家庭集会において、お母様が「お父様には原罪がある」と言われたことも、周知の事実である。(https://align-with-god.org/seeking-truth/tokusennyo参照)

2)メシヤ、血統転換の歴史の結実

お父様とお母様は一体なのだから、お母様が今、どんなことを語られようと、それもお父様の御言なのだ…。そう言われる方々もいる。しかし、本当にお父様がわざわざ霊界から、御自身の教えや思想の根幹を覆すようなことを言われるのだろうか? お父様が霊界に行ってみたところ、ご自分の従来の教えが間違っていたことに気付かれた、とでも言うのだろうか? それが原理を学んだ者の正常な判断だと、皆さんは本気で思われるのだろうか?

神の創造理想はひとえに「神を中心とした理想家庭」の実現にあり、復帰摂理の中心は、失われた「アダム家庭」の復帰にあった。この最初の起点、「本然のアダム(メシヤ)の誕生」という一点のために、膨大な復帰歴史が費やされてきたことは、血統転換の歴史を学んできた者には分かるだろう。

「今までの神の歴史を考えてみた場合、6000年どころでない、何千年、何万年、何千万年が、アダム一人を復帰するためにかかってきました。(略)堕落前のアダムの基準を復帰する、たったそれだけのためにです。そのようにして来られた方がメシヤなのです。」(愛の相続、1978年9月21日)

アダムの復帰が容易でなかったのは、「血統」が失われたからである。お父様は「男性は種、女性は畑」と何度も語られた。それは単に生物学的な観点から話された訳ではないだろう。お父様が生殖や遺伝の観点から、下記のような説明をされたと見るなら、それはどれほど非常識で、差別的な発言になってしまうだろうか。「男性は種、女性は畑」というのは、何よりも、「神の血統」を代表し、これを受け継ぐ立場が男性である、ということに他ならない。

「母を見る時、血筋が違います。血筋で残るのは父子が残るのです。母は畑です。種は畑だけあれば、どこに植えてもいくらでも実を結ぶのです。そのため、父子関係は血統が連結されているというのです。堕落によって血統が間違ったことを否定しなければなりません。」(父子協助復帰時代、2000年3月6日)

アダムを通して「神の愛と生命と血統の種」を受けるはずのエバが、「サタンの愛と生命と血統の種」を受ける土壌となってしまった、それがエバにおける堕落である。しかし、アダムが堕落していなかったなら、エバの復帰は容易であったとされる。それはアダムの立場、「神の血統」が失われていないからである。エバが再び、サタンとの関係を断ち、完成したアダムの相対として立ち得たなら、神の愛と生命と血統を出発する立場に立ち返ることもできた。それだけに、アダムが堕落したことの意味は大きい。それは単に、アダムが堕落したエバと相対関係を結んだという話ではなく、アダムが「天使長とエバの偽りの愛」の結実として、「サタンの血統」を受け継ぐ「サタンの息子」の立場に「転換」されてしまったことを意味していたからだ。

「本来神の妻となるべき立場にあったエバは堕落によってサタンの妻となった。サタンと一体となることによってサタンの妻となったエバが次にアダムと不倫な血縁関係を結ぶことによってアダムを堕落させた。堕落したアダムはサタンとその妻が一体となって生みだした子女の立場に立つようになった。このようにしてアダムは神の息子からサタンの息子へと転落してしまったのである。」(成約摂理解説、第二章1節、サタン中心の血統転換:周藤健)

堕落してしまったエバを、再び神の愛と生命と血統を継ぐ立場に復帰するには、本然のアダムの「相対」の立場に立つことで、可能となる。しかし、堕落してしまったアダムを、再度、神の愛と生命と血統をもつ立場へと復帰させるには、もう一度、「神の血統の種をもつ子女」として、天から誕生させなければならなかった。それこそ、失われたアダム、サタンの血統と関係のない無原罪のアダム(メシヤ)を再び地上に誕生させるために費やされてきた「血統転換の歴史」に他ならない。

「天使長とエバが結婚することによって、原罪が植えられたでしょう。ですから、刈り取るときも、結婚によって刈り取らなければなりません。天使長との結婚によって植えられたので、誰との結婚によって刈り取るべきですか? アダム(メシヤ)との結婚によって刈り取るべきだというのです。」(祝福家庭と理想天国、P915)
「真の愛と生命の種をもったアダムを失った神様は、サタンの讒訴条件がない新しい種をもった息子を探し立てなければなりません。(中略)復帰摂理の中に現れた母子共助は、すべてが天の息子がサタンの讒訴を免れた新しい生命の種をもって着地するための準備であり、条件なのです。」(救済摂理史の原理観、1996年~世界巡回講演)

女性を中心に展開されてきたタマルの話も、マリヤの話も、メシヤ(本然のアダム)の無原罪誕生のための摂理(胎中復帰)であって、復帰摂理の核心はひとえに「メシヤの誕生」にあった。それが、お父様から学んできた復帰摂理の骨子である。無論、その独り子アダムの新婦となる独り娘エバが、天から特別に備えられ、聖別されてきたことを否定する者はいないだろう。しかし、皆さんは今まで、たったの一度でも、「エバの無原罪誕生」のための血統転換の歴史というものを、お父様から聞いたことがあっただろうか?

3)さいごに

私たちは誰一人、お母様があらゆる艱難辛苦を超え、真の母になられた歴史的事実を否定できない。私たちは皆、お母様が歴史上の如何なる女性も勝利し得なかった立場を勝利し、人類の真の母となってくださった事実を知っている。そしてまた、私たちの多くが今なお、お母様をお母様として慕い、愛し、最後まで信じていきたいと思っている。

しかし、それでも、私情を挟まず、冷静に、客観的に事実だけを見るなら、現家庭連合における「独生女」という思想は、決して、お父様の御言や伝統と一致するものにはなり得ない。また、受け入れ難い内容も含め、目の前で起こって来ている現実を、正直に、ありのままに見つめるなら、お母様の言動は今、お父様の勝利圏を希薄化させ、お父様がこれまでに打ち立てられた思想や信仰の伝統を、新たな「別の信仰」によって塗り替えてしまっている。過去の統一運動を知る人々から見たら、家庭連合こそ、最も大きな「分派」になってしまったと判断するだろう!

それでも皆さんは、今のお母様の言動に疑問を抱き、問題意識を覚える者たちが、ただ単にサタンの声に惑わされ、御旨の道から外れた者たちだと見るのだろうか? また、皆さんは本気で、今のお母様の状態が本来の状態ではないと危惧することが、ただただ不信仰で、不孝を働くことだと思うのだろうか? 私たちは皆、多くが同じような疑問を抱き、違和感を覚えていることを知っている。しかし、人目を気にし、周囲の顔色をうかがい、「絶対信仰」という言葉の前に委縮して、皆が皆、ただ黙って現状を受け入れているだけでは、そのうち、正常な問題意識すら消え失せてしまうだろう! 飛び出すタイミングを失ってしまった「ゆでガエル」のようになってしまっていいのだろうか?

過去、世間の如何なる反対にも負けず、自らの信念に立ち、真理と神霊によって、正しいことを正しいと言い、間違っていることを間違っていると叫んできた統一家のスピリットが、今なお、この運動の中に、皆さん一人一人の胸の内に、死なずに生き続けていることを信じたい。また、今、こうした混乱を収拾できるのは誰であり、歴史の背後にあって摂理史を導いて来られた、生きた神の御旨の主流へと私たちを正しく導き得る、この時代の「真の羊飼い」が誰なのかを、本気で祈り求めて頂きたいと思う。

亨進様の銃を携行した祝福式と家庭連合の対応を見て ー 櫻井正実

社会の信頼の喪失

去る2018年2月28日、銃を持って参加する祝福式が、亨進様によってサンクチュアリ教会で執り行われた。よりによって、2週間前にアメリカのフロリダ州で起きた無差別銃撃事件で使われたAR-15(アサルトライフル)を携行しての祝福式である

銃撃事件の被害に遭った高校生が始めた「Never Again(もう二度と)」運動がメディアでも取り上げられ、米国民の意識が銃規制法の強化に向かおうとしていた矢先のことであった。ちなみに、CNNの世論調査(28日時点)によれば、アメリカ国民の間で銃規制の強化を支持する人々の割合は70%に至り、これは1993年以来の高水準だと言われている。

こうした状況であっただけに、今回の亨進様による祝福式は、アメリカ国民から大変な顰蹙(ひんしゅく)を買っている。「宗教と銃の結合」がISを彷彿させ、AR-15を用いた点は、社会モラルを著しく欠いていると見られたことであろう。

お父様の思想と伝統の歪曲

信者に銃で武装し訓練させる亨進様の指導は、お父様の「平和軍や平和警察」といったみ言や黙示録に出て来る「鉄の杖」を独自的に解釈した結果である。一部の狂信者がコーランの教えの一部を歪曲して解釈し、ISを結成した様子と重なって見えるのは私だけではないだろう。

お父様が始められた祝福式は、純潔を守って来た男女が神の前に立ち、真の父母様を通して祝福を受け、神中心の家庭を成す誓約をする儀式である。その祝福式を銃を持って執り行い、多くの人々の不安と恐れを引き起こした亨進様の祝福式は、お父様の思想を歪曲し、お父様の伝統を破壊してしまう行為である。

それにも関わらず、今回の内容はアメリカばかりではなく、韓国の大手テレビ局でも、「統一教会の文鮮明総裁の息子」が起こした事件として大々的に報道されてしまっている。お父様の思想と伝統を壊すサンクチュアリ教会の事態が、社会の人々から「真のお父様の思想や伝統」を汲むものとして、同一視されていることは非常に嘆かわしいことである。今後もこのような行動が続けば、真のお父様の高貴な生き方を著しく損なわせる結果とならざるを得ないであろう。

無関係を主張する家庭連合の無責任さ

家庭連合は今回の事態に対し、あくまで、「他団体が引き起こした事態であって、自分たちとは一切関係がない」と一蹴している。しかし今、サンクチュアリ教会を通して問題を起こしている亨進様を正統な後継者であると宣伝し、統一運動全体の方向性の歪曲を許して来たのは家庭連合ではなかったか。

家庭連合ではお父様の聖和以後、亨進様がお母様に従わくなったために後継者としての資格を喪失したのだと弁明するかもしれないが、それは真実ではない。

家庭連合を「統一教」に変え、UPFを統一教の傘下団体に位置付け、米国総会長を顯進様から仁進様に代えたのは、決してお父様の意向ではなかった。また、神霊治癒礼拝も、聖塩販売も、真の父母様の銅像を持ち出しての天福パレードも、お父様の本来の伝統や摂理観からは著しく逸脱したものであった。しかし最もひどいものは、文國進様、並びに当時の教会指導部と共に推進した、文顕進会長に対する常軌を逸したネガティブキャンペーンと、巨額の資金を投じて訴訟を起こし、真の愛の道を外れた蛮行である。

しかし家庭連合は、亨進様が正統なお父様の後継者であるとして、これらすべてを「真の父母様が許可された真の父母様の指示」として容認し、食口はそれを傍観した。その結果が今の亨進様であり、サンクチュアリ教会なのである。

亨進様を立てたのはお父様ではなくお母様

当時、統一運動全体を導いていた顕進様を退け、亨進様を中心に据えたのは、一体誰の意向だったのであろうか。また、亨進様を立て、神の摂理の方向性をねじ曲げ、訴訟を始めた國進様・亨進様を追い出したにも関わらず、未だに訴訟が続いているのは誰の指示によるものなのだろうか。

現在、サンクチュアリ教会に在籍する信徒たちが、家庭連合を離れて、亨進様のもとのサンクチュアリ教会に入教したのは、「亨進様こそがお父様が立てた後継者であるにも関わらずお母様が追放した」と見ているからであろう。しかしそうではないのである。

顯進様を後継者に立てた真のお父様の決定に対し、真のお母様と、統一教会指導部が、亨進様を後継者として擁立しようと継続的にお父様に虚偽の報告をし、お父様と顯進様の父子の関係を引き裂いたのである。お母様と亨進様と腐敗した指導部は顯進様を追い出すという一点において結託し、真の家庭が一つになることを願われた真のお父様を裏切って、神の摂理の方向性から逸脱していったということが真実なのである!

サンクチュアリ教会の食口たちは、家庭連合内に矛盾を見いだし、お母様によりお父様の伝統が壊されていると考えたからこそ、サンクチュアリの門を叩いたのだろう。だとすれば、今一度、両目を見開いて見て頂きたい。亨進様の行動の中に、お父様の伝統が生き続け、お父様が生涯をかけて推し進めてきた神の摂理があるのか、を。

いま一度、真実を追求すべき

それ故に顕進様はこれまで沈黙を守って来られたのである。ご自分を迫害する真のお母様と他の子女様を守り、その責任を自らが背負って神の摂理の道を守るため、必死の歩みを続けて来られたのである。

私たちが決して取り違えてはならないのは、私たちが今戦っている相手は、真の家庭を崩そうとするサタンであるという点である。顯進様が誰をも憎まず裁かず、すべてを越えて来られた真の愛の先例に私たちも続かなければならない。この戦いは神とサタンの天宙史的葛藤であり、真の家庭に侵入したサタンを如何に追い出し、真の家庭を再び一つにするのかという戦いなのである。

顯進様は、今回の真の神の日から始まった一連の公的集会で、遂に沈黙を破って食口に真実を語られた。その決断の背後には、どれだけの苦悩があったことであろうか。冬のモンタナの山で精誠を捧げられていたというが、神様の前にお母様と真の家庭と祝福家庭全体、そして全人類の救いのために、必死の祈りを捧げられていたに違いない。その上で沈黙を破られたということは、真の家庭の分裂の原因を明らかにせずしては食口が真実に目覚めず、このままではお母様及び他の子女様方の霊的生命も失われてしまうからであろう。真実を明らかにされながらも、「決して裁いてはならない。自らを悔い改めよ」と何度も強調された顯進様であった。

短い文章ではとても説明できる内容ではない。もしこの文章を通して「真実」に関心を持ってくださった食口がいらっしゃるならば、是非下のサイトを通して「真実」を追求してくださればと思う。

顯進様の真実

2018.3.5

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<参照:一般メディアによるサンクチュアリ教会に関する報道>

– 米国統一教会の教会で小銃を手に合同結婚式
http://www.ichannela.com/news/main/news_detailPage.do?publishId=000000081951

– 小銃を持った合同結婚式に大騒ぎ…統一教会前総裁の息子が主導
http://news.kbs.co.kr/news/view.do?ncd=3612578&ref=D

– 弾丸の王冠に小銃を持って合同結婚式。統一教会関連宗教団体
http://news.jtbc.joins.com/html/126/NB11597126.html

– 統一教会文鮮明の息子の教会、小銃を持って合同結婚…激しい非難
http://imnews.imbc.com/replay/2018/nwdesk/article/4543645_22663.html

– 片手に銃を持ち、頭には弾丸の王冠。統一教会米国合同結婚式
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2018/03/01/2018030101587.html

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