「祝福家庭の声」カテゴリーアーカイブ

祝福家庭の皆さんとJr.STFそしてSTF出身の仲間たちへ(顯進様の集会に参加した感想)

こんにちは。 二世祝福家庭のイム・ヒョウォンです。

昨年の5月に私が書いた文に関する問い合わせが今もあります。「誰かが書いてくれたんだろう」「いくらもらってそっちに行ったんだい」「前々からスパイだった」等と言った陰謀論も提起されました。そのような問い合わせに関する回答を当事者である私から正式にしたことがなかったので誤解もあるだろうとは思います。ですから、今ではもう古くなった私の話をしたいと思います。

文を書きながら最大限に感情を節制し、刺激が強すぎるかなと思い排除した内容も付け加えて率直に話したく、再びペンをとりました。

2012年、軍隊から戻ってくると学校には「郭グループの信者」と呼ばれる人たちがいました。以前ともに活動した先輩たちであり友人であった彼らは、私を訪ねて来て奇妙な話をしました。正確な内容は覚えていませんが、核心は「教会指導部がお父様を騙して顯進様を追い出そうとしている」というものでした。2012年はお父様が聖和される前でしたので「生きておられるお父様を騙す」という表現は、衝撃を越えて抵抗を感じました。

複雑な思いになりましたが軽く聞き流せる話でもなく、顯進様の事情についてもっと詳しく聞いて調べなければならないと思いました。しかし、公職者である父に私の思いを伝えた時、さらに衝撃的な話を聞きました。

「顯進様は脱線したので後継者になることができない」

その噂は事実なのか、私は父に強く聞き返しました。すると、その噂の出所は他でもなく「真のお母様」であるということを聞くことになりました。興奮した感情は簡単に収まりました。真のお母様がそのように語られたので、当時の私には間違いのない「事実」となりました。どうして顯進様がそうなってしまったのか、悲しくもあり、恨みさえ感じました。それからしばらくの間、私の心から顯進様はいなくなりました。

 その後、その内容を学舎長にも報告し、数日の間、学舎に隠れ、彼らを避けて過ごしました。そして、もうそれ以上、彼らに会うことはありませんでした。

数年という時間が流れ、忘れていた顯進様を再び思い出すことになりました。独立した亨進様が、突然、真のお母様を非難する動画に接するようになりました。真のお母様に深く侍り、天を証すかのようにお母様を証した亨進様の心変わりはとてもショックでした。亨進様はお父様の聖和式の時まで真のお母様を変わることなく証しました。ところが今になって真のお母様のことを非難する内容は「神様、真のお父様とひとつになられた真のお母様」と証したまさにその時のことであり、その時には隠されていた話でした。

「亨進様ははっきりとその瞬間を記憶し非難するのですが、今、主張していることがもしも本当であるなら、その時、そのように深刻な状況でありながらどうして真のお母様を天を証かすかのように証したのだろうか」

「そうするしかなかった摂理的、原理的な理由があったのだろうか。理由があってのことであるならば、なぜ今になってその問題を持ち出して真のお母様からお母様の資格を奪うことができるのだろうか」

疑問は尾に尾を聞いて、真の家庭内で後継構図の政治的争いが存在していたのかもしれないという思いに初めてなりました。

亨進様が真のお母様を非難する内容の中に、家庭連合が顯進様について作り上げた噂と類似した点があり、特にお母様に対して「バビロンの淫婦、レズビアン関係」等と言った性的非難が真実ではないならば、顯進様の脱線関連の噂も政治的争いの過程で生まれた根拠のない嘘である可能性があるという思いになりました。

今更そう考えてもどうしようもありませんでした。それらについて、それ以上噂を聞くこともなく、また、鞍山教会の二世部長として「ビジョン2020」の実績を真のお母様に捧げたいと熱意を燃やして集中していたからです。

知らない後輩たちも多いと思いますが、かつて「2012南北統一」というスローガンがありました。2012年までに復帰された主権の国を神様に奉献しようという内容でした。今になって考えてみれば、どういう意味だったのか、過去の私は明確に理解できていなかったのではないかと思うのですが、純粋にエネルギーを投入し懸命になった20代前半の頃でした。熱かっただけにその夢が成就できなかった時は怒りを覚え、何よりも摂理が延長されるしかないという天宙的次元の悲しみに囚われ、無気力になるほどでした。

ですから「ビジョン2020」に対する真のお母様の意志を聞いた時、していたことをやめてまでも本格的に公職を開始し、子女として必ず喜びの結果を返したいと思い決意しました。

決意するほどには上手くいかないものです。どれほど難しいのかを改めて感じました。4年間で最も重要だと考え、多くの時間をかけて教育した内容は「祝福」でした。世の中をリードする価値(神様と真の父母様、み言葉など)が私たちにはありますが、それを伝える祝福家庭の姿、コミュニティの文化は成熟できていないといつも考えていました。今から祝福を受けて成長する後輩たちに「神様と共に生きる家庭を築こう」「社会に発生している家庭問題の直接的な代案となろう」と、さまざまな教育をしたかったのです。

そのような多様な教育の一つに私たち夫婦の結婚式がありました。社会の友達たちと二世の後輩たちを前に、神様と真の父母様によって結ばれた私たちの家庭を紹介することができ、幸せでした。

そして結婚式の知らせを聞いた予想外の知人から連絡がありました。私に原理と信仰を教えてくれた先生であり、現在ではFPAの教育担当者からでした。それほど抵抗感はありませんでした。その方にも「STF団長時代に多額のお金を不正使用した」等といった多くの噂がありましたが、そのような噂は嘘だという思いが大きかったからです。

軍隊に行く前に会ったのが最後でしたから、8年ぶりの再会でした。師弟の関係ではなく今では同じ教育者という立場で再会したので、話題は自然と教育に関連した内容になりました。顯進様の話が聞きたいとも思いましたが、ある意味で責任を負う自信がなく、聞くことができませんでした。その代わりに誰からも聞くことのできなかった(答えてくれなかった)原理的質問をすることにしました。返ってきた答えと原理的な見解は、今の家庭連合では聞くことのできない貴重な内容だと感じました。同時に、その内容は全く新しいものではなく、私たちが忘れていた、以前、二世たちが教育を受けた正しい原理的な内容でした。後輩たちに伝えたいという思いから、原理についてもっと聞きたいとお願いしました。

その次に会った時、私は勇気を出して顯進様の近況と過去の事情を聞いてみることにしました。待っていた質問だったのか、先生は溢れんばかりに話し始めました。私もその時代に属する人間だったので、記憶を噛みしめながら様々なことを考えをしました。

事実、家庭連合の不正については、公職をする多くの知人を通じて聞いていました。お父様がいらっしゃった時代にも明らかに不正は存在し、不正と過ちに対するお父様に姿には様々なエピソードを通じて私なりに認知していました。今まで、不正などというものは私には関心外のものでした。私にはどうしようもないことであり、当事者の問題であり、本人が負わなければならない霊的責任だと思っていたからです。おそらく多くの方々もそう思っていらっしゃると思います。

しかし、不正により真の家庭が引き裂かれ、その価値が損なわれるとあっては話は別です。単にどこの組織にもある問題であると軽く片付けることのできるレベルではありません。

昔の師から二度にわたって聞いた話により、私たち夫婦は深く悩みました。どちらか一方の話や主張だけを聞いてはいけないと感じました。直接見て、聞いて、事実を把握し始めました。

6ヶ月という時間のかかった作業の結論。三つのグループは皆、真のお父様のみ言葉を根拠に自分たちの正統性を主張していましたが、解釈と原理的整合性はまちまちでした。そして、様々な「噂」に関する明確な真偽を追求することができました。全体的な状況に対する理解が不足している断片的で歪曲された内容がほとんどであり、むしろ真実に近い話は隠されていました。そのような歪曲された情報によって、何も分からないまま拒否するしかなく、無視するしかない環境圏が創られていました。

公職者から提供される偏った情報だけで判断し傍観することは、最終的には「自分の罪」になると思いました。私の良心が揺れ動き始めました。もしも私の良心が叫べば、現実的、経済的な困難に合うことでしょう。しかしそんなことよりも、真実を無視したという摂理の裏切り者という立場に立つことの方がもっと恐ろしく感じました。私たちが決意することになった最も大きな要素は、み言葉の解釈と摂理観による方向性でした。今後どのような平和活動を展開していくのか、最も重要な「どのようにして神様と真の父母様を人類の前に証すのか」ということでした。長く深刻に悩んだ結果は皆さんもご存知の通りです。

顯進様の家庭に再びお会いした時、最も大きく感じた感情は「罪悪感」でした。明らかに私は顯進様の事情を無視しました。単に一人の人間に対して無視したのではなく、神様の摂理に対する裏切りだったと強く感じています。今後、いかなる困難があっても、摂理を中心に堂々と勝ち進む祝福家庭になろうと決意しています。顯進様の家庭がそうされたように…

今回のGPCの行事を通じて感じたことは「2012南北統一」というスローガンを叫びながら神様の主権を立てようとした摂理は終わってはおらず、顯進様が先頭に立って継続されているということです。過去に私たちが叫んだ主権復帰、基元節、天一国は、宣言することによって成される抽象的な概念ではないということを改めて感じました。それは、まだ成されていない祝福家庭の先決課題です。争っている時ではありません。顯進様の話を聞くだけでも脅し抑圧する組織の顔色を見る時間などありません。すべての祝福家庭は顯進様と共に、このような課題を成就しなければならないと感じました。

統一教会の二世として育った私は、幼少の頃からいつも他の宗教から非常識的な迫害を受けてきました。教会の掛札には「カルトは悔い改めろ」という大きなステッカーが貼られ、親しかった友人の母親からは、宗教が違うという理由で私と友達の間を強制的に引き離されました。授業時間、私を立たせて「君の両親はカルト宗教を信じているが、君はそんな両親とは違う正常な宗教を持たなければならない」と皆の前で恥をかかせられた小学校の先生も一生忘れることはできません。こういった経験は私だけではなく、ほとんどの食口の皆さんが生涯を通して経験してきたことだと思います。

幼い私はいつも疑問を持っていました。彼らは一様にして直接見て聞いたように、自分の言っていることが「事実」であるかのように描写し、皆を扇動しました。疑問はさらに人間の醜悪性に対する悩みともなりました。「なぜ人間は、本人、もしくは本人が所属する集団を正当化させるために他人を踏みにじるのでしょうか」

そして、去る7ヶ月間、私に関する嘘の噂を聞きながら、辛かった子供時代を思い出しました。小さな私に向けられた醜態を見ながら、可笑しくも感じました。そして、顯進様が過去10年間、どれほどまでに人格殺人に合ってこられたのか実感しました。

祝福家庭の食口の皆さん。私たちは長い間、理解できない矛盾した多くの噂を聞いてきました。お互いに相反する主張に接してきました。矛が盾を貫くのか、盾が矛を防ぐのか、直接確認しなければならないとは思いませんか。真実は一つです。本当に顯進様は真の父母様を否定しているのでしょうか、それとも、真の父母様をさらに価値深く栄光あるものとしているのか、直接確認し判断してくださることをお願い致します。

家庭連合の公的資産売却事実と「統一教会腐敗追放監視委員会」による署名キャンペーン

韓国と米国で「統一教会腐敗追放監視委員会」が発足されたという。これは家庭連合の食口が現在の家庭連合の自浄作用を失った姿を黙ってみていることができずに起こした動きである点で非常に興味深い。

彼らは最近頻繁にみられる家庭連合の不動産売却に関する幹部の不正を訴えている。

1.水澤里修練所の売却に関する不正

水澤里修練所は多くの食口にとってお父様から直接教育を受けた場所であり、マッチング会場になったこともあった、真のお父様との思い出の地である。ところが水澤里修練所はすでに売却され、食口たちが記憶している修練所はすでに存在していない。お父様ゆかりの水澤里修練所を真っ先に売却するという発想自体が、まずもってお父様を大切に思っていないと考えざるを得ない。お父様の血と汗と涙がしみ込んだ地を売り払って、いったい他に何を大切にするというのだろうか。清平の一つの建物の増築を先送りするだけで、水澤里修練所の維持は可能であったはずだ。そして、家庭連合の経済的困窮が相当な水準に至っていると推測できる。

「統一教会腐敗追放監視委員会」が指摘しているのは、水澤里の土地の売却額に関してである。単純化して言うと、本来は坪単価200万ウォン以上で売却できるはずの土地を、たったの130万ウォンで売却してしまったというのである。これは破格である。当然、その分の報酬を幹部は受け取ったであろうという指摘である。

2.ニューヨーカーホテルの売却に関する不正

昨年(2017年)、朴普煕氏の息子である朴ジュンソン氏はお母様に指名され米国の家庭連合の資産をチェックした。その時に浮かび上がったのが、ニューヨーカーホテルの売却騒動である。お母様の秘書室長であるチョン・ウォンジュ氏(よく訓読を担当する女性)と米国大陸会長である金ギフン氏はニューヨーカーホテルを売却することで、500億ウォンの報酬を受け取ろうとしていた。

朴ジュンソン氏がこの不正をお母様に報告しようとしたところ、あろうことかユン・ヨンホ世界宣教本部事務総長、チョン・ウォンジュ氏、金ギフン氏らによって、逆に朴ジュンソン氏が理事会から解雇されてしまうこととなった。

その後、ニューヨーカーホテル売却問題は静かに整理されたようである。

3.ボストン教会売却問題

(参照1:「ボストン教会売却を巡る怒り」)

(参照2:「ボストン教会売却を巡り怒り その2」)

続いて、ボストン教会売却に関する問題である。「統一教会腐敗追放監視委員会」は、これまで水澤里修練所とニューヨーカーホテルの問題を通して家庭連合指導部がすでに自浄作用を失っていると指摘。ボストン教会を売却するならば、米国家庭連合の会計を透明化せよと訴えている。

ボストン教会の売却について、米国協会長のマイケル・バルコム氏は教会員に説明の場を設けたが、その場は大荒れとなった。

以上のような売却事実を見たときに(ここで紹介したものは一部に過ぎない)、現在の家庭連合の経済状況は相当困窮して来ていると思われる。

家庭連合の信徒には、家庭連合が大発展しているかのように宣伝しているが、食口が知らないなかでこのように数々の公的資産が売却されているのである。

また、このような売却を通して一部の教会幹部が不当な利益を得ているとしたら、これは現在の家庭連合の食口であっても、決して座視してはいられないことなのだろう。

心ある食口が立ち上がり、「統一教会腐敗追放監視委員会」を韓国と米国で発足したことを歓迎し、彼らが広報しているという署名キャンペーンを紹介する。

http://unbouncepages.com/umaccountability-japanese/

韓国二世公職者が、愛する食口たちと弟(妹)たちに捧げるメッセージ

韓国で二世公職者として信頼が厚い林孝原(イムヒョウォン)/加藤思帆さん家庭が勇気ある声明を発表されました。(太字や文字色は有志の会が付けました)

—- 以下、韓国CARPカフェより転載 —-

愛する食口たち、そして弟(妹)たちに捧げるメッセージ
(韓国CARPカフェの記事 2018.5.31)

安山 アンサン教会で公職者として過ごした4年間の時間を振り返ってみました。「ビジョン2020」を望みながら現場において実体的希望を作らなければならないという動機で休むことなく走ってきましたが、私が天の前にお返し差し上げた今までの結果は目標としてきた実績には及びませんでした。崩れつつある祝福の伝統を何とかして守ろうとしても、せいぜいもがくことしかできない小さな存在であることを実感しながら、惜しさを越えて天の前に申し訳なさを感じます。

今から私が語ろうとすることは、過去6ヶ月の時間にわたり果てしなく苦悩し質問して得た結論であり、私の両親を含めた全ての先輩家庭、そして後輩たちと共に何日間でも討論したい内容です。どのように話を始め表現すべきか分からず、心が赴くままに率直に書いてみようと思います。どうか私の真心を込めた声を最後まで聞いて下さればと思います。

結論から申し上げると、私たち夫婦は真の家庭の長子である顯進様が歩んでこられた足跡と、これからの歩みを支持します。また、顯進様が神様と摂理の前にどういう姿勢を持って、どんなことをしようとなさるのかについて、全ての祝福家庭が明確に見て知り、共にすべきだと思います。

私が顯進様を支持する理由は、神様に対する真のお父様の伝統が顯進様にそのまま伝えられていると感じるからであり、家庭連合においては失われてしまった「神様の摂理」が真の家庭の長子である顯進様を中心に続けられていると確信するからです。

私は高校生時代にJr.STFをはじめとして、大学生STF、iSTF指導教師など、顯進様が立てて下さった教育課程を通じて神様の心情と真の父母、真の家庭の価値を理解しました。その基盤の上で祝福を準備し、神様に侍る家庭を成すことができました。顯進様から学んだ多くの事柄の核心は、「神様と真の父母様が成したい夢を子女として実体的に成してさし上げよう!」ということでした。それで過去に顯進様がいわゆる分派として烙印を押される時、その当時教会で言いふらされた「お父様に対立しようとする、権力を貪る」などの顯進様に関する噂は真実ではなく、何かが間違っていることを強く感じました。ところが私は顯進様が家庭連合と歩みを異にする時、訴訟によって困難に遭われる時に軽い気持ちで受け止め、その事情がどうなのか調べようともしませんでした。

私の弁明は「真の父母様」でした。明確な原理的理解が足りず、ただ漠然と「真の父母様がおられる所に摂理がある」と思いました。それ以上は知ろうとも考えようともしませんでした。そして家族の犠牲を甘受する勇気がなかったことも大きく作用しました。両親は公職者で、教会でいわゆる分派と規定した所について子女が見知ろうとする動きを取った時に私の両親に具体的被害が及びかねないと思いました。30年以上み旨の道に従ってきた両親の名誉を人々が自分たちの思うままに勝手気ままに汚さないか心配になり、もしや私の行動によって両親が公職を剥奪されたりしたら現実的に経験させられる経済的な困難も恐怖でした。

しかし今ではそういう理由が天の前にどんなに申し訳なく、責任感のない言い訳だったのかを切に感じています。切迫した摂理の困難さに背を向けて、まともに調べようともせずに固執ばかりしてきた盲目的な信仰と、良心を隠してまで守ってきた人生の基盤が、つい最近生まれた3世の子供の前に親としてあまりにも恥ずかしくなりました。結果的に、私を含めた全員の傍観によって招来した現在の教会の諸問題は、今まで真のお父様が命をかけて守ってこられた神様の摂理の方向性とは明らかに「違う」という結論を下すようになりました。

何が違うのでしょうか。「家庭連合が初期の摂理的役割を果たしていない」という結論を導出する過程において様々な原理的苦悩があり、その中で私たちの家庭の決心を固めさせた最大の「二つの理由」について話してみようと思います。

まず第一に、真のお母様の「本然の役割」に対する質問です。敢えて真のお母様に対してあれこれ言い立てるのかと言われるかも知れませんが、真のお母様の為にも本当に重要な質問です。皆さんは「独生女論」について聞いたことがありますか。お母様が直接主導する独生女論の核心は「真のお父様は有原罪、真のお母様は無原罪で生まれた」、「キリスト教の2000年歴史は真のお父様ではなく真のお母様の為の歴史だ」、「真のお母様によって真のお父様の原罪が消された」といった信じられない内容です。何という話にもならないことを言うのかと思われるかも知れませんが、これは事実です。皆さんも直接調べて確認してみるべきです。

真のお母様の神格化も問題として感じます。聞いたところによれば、真のお父様はかつて「神格化されたイエス様」を哀れに思われたそうです。イエス様は人々に父母であられる神様を知らせてあげようとしたけれども、信徒たちがイエス様を「神」として奉じ、むしろ実存される神様を眺めなくなったからです。真のお母様が神様と真のお父様と完全に一つになった、私たちとは違う超越的存在だと語り、独生女論のようなお母様の誤った主張までも私たちの共同体において神様のみ旨であり真のお父様の意志だと判断してしまうなら、キリスト教が人間であるイエス様を神格化して神様を失っていった過程のように、私たちも神様から遠ざかりつつあるのではないでしょうか。

最大の問題は真の家庭の三大王権の崩壊です。ずいぶん前から私自ら理解しようと努力し、弟(妹)たちに正しく知らせてあげる為に全力を尽くして苦悩してきた内容です。家庭盟誓にも明示されているように、祝福家庭も神様を中心に過去を代表する祖父母、現在を代表する父母、未来を代表する子女、即ち三大王権を完成することを誓っています。しかし人類と祝福家庭の前にモデルの基準を見せてあげるべき真の家庭に、客観的に三大王権の理想が立てられたとするのは難しそうに見えます。真の家庭を非難しようとして言及している内容ではありません。私は三大王権の理想が立てられた真の家庭の基盤から始まる具体的な神様の摂理について心配しているのです。

多くの方々が「子女様たちが真のお母様を中心に戻って来れば良いのに…」と言います。しかし真のお母様を中心とするということが正しいのでしょうか。私が学んだ原理では、いつも中心は神様です。ですから真のお母様も神様が立てられた原理とみ旨を脱してはならないと思います。 また真の家庭にも未来がある為に三大王権が立てられなければならないはずです。そうする為には長子家庭が立てられることが神様の立場において切実だ思います。お母様が頭を下げて子女に屈服しなければならないという反人倫的な内容を言っているのではありません。原理的に考えると、真のお母様が神格化された中心者になるのではなく、真の家庭の三大王権完成を成すにおいて重要な立場である長子家庭を協助することがお母様の「本然の役割」だと理解することができます。

第二の理由は、現家庭連合の教権濫用と非原理的歩みの故です。摂理的に、原理的に、良心的に納得できない幾多の問題について、絶対服従という誤った理解から「真の父母」という名前が使用されています。「真の父母がすることなので意味があるだろう」「真の父母がすることを人間的に理解しようとしてはならない。危ない考えだ!」「神様とお父様とお母様は一つになられたから…」このような理解は神格化のもう一つの病弊です。

私たちの家庭が本格的に摂理に対し苦悩し、深刻に精誠を始めるようになった契機は、去る4月に清平で進められた 「地区連合礼拝」への参加です。連合礼拝の核心は「献金を沢山してこそ実体の天一国が成され、真のお母様が率いる摂理が進められ得る」と理解されました。話にもならない献金誘導方法とその説明、そのように集められた献金の使用名目が全く神様の摂理と関係があるのか疑問でした。集められた献金をもってお母様の愛で人類を抱く為に苦悩するよりは、完成されたHJ天苑団地の威容を通じて世の中の前に独生女の地位を見せてやろうというのが目的のようです。私の良心は、この全てが根本的に間違っていると感じます。

事実、献金をもって私たちがすべきことは、人類の為の祝福運動のようなことではありませんか。しかし祝福は初期の目的を失いつつあり商業化されつつあるように見えます。皆に分けてあげるべき祝福はいつのまにか真の父母に従う少数者の「特権」になっています。教権の不当さを指摘する食口たちはもはや祝福家庭ではなく、その子女たちも祝福を受けることができないという現家庭連合の横暴は、全人類の復帰を願われる神様の心情とみ旨に反するものであるのみならず、現状況の矛盾をそのまま示す代表的事例です。原理を知らない無知が招いた結果です。祝福の価値は誰かが気ままに奪うことができるものではないのみならず、神様を中心として人類全体が実感し完遂すべき普遍的価値であると私は思っていますが、私が誤解しているのでしょうか。

現場で食口たちが実感される幾多の問題点の原因は何ですか。家庭内の信仰的葛藤、子女の信仰問題、祝福問題など、全ての問題の原因は教育がまともに成されずにいるからです。世の中の前に祝福家庭がモデル的代案となり、神様を中心とした国家復帰の摂理的課業を成す為には、全ての祝福家庭構成員たちの為の教育に絶えず投資し、1年365日休みなく、食口たちの生活内の成長に力を尽くすべきでしょう。しかし現家庭連合が考える教育とは、ただ「献金してこそ福を受ける」「アベルの前に絶対服従すると天国に行く」「独生女である真のお母様が全てして下さるので信ぜよ」といった内容だけのようです。こういう式の流れがずっと続けられるなら、二世圏の定着が難しくなることは勿論のこと、次の世代には如何なる希望も残り得ないでしょう。

今教会で言う摂理とは、独生女論を中心とした少数の権力者たちが、原則もなしに勝手気ままにすることになってしまいました。教会において食口たちとは献金する存在であるのみ、共に神様の夢を成し遂げる「主人」として、「同志」としては考えないことは明白です。

長い話を整理するなら、現家庭連合は教勢誇示を通じた独生女の地位定立の方向性を取っており、神様の理想国家を立てようとする目標は忘れてしまったようです。教会の暗黙的な目標は、神格化された独生女の絶対権力による 「統一教という一つの宗教団体の定着」に焦点が合わせられているようです。そして、いつかその絶対化された権力はお母様以後の他の教権者たちに伝達する宗教歴史の病弊を踏襲すると思います。

上で羅列したこのような方向性が、真のお父様が神様の夢を成し遂げる為に投入された文化や摂理的内容とは明白に「異なる」ということを感じ、その結論が私たち夫婦の決心を固めさせました。

皆さんもご存知でしょうが、顯進様に対し支持することは現教権に対する挑戦として受け取られタブー視されてきた行為です。愛する食口たちと弟(妹)たちの前に私は適当な覚悟を持って決心を表明するのではありません。摂理歴史を率いてこられた神様と、絶対的孝の姿を自ら見せて下さった真のお父様、誤解と逼迫を冒してでも天を慰め真の家庭を守り真のお父様の遺業を実体的に成していく為に歩んでこられた顯進様の事情をちゃんと知るようになった時、私の良心の声を正しく聞くことができました。そして、専ら顯進様だけが真のお母様を本然の位置に再び連れてくることができ、歪んでいきつつある教会を正すことができるとも確信します。

過去1ヶ月間、公職者の立場で私が夜昼なしに祈祷してきた内容は「食口たちと弟(妹)たちの前に如何なる行動が責任感ある姿か」という苦悩です。現二世公職者家庭が教会を批判し顯進様を支持した時、食口たちが感じる混乱を考え、静かに公職の座を下りるべきかとも思いました。しかし反対にそれこそ責任感のない行動だという結論を下しました。

慎重に言及しますが、ここ安山(アンサン)はセウォル号に対する痛みがある所です。教会で展開される幾多の問題を座視し、弟(妹)たちを捨ておいて一人で静かに去ることは、セウォル号が海に沈む時に「心配せずに現在の位置を守れ」と言った案内放送や、乗客たちの脱出に力を尽くさず自分たちだけ降りてしまった船長と船員たちの立場と似ているかも知れないと思いました。訳が分からずに座っている乗客たちを頭ごなしに押さえつけ胸ぐらを掴んででも現在直面した困難を切り抜けていこうとする切実な意思を実感します。

私は公職者として私の良心をかけて私たち共同体が誤った方向に流れていくことを正す為の努力をする所存であり、顯進様が追い求められる方向を支持し、多くの食口たちに知らせる為に最善を尽くそうと思います。

この声明発表以後、自分の切実な希望とは異なり、もはや教会の全ての食口たちが私を歓迎せず、話を聞こうとしないかも知れません。しかし私たちの家庭のこの小さな叫びによって、神様を中心として「食口」という名前で括られたこの共同体がどうか少しでもより真剣に悩み求めるようになることを願います。食口の皆さん、本当にこのままで良いのですか。共に全てを正しく立てる為に、この時代の祝福家庭として摂理の主人になって努力して下さることを強く要請致します。

今のこの短いメッセージによって「真実」という内容に至ることは難しいと思います。これからがスタートです。全ての食口たちが現在の状況を実感することができるように私どもの家庭が先頭立ち、共に真実を追い求めるように全力投球する所存です。格式張らない後輩家庭として、兄として、今まで共にしてきた姿そのままでアプローチします。どうか偏見なしに眺めて下さり、真心を理解して下さるようお願い致します。

家庭連合と祝福家庭が直面した困難を克服し、神様と摂理の前に正午定着の立場になることを「食口の構成員」として懇切に望み祈りながら、

2018年5月31日 林孝原 イムヒョウォン/加藤思帆家庭 拝